あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

インドネシア ジャワ島とバリ島を巡る6日間の旅③

2014-02-01 16:11:57 | 東南アジア旅行
 2014年1月23日(木) 曇一時雨

 == バリ島 デンパサールからキンタマーニ高原へ ==

 昨夜は就床が遅かったが7時に起床し、7時30分過ぎにホテルのレストランへ。ここ
も前日のホテルと同様にバイキング朝食だが、料理、飲み物、果物などみな豊富だった。


 8時30分にツアー専用のバスでホテルを出発する。バリの現地ガイドは男性。昨年竹
中工務店などにより完成したという高速道路で空港の周辺を抜けると、右手には海の展望
が広がり、日本の援助で植林されたというガジュマルの林も続く。

 9時15分頃、今日最初の観光地であるバロンダンスを鑑賞をする野外劇場に着いた。


 間もなく、舞台右手のわら屋根下の席から、ガメランというバリ独特の楽器を初めとす
る現地音楽の演奏が始まる。



 しばらく演奏が続いた後、バロンダンスが始まった。


 バロンダンスは、善の象徴である聖獣バロンと、悪の象徴である魔女ランダとの終わり
なき戦いを描いたバリの民族舞踊。





 踊りは7段階に分かれていて、王子や死に神、召使い、首相と王子、王子の母親、ジヴァ
の神、死に神の弟子など種々な人物が登場して踊りながら物語を演じるという。





 踊りの中に語りの掛け合いもあるが、サンスクリット語で語るので、現地ガイドにも語
る内容は分からないようだ。



 様々な登場人物が次々に登場し、変化の多い踊りや衣装に目をひかれる。踊りはほぼ1
時間に及んだ。


 10時30分にバロンダンス会場を出て、15分ほどで空港やホテルの南側にあたる、
バドゥン半島東部のチュルク(Celuk)村にある、銀細工の工房に着いた。


 バリ島では銀は産出されないが、チュルク村には「パンデ」と呼ぶ銀の鍛治師が多いの
だという。そう大きくはない工房では、手作業で銀の指輪など小さい製品を作っていた。
    

    

 工房を見た後、隣接する売店に回って買い物タイム。店内には、大小様々な銀製品が並
んでいた。




    

        
 全く買う気のない私は、もっぱら見て歩くだけ。庭の方が見どころがありそうなので、
庭に回って花や草木などを眺めた。




 11時20分にチュルク村の店を出て、北へ約50㎞余り、標高約1,200mのキン
タマーニ(Kintomani)高原に向かう。

 バリ島は住民の95%がヒンドゥー教徒で、自分で家を持つ人は邸内に内寺(うちでら)
を造らなければならないとのこと。


 沿道の家々には、どこもりっぱな内寺が設けられていて、人々の信仰の深いことが感じ
られる。


 あまり斜度は感じなかったが、田園地帯や緑豊富の木々などの間を少しずつ上がって、
12時30分にキンタマーニ高原の好展望地にある「Lake Side」と呼ぶビュッフェに着き、
昼食前に展望を楽しむ。


 レストランからは、山頂を雲に隠された活火山バトゥール山(1,717)↑や、緑に
囲まれたバトゥール湖↓が望まれる。







 眼下には、湖畔に立ち並ぶ住宅や、近年の噴火の名残という大量の溶岩なども見られた。




 (続く)




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コメント (2)
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