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あるきメデス

あちこちを歩いて、見たこと、聞いたこと、知ったこと、感じたことなどを…

「水野律子 旅のスケッチ展」と「大宮花の丘農林公苑」へ(埼玉)

2018-01-31 22:30:54 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2018年1月31日(水)

 気温は10℃に届かぬながら穏やかな日和となったので、正午過ぎに家を出てさいたま
市西区郊外で開催中のスケッチ展の観覧に出かけました。

 JR川越線の日進駅に14時過ぎに着き、北西方向に向かいます。


 国道17号の新大宮バイパスを長い歩道橋で越えて鴨川の橋を渡り、内野本郷にある会
場に着きました。


     
 会場は「クラフト&ギャラリー風画(ふうが)」、ここで毎年いまごろ開催しているの
が、カントリーウオークのメンバーでもある水野律子さんの旅のスケッチ展です。
    

 会場では、水野さんが首都圏を中心に東北から中国地方までで旅をして描かれた作品が
30点余り展示されていました。






    

        

            

       

         

    

 展示場に接する喫茶コーナーは、幾つかのグループで賑わっていました。


 その周辺には、風画のオーナーが作った作品が並んでいます。


 観覧を終えたのは15時頃だったので、すぐ北側にある大宮花の丘農林公苑にも立ち寄
ってみることにしました。

 まずは南側の建物「緑のふるさとセンター」を抜けて北側に回ると、植木鉢で作った人
形が。


 その先は和風園地と呼ぶ一角で、樹木が多いので日照が少ないのか、22日(月)に降
った雪がまだたくさん残っています。





 パンジーの植え込みも、日の差しこむところをのぞいて雪に覆われていました。
    

        

 その周辺にも幾つかの植木鉢の人形が配置されています。
    





 横断する道路を越えて花の食品館と呼ぶ農産物直売所の横から北側に長く延びる公園を
進み、花の丘と呼ぶ高台に上がって東側の池を見下ろすと、南端は凍っていました。




    

 花の丘からの周辺の眺め。






 花の丘を下って東側から折り返すことに。右手の建物が花の食品館。


 誰が作ったのか雪だるまも残っています。


 芝生に描かれた残雪の模様。





 幾分雲も増えてきたので帰路につくことにしてほぼ往路を戻り、16時近くに日進駅に
着き、16時01分発川越行き下り電車に乗りました。 




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百田稔作品展を見て市川真間の寺社を巡る(千葉)

2017-12-29 22:52:08 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2017年12月3日(日)

 毎年ご案内をいただいている、市川市在住の「放浪のお絵描きおじさん」こと百田稔
(ももだみのる)さんから、今年も作品展の案内が届いたので、観覧に出かけました。
    

 京成本線の市川真間(いちかわまま)駅に下車、11時47分に会場に向かいます。

 
     駅近くの市川市のマンホールデザイン
    

        途中の民家の玄関先に、早くも咲き出したアセビが。
        

 会場は、東に歩いて10分足らず、県道264号沿いにある国府台(こうのだい)女子
学院正門と道路を挟んで相対する「相田みつをギャラリー サロン・ド・グランパ」です。

 ウィンドウに飾られた案内など


       



 ちなみに、百田稔さんは40年間勤めた会社を退社後、子どもの頃からの夢だった「冒
険」と「お絵描き」をジョイントさせた「ひとりでお絵描き歩き旅」に挑戦され、平成16
(2004)年の旧東海道から平成26(2014)年の千葉県一周までの11年間で、
歩いた日数は延べ335日、総延長距離8,523㎞に及びました。

 昨年の平成27(2016)年夏には、自動車による北海道一周の一人旅に挑戦され、
延べ37日間で4,385㎞を回り、歩き旅同様に毎日お絵描きをされています。

 今回の作品展は、地元千葉や東京都内、横浜などを歩いて描かれた「近郊・日帰りお絵
描き散歩編」でした。




 中ほどまで見ていたら、この催しのことをお知らせしたカントリーウオークの仲間、I
さんも来られたので、会場におられた百田さんに紹介し、一緒に写真を撮らせてもらいま
した。


 会場では、百田さんが昨年回った北海道一周のブログをまとめた「北海道ひとりでお絵
描きブログ族」を販売していたので、私もIさんも購入して百田さんにサインしていただ
きました。
       
 
 百田さんの作品点を観覧後、同じ「サロン・ド・グランパ」内にある相田みつをさんの
作品や図書なども見て、会場を出ました。

 今日は、気温は低めながら快晴で風もないので、以前も回った近くの寺社などを一巡す
ることにしました。

 すぐ北側の五差路を北西に延びる「文学の散歩道」に入ると、ヤツデの花が。
         

    

 文学の散歩道沿いには、ソメイヨシノの並木が続いています。


 そばの民家のモミジ


 300m余りで真間川の右岸に突き当たり、流れ沿いを西進しました。



 2つ目の橋を渡った北側には稲荷神社があり、静かなたたずまいの池も残っています。
     

 北側に接するのが手児奈(てこな)霊神堂です。


     
 お堂の前には、歌手のさだまさしさんが奉納したカツラの木が立っています。
       

 そばの民家のハゼがよい彩りに。  


 北側の台地にある弘法寺(ぐほうじ)に向かい、急階段を上がりました。
    
 弘法寺は、奈良時代に行基菩薩が真間の手児奈の霊を供養するために建立した求法寺が
はじまりで、その後平安時代に弘法大師が七堂を構えて弘法寺とし、さらにその後天台宗
に改宗したとされるよう。

 江戸時代にはモミジの名所として知られ、いろいろな書に弘法寺の紅葉狩りのことが記
されているようです。


 山門のそばには、江戸時代の弘法寺の絵図が。


 山門を入った正面に立つお堂、最近の再建のよう。


 境内の中心辺りには、シダレザクラの古木が葉を落として立っていました。


      山門横のモミジ
     

         近くの小さなお堂に祭られた濃縁(のうえん?)観世音菩薩。
        

 境内東南側斜面上からは、市川市の中心街が望まれます。




 山門の西側に回ると、何本ものモミジが見頃でした。












 境内西側にある太刀大黒天神堂


           その右手には、里見龍神を祭るお堂も。
          

 ここには近寄れず、何の建物かは分かりません。


 境内の西側には前方後円墳の弘法寺古墳がありますが、一部は崩壊しているよう。


 古墳のそばから弘法寺を後にして、市川真間駅の次、江戸川左岸に近い国府台駅に向か
います。真間川右岸沿いに、広い敷地の民家の立派な門が目につきました。


 
 京成本線の千葉県東端の駅、国府台駅に13時42分に着き、上り電車で帰途につきま
した。




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銀座で写真展を観て渋谷で地図の講演会へ(東京)

2017-09-10 18:13:27 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2017年9月9日(土)

 7月後半からズーッと、市外へのウオーキングもほかの催しなどにも参加する気が無く、
暑さの治まるのを待っていましたが、ようやく残暑も弱まってきたので今日は、久しぶり
に2つの催しのために都内に出かけました。

 東京メトロ丸ノ内線の銀座駅で下車し、催しに行く前に銀座5丁目にある長野県のアン
テナショップ「銀座NAGANO」に行き、この秋行く予定の2か所のパンフレットを入
手しました。



 そばの銀座4丁目交差点を北へ、銀座通りを進んでトンガリ屋根の京橋交番前へ。
     

        
 交番の手前には、京橋の古い親柱が保存され、その説明板が立っています。

 通りの反対側、警察博物館際にはもうひとつの柱が残されています。


 さて、最初の目的地の写真展会場は、交番の手前の通りを入ったすぐのビル4階でした。


 この写真展の「フォト倶楽部G」には、最後の職場の頃に知り合ったIさんがメンバ
ーになっておられ、毎年写真展の案内をいただいているのでいつも観賞に出かけますが、
今年の会場は初めてでした。

 写真展の監修者は、風景写真家として知られる花畑日尚氏、主宰は儀同正勝氏で、I
さんなどメンバー13人が大判や中判銀塩写真で撮った、山岳写真など迫力ある写真が
26点出展されていました。

 案内状に掲載の写真から2点を


          


 実物の写真は、きめ細かな色調ややわらかな彩りなどが間近に鑑賞でき、冬の北アル
プスややわらかな新緑の彩り、夕方や朝の海や山の情景、満開の大きな桜など、小さな
デジカメでの写真では表現できない迫力ある作品ばかりでした。

 さらに西進して八重洲のふるさと情報センターに行き、都道府県別のコーナーで近く
ウオーキングに出かける予定の市のパンフレットなどを入手後、八重洲地下街で昼食を
して、JR中央線と山手線で渋谷駅に回りました。

     
 渋谷駅西口から道元坂↑を上がってさらに進み、大坂を下って↓目黒区青葉台4丁目に
ある次の目的地の日本地図センターに入ります。
        

 ここでは14時から15時30分まで、第4回地理文化講演会「川と地図」が開催さ
れました。 
     

 1階の会場には、およそ48席が用意されていてほぼ満席でしたが、参加者のほとんど
が男性で、女性の参加者は5人くらいでした。地図愛好者は圧倒的に男性のようです。


 会場正面には、大きな高尾山からのパノラマ図が掲示されています。

 上の写真の右端が下の写真の左端につながるよう。


 講演会の最初は、日本地図センターのの野々村邦夫理事長から講師紹介を兼ねて30分
の話がスライドを使って。
    

 このあとの講演の講師、高橋浩先生の略歴


 高橋先生の著書の一部紹介


 おもな編著書の紹介も


 編著書のひとつ「川の百科事典」には、国内に「天の川」という名の川が2つあること
が記されているようです。


 旧版地形図の紹介では、その地形図が造られたときのその地域の様子がわかり、現在の
地図との比較できる貴重な資料であることが理解されます。
 

 講師の高橋浩先生からは「川と地図」というテーマで、日本と諸外国の河川流域面積と
その順位、日本と大陸の河川の縦断面曲線、沖積平野に位置する日本の大都市の地盤高と
河川洪水位(ロンドンとの対比)、東京都及び神奈川県の河川地図、東アジアの河川、南
アメリカの河川、利根川決壊による洪水進路図といった資料を基に講演されました。
    
 講演では、日本の急峻な河川の特殊性や、東アジアの主要河川のほとんどが中国西部の
山地から流れ出ていること、ちょうど70年前の東大入学の年のカスリーン台風による利
根川決壊当時のこと、東大で学んだ教授や、ご自身が東大教授時代に関わりのあったほか
の教授のことなど、様々な裏話がたっぷりでユーモアあふれるお話の1時間でした。

 なお、参加者には、高橋浩先生の著書「川と国土の危機 水害と社会」(岩波新書)が配
布されました。
          

 ちなみに、私は日本地図センターから発行されている月刊誌「地図中心」の定期購読者
で、今日の講演も購読者の一部が参加している「地図倶楽部」のメンバーが主な対象です
が、今月発行の「地図中心」9月号は、70年前の9月中旬に首都圏に大災害をもたらし
た「カスリーン台風70年」の特集号です。

 講演会終業後、地図センター内の売店で地形図を求め、渋谷駅まで歩いて戻り、東京メ
トロ副都心線経由の西武池袋線直通電車で帰りました。




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新宿御苑で風景画展を鑑賞後、バラ花壇など苑内をめぐる(東京)

2017-05-26 11:08:39 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2017年5月16日(火)

 カントリーウオークの仲間Tさんの所属されている、「どんぐりの会」の第21回風景
画展の案内をいただいたので、会期6日間の初日に観賞に出かけた。

 会場は、新宿御苑新宿門の横にある「新宿御苑インフォメーションセンター」のアート
ギャラリー。これまでも何度かこのグループの画展の観賞に来ているおなじみの場所だ。
     

 Tさんなど会員11人が、日本の自然風景を描いた作品を各々2~4点位出展していた
ようだが、今回は出展作品の一覧はもらえなかったので全部で何点かは分からなかった。


    

 全体的には、皆さん明るい色調の作品が多いように感じられ、見慣れた風景も多かった。


 アートギャラリーの横は、新宿御苑の動植物などを紹介するコーナーになっていて、こ
の窓際は「木の実いろいろ」で、どんぐりの会ゆかりのドングリもある。


 風景画展を見終えた後は、例年通り新宿御苑内も観覧することにして、そばの新宿門か
ら入って苑路を東に向かう(入苑料200円)。




 東側の苑路を400mくらい進むと、国の重要文化財である旧洋館御休所がある。

 天皇や皇族が御苑内の温室で植物を観賞する際の休憩所として明治29年(1896)
に創建されたもので、明治大正期の皇室関係の庭園休息所としては唯一の遺構のよう。 

 南側一帯は広い芝生庭園の広がるイギリス風景式庭園で、御休所近くにはユリノキの巨
木が目に付く。
     
 明治9年(1876)頃に日本で最初に植えられたもので、苑内で最も高い木のよう。
樹高約35m、幹周囲約3.9m、樹齢約100年以上という。 
 
 イギリス風景式庭園の中央辺りにも、伸び伸びと枝を伸ばした広葉樹が見える。


 旧洋館御休所の東側には大温室があるので、観覧することにして入館した。

 平成24年(2012)に全面的に建て替え、絶滅危惧種の保存、展示も行う環境配慮
型の温室に生まれ変わったようで、現在は熱帯植物を中心に約2,700種を栽培するほか、
絶滅の恐れのある植物保護育成にも力を入れているようだ。


 出入口のそばには、いろいろなランが咲いていた。


 この後は、一巡して目に付いた植物を少しだけ紹介する。こちらはミッキーマウスノキ
(オクナ科)。
    

        サンゴノボタン(ノボタン科)
       

         大きな実の付いたディオーン・スピヌロスム
        

 固いトゲが痛そうなギンシャチと呼ぶサボテン


        メディニラ・マグニフィカ(ノボタン科)
       

 まだまだたくさんあったが、紹介はこれくらいで大温室を後にする。

 気温が上がって来たので、ソメイヨシノの日陰は良い休憩場所のよう。


 南東に回って、大木戸(おおきど)休憩所から玉藻池(たまもいけ)を眺める。




 玉藻池の横を南に進み、フランス式庭園のかなりのエリアを占めるプラタナス並木の横
を通過した。


 フランス式庭園の中央部、両側のプラタナス並木に挟まれたところがバラ花壇で、ちょ
うど花が見頃になっていたので、ゆっくりと一巡して観賞することにした。


    
 しばらくは、多彩な彩りのバラと花壇のあちこちを紹介する。
  

        





      



    

        

     
 それぞれのバラには花の名が記されているが、とてもメモしきれない。ちなみにインフ
ォメーションセンターの壁面には、全部の花の写真とどこにあるのかの配置図がある。








        



    



          



    




 バラ園をほぼ一巡したので、この辺りから南側に向かう。

 豊富な新緑の木々の下を抜けて、幾つか東西に連なる池の東端にある「下の池」に回る。


 下の池の南側から折り返すように西へ、


      下の池の南側一帯は「もみじ山」とよばれている。
     
 
 次の「中の池」の南側からの眺め。


 中の池の南側は、半月前くらいは見頃だったと思われるツツジ山。きょうは幼稚園の遠
足のようで、園児がツツジの株の間を駆け巡っていた。


 中の池は苑内で一番大きな池。




 中の池の西側は旧御涼亭で、北側の小さい池の周辺が一望できる。




 池の西北に回ってふり返る旧御涼亭。この辺りから西側一帯は日本庭園である。

 この建物は、昭和天皇ご成婚記念に昭和2年(1927)に台湾在住邦人の有志から贈
られたもの。清朝中期以降の台湾で用いられた建築様式の特長が現れているようで、わが
国では大倉集古館(港区虎ノ門)と並ぶ本格的中国風建物だという。 

 さらに西進すると、次の小さい池のほとりにキショウブが咲き出していた。


       池の北側、アカマツの下には自然石を組み合わせた石灯ろうが。
      

 日本庭園の西側の核ともいえる「上の池」。池の南側からの眺め。







 池の中央部を南北に貫く橋を北に回って日本庭園を抜け、西休憩所前を通過して新宿門
に戻り、13時30分頃退出した。


 再びインフォメーションセンターに入り、食堂でしし肉カレーの昼食をして、西武新宿
駅に向かった。  
  



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新緑の大宮公園と周辺の展覧会へ(埼玉)

2017-04-19 21:05:49 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2017年4月19日(水)

 今日は、カントリーウオークの仲間、Tさんなどのグループの水彩画展の観覧を主目的
に、JR埼京線で大宮駅まで行き、正午に駅の東口を出た。


 賑やかな駅前から一宮通りを抜けて、武藏一の宮・氷川神社の長い鳥居の中ほど、二の
鳥居に入る。
     

 参道にはケヤキが多く、新緑がみずみずしい。


 三の鳥居近くまで進んで、参道の右手にあるさいたま市の「氷川の杜(もり)文化館」
に入る。


 建物までの間は、よく育ったモウソウチクの林になっていて、ところどころにタケノコ
が顔を出していた。
     

          建物近くでは、アセビが花を見せている。
         

 ここが、Tさんたち「大宮スケッチ会 第10回 作品展」の会場である。


 会場では、会員19人が2点ずつ、合わせて38点の水彩画が展示されていた。


 この会は、埼玉県内外の風景スケッチを楽しむ会で、県内を主に東京や周辺の県などで
描いた作品がほとんど。


 観覧後は、以前来たときと同様に氷川神社と大宮公園を回ってみることにして、三の鳥
居から境内に入る。

 右手に、埼玉県内に25あるという造り酒屋から奉納された各々の銘柄の菰樽(こもた
る)が並んでいた。

 「明治天皇御親祭150年祭」を祝って、埼玉県酒造組合の組合員である蔵元が奉納し
たようだ。

     
 その先の池の周囲も新緑に覆われている。朱塗りの橋を渡り氷川神社の仁王門をくぐる。


 拝殿に参拝して、これからも元気に過ごしてあちこちに出かけられるよう祈願した。


 東側の門から神社を出て、背後の県立大宮公園に回る。(財)日本さくらの会の「さく
ら名所100選」に選定されている公園内のソメイヨシノは、葉桜になっている。


      でも、北側のボート池近くのヤエザクラが咲き出していた。
     

 まだボートの浮かんでいないボート池の西側を回って西北端まで行く。


    

 赤松林の斜面を上がり、県立「歴史と民俗の博物館」に入り、企画展「縄文の暮らしと
願い空間」を観覧する(入館料400円、撮影禁止)。
      

 こちらは正面ロビー周辺。


 この企画展では、縄文時代後期・晩期の「建物」「水辺」「墓地」など様々な生活空間
に視点を合わせ、現代よりもはるかに自然に密接し、適応しながら祈りと祭りに心を砕い
た当時の暮らしの具体像を紹介するという目的で、県内各地の遺跡から出土した土器や土
偶、鉢や櫛など多くの実物や、遺跡の状況などが紹介されていた。

 企画展示を見た後、一般展示室も一巡する。展示室の一部は撮影可能で、こちらは企画
展に関わり多い縄文時代関係の展示。


 観覧後、博物館のミュージアムショップ併設の食堂で遅い昼食をして、14時過ぎに館
を出た。

 往路とは反対のボート池の東側の林間を戻る。こちらにも新緑の木々が多く、よく育っ
た木々がやわらかな彩りを見せている。 これは花咲くクヌギ


       クスノキ
      
 モミジ


 午後になって風が強まり、ボート池はかなり波立ってきた。


 氷川神社に近い日本庭園まで戻ると、日影にシャガがたくさん咲いている。


    

 ツツジもよい彩りに。






 帰りは氷川神社参道の朱塗りの橋の、東側を戻る。


         

 二の鳥居近くまで戻り、氷川の杜文化館を出たときにやはり観覧に来たカントリーウオ
ーク仲間のKさんから勧められた、さいたま市立博物館での企画展「さいたまの酒造り」
も観覧することにして博物館に入る(入館無料、撮影禁止)。
     

           

 企画展では、「1 酒のつくりかた 2 酒造りの歴史 3 さいたまで酒を作る・売る
 4 人々と酒 5 埼玉県の酒造りの今」という構成になっていて、酒造りに関する道具
や文書などの資料、さいたま市内の酒造りの紹介などについて展示されていた。

 常設展示室も一巡して館を後にする。一宮通りを経て、大宮駅に戻ったのは15時40
分だった(往復 5㎞)。





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水彩画展を見て与野公園などを巡る(埼玉・さいたま市)

2016-11-09 21:37:40 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2016年11月9日(水)

 東京に「木枯らし1号」が吹いたと発表され、真冬並みの冷たい風が厳しかった今日は、
カントリーウオークの仲間Tさんが、さいたま市中央区で週末の12日(土)まで開催中
の水彩画展の観賞に出かけました。


 正午過ぎにJR埼京線の南与野駅↑で下車して、近くにある会場の「ギャラリー カフェ
ラルゴ」に入ります。




 店の前にはこんな彫刻が。



 ゆったりしていて明るい会場では、Tさんがこの3年間に描いたという風景を中心にし
た水彩画が30点以上展示されていました。
    

        

 案内のはがきに描かれたこの作品は、県内に残る昔ながらの民家のたたずまいを残す代
表的ともいえるような景観で、私たちのカントリーウオークでもこのようなところを探し
求めながら歩いています。
    





 観覧を終えて会場を出て、風は冷たいながら快晴なので少し周辺を歩くことにして北に
向かいました。


 住宅地の中にサツマイモ畑が残り、収穫中の人は昼食に戻っていたようですが、掘った
さつまいもも見られました。



 鈴谷四丁目の妙行寺に入りました。堂々たる本堂で、右手の庫裡(くり)も大きな建物。




 そばに、国の天然記念物に指定されている「与野の大カヤ」と呼ぶカヤの古木が立って
います。

 樹高21m、根回り周囲13.5mあり、樹齢は1,000年を越えると推定のもの。

 さらに北へ、鈴谷八丁目には与野七福神の鈴谷大堂が。


         本堂に祭られたご本尊。
        

 同じ鈴谷八丁目にある天神社へ。大きな常緑広葉樹やケヤキなどに囲まれています。





 背後のたつみ通りを西へ、与野西中の北側には、すぐ先にある「彩の国(さいのくに)
さいたま芸術劇場」で1998年から2015年にかけて上演された、「彩の国シェイ
クスピアシリーズ」の出演者の手形とサインのパネルがたくさん並んでいます。その一
部を。
  

     

        

 パネルの下に咲く花


 そばの交差点の西南一帯が彩の国さいたま芸術劇場です。


 何度かそばを通過していますが、今日は初めて中に入ってみました。半地下のようなと
ころの広場に、現在開催中の「さいたまトリエンナーレ2016」の作品のひとつ「息を
する花」と題する作品が展示されていました。

 上から下へと、花びらが開くように動くのです。

 韓国のチェ・ジョンファという作家の作品で、花はハスのようです。

   
 近くの廊下の壁面には↑このような作品が何点か展示され、廊下の上部にも作品が。
       

 北側の道路からみた芸術劇場。


 撮った場所のそばにあった安楽亭に入り、遅くなった昼食に味わい牛丼と卵スープを注
文しました。
    


 北側の北峰四丁目をさらに北へ、並ぶ民家にたくさん実るのは夏みかんとユズのよう。
     

 次の本町西一丁目を抜けた突き当たりの与野公園に入ります。西側の広葉樹の彩り。
     

 公園の西端部はバラ園ですが、もう秋バラの盛りは過ぎていて、わずかな花が陽が陰っ
た一帯で、冷たい北風に激しくゆれ動いていました。      
    

        

      公園の北側には黄葉した木が。
     

 道路を挟んで公園の北側には、与野七福神の弁財天を祭る御嶽社がありました。
       

      少しの斜面を上がった上に祭られた御嶽社の小さい社殿。
     


 与野公園戻り、弁天池の北から南に回ります。南側には噴水が。


 弁天池の東側は、やはり与野七福神のひとつ、寿老神を祭る天神社。


 公園の西南端の入口を出て、東に少しで喜多山という煎餅(せんべい)店があります。



 以前来た時と同じで、今日も9のつく日なので久助せんべいの割引販売日、せんべい好
きな私はまた入り、一袋購入しました。
    

 東側の通りの角にある居酒屋の壁面。


 その北側は、与野公園際まで広がる広い境内の円乗院ですが、境内での撮影は禁止の表
示なので、門前で撮るだけで入るのは遠慮しました。


 円乗院の前の通りを東進して15時57分にJR埼京線の次の駅、与野本町に入り、帰
路につきました。


 さいたま市の最高気温は13時で13.2℃だったようですが、北風が冷たくて10℃
以下に感じられた寒い半日でした。 





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風景画展を観賞して新宿御苑を巡る(東京)

2016-10-26 22:45:58 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2016年10月26日(水)

 快晴になったのですが東京の気温は25℃を超えて、少し暑いくらいの陽気となった今
日は、東京・新宿御苑に出かけました。


 最初は、新宿御苑インフォメーションセンター1階のアートギャラリーで開催中の「第
20回『どんぐりの会』風景画展」の観賞です。
        
 このグループの中にカントリーウオークの仲間のTさんがおられ、毎年この会場で風景
画展を開催していて、今年も案内を頂いたので出かけたのでした。


 どんぐりの会は、「日本の美しい自然を楽しみながら描くことと、自然景観の保全に努
めることを目的として活動している」とのことで、会員12人が4点ずつ、あわせて48
点の作品が出展されていました。



 スケッチした場所は、新宿御苑を初め東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木など関東地方の
ほか、福島、山梨、長野、新潟、さらには北海道に出かけて描いた、私もよく知っている
観光地などがほとんどで、美しい風景画の数々を楽しみました。



 この風景画展は、週末の10月30日(日)まで開催中です(無料)。

 会場のそばのロビーでは、新宿御苑で採れるドングリがたくさん展示されています。


         

 観賞後は、例年同様に新宿御苑を回ってみることにして、そばの新宿門から入園します
(大人200円)。


 新宿御苑の広さは58.3㏊(約18万坪)、周囲3.5㎞になるようです。
 
 地図の左上が新宿門、そこから園路を右(東)に進んで下(南)に回り、3つの池のそ
ばを左(西進)へ、左側の中ほどの日本庭園を経て、新宿門に戻る予定です。

 園路の最初はモミジなどに覆われていますが、まだ緑のまま。


 イギリス風景式庭園付近から、いつも西に目に付くNTTDoCoMo代々木ビル。
   

     ジュウガツザクラが咲いていました。
    

        

 近くにももう1本


    

 イギリス風景式庭園の木の下では、幼稚園の園児が遠足に来て昼食中のよう。


 ユリノキの高木、明治9年(1876)頃に日本で最初に植えられたものとか。
     

 近くの丸花壇に花開くサルビア レウンカンサ


 その横では、たくさんのツワブキが見頃に。


        

 北側にはガラス張りの大温室がありますが、今日は通過します。


 北西端の大木戸門の南側にある大木戸休憩所に回り、見下ろす玉藻池。


 休憩所のそばには、低く枝を伸ばしたマツが。



 池のそばに下りて橋を渡り、流れに泳ぐカルガモなどを眺めながら南進しました。


 玉藻池の南側から眺める大木戸休憩所周辺。


     池のそばのモミジの色づきは、もう少し先になりそう。
    

 池の南側は、うっそうとした常緑広葉樹の森です。


 森を出て、フランス式整形庭園のプラタナス並木のそばへ。木の下のベンチで憩うのは
なぜか女性が多いよう。


 その西側は、園内で一番広いイギリス風景式庭園の東端になり、公園の西側に並ぶ新宿
副都心のビル街などが一望できます。



 南北にあるプラタナス並木の間はバラ花壇で、ちょうど秋バラが見頃になっていました。
    

        

    


 秋バラは、11月下旬まで楽しめるようです。
    



    



    



 今日は日差しが暑いくらいなので、どこも木陰が人気のよう。


 色づき始めたソメイヨシノの葉


 南側の下の池に下り、池の南に回って折り返して西に向かいます。


 こちらにもカルガモが


 下の池の西側は、中の池


 中の池の南側は、春はツツジの花で彩られるツツジ山ですが、いまはひっそり。


 中の池の北側に見えるのはレストハウス。


 中の池の西側から、北に回って日本庭園へ。


 日本庭園の茶室・翔天亭の背後から新宿門に向かいます。こちらの緑陰にも大勢の人が
休憩しています。


 そういえば今日は休日ではないのにこの人出、さすが新宿御苑です。



 13時過ぎに新宿門を出て右手のインフォメーションセンターに戻り、食堂で昼食とし
ました。




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風景スケッチの会の作品展と県立歴史と民俗の博物館へ(埼玉)

2016-10-13 18:17:59 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2016年10月12日(水)

 首都圏に青空の見えた今日は、カントリーウオークの仲間Tさんが会長をされていると
いう、「大宮スケッチ会」の作品展の観賞に出かけました。

 11時30分過ぎにJR大宮駅に着き、東口から会場に向かいます。

 南から北へ約2㎞にわたって直線で延びている氷川神社参道の途中、二の鳥居から参道
に入りました。


 両側には、ケヤキを主にした古木が続いています。


 三の鳥居に近い沿道の右手にある、さいたま市の「氷川の杜(もり)文化館」がスケッ
チ展の会場。
     
 モウソウチクの間を進んで北向きの建物に入りました。


       

 「大宮スケッチの会」は、埼玉県内外の風景スケッチを楽しむ会で、毎年この会場で作
品展を開催していて、今回は21人の会員が40点の作品を出展していました。


   

      

         

 カントリーウオークで歩いことのある県内の風景や、東京都内、関東近県など、みな見
覚えのある風景を描いた作品でした。

 会場を出て、いつものように武藏一の宮の氷川神社に参拝しようと三の鳥居から境内へ。


 左手の建物の前に、1年前に建てたらしい「戦艦武蔵の碑」がありました。

 戦艦武蔵は、日本海軍が建造した最後の戦艦。昭和17年(1942)8月に広島県呉
(くれ)で行われた竣工式には氷川神社から神職が出向して式が執り行われたとのこと。

 2年後の昭和19年10月にフィリピン沖を目指して出航したのですが、米海軍の航空
攻撃により乗員1,039名が戦死し、生存者1,329名もマニラ防衛戦などに投入され、
祖国の土を踏めたのは430余名といわれているとか。

 戦艦武蔵を顕彰して、ゆかりのこの地に碑を建立したようです。


 神池の橋を渡って正面の楼門を入ります。


 すぐ先の舞殿前には、早めの七五三詣での家族連れが。


 拝殿に参拝して、東側の門から出ました。


 たくさんのおみくじと願いごとを記した絵馬が。


    

 春の花見で賑わう大宮公園の桜並木の下を回って、北側のボート池の南側に行くと、バ
ラが咲き残っていました。



 南側から見るボート池の東側↑と西側↓。


 池の東側沿いに遊歩道を進み、赤松林を上がって県立歴史と民俗の博物館に入ります。

 ここには何度も来ているのですが、今日は「徳川家康展」の観覧が目的。ところが会期
は週末の15日(土)からでした。入手していたリーフレットをよく見ていなかったので、
もう開催中と思っていたのでした。

     でも、せっかく来たのだからと、常設展示をまた観覧することに。
    

 常設展示室の一部は撮影可能なので、そられのコーナーの模様を幾つか。第1室は「旧
石器から弥生時代 -狩りから稲作へ-」




 第2室は「古墳時代 -鉄剣は語る-」


 こちらは、昭和53年(1978)に行田市の埼玉(さきたま)古墳群の中の稲荷山古
墳から発掘された鉄剣に、金象嵌(きんぞうがん)の銘文が刻まれていたことが当時大き
な話題になり、のちに国宝となった金錯銘鉄剣(きんさくめいてっけん)のレプリカ。
        



 第3室「奈良~南北朝時代」から第5室「室町~戦国時代」、第7室と第8室「江戸時
代」は撮影禁止。

 1階の展示場から地階に下りた地階の第6室は「板碑(いたび) -武士の心-」

 なぜ、板碑だけで1室あるのかというと、埼玉県内の板碑は質・量ともに全国一といわ
れていて、県内だけで27,000基あまりも確認されているとか。


 板碑の材料も、荒川上流の長瀞(ながとろ)や槻川(つきがわ)流域の小川町下里(し
もざと)から産出する緑泥片岩(りょくでいへんがん)で、県内のほか東京、群馬、栃木、
千葉、神奈川など旧武蔵国に隣接する地域に分布しており、ほかに、下の写真にもあるよ
うに県内には日本最大と最小の板碑、武藏武士に関する板碑など特徴的な板碑が多いので、
専用コーナーを設けて紹介しているものと思われます。

 日本最古の板碑という正嘉2年(1258)銘の阿弥陀三尊種子板碑(あみださんぞん
しゅじいたひ・本庄市出土)。
       

 私も現地で見たことのある、日本最大の地上高(高さ)5.37mある応安2年
(1369)銘の釈迦一尊種子板碑(長瀞町)のレプリカ。
    
 その下に、総高22㎝で日本最小↑の板碑もあるのですが、撮影禁止なので、そばでの
撮影は出来ません。

 ちなみに板碑(板石塔婆(いたいしとうば))は、鎌倉時代中期から戦国時代末にかけ
て造立された石の塔婆で、日本全国に見ることができますが、特に関東地方に集中してい
るようです。

 最後の第10室は「農業と暮らし」



 後期(光輝)高齢者には懐かしい、農機具や養蚕などの用具が並んでいます。




 ひととおりの観覧を終え、館内の食堂で遅い昼食をして、14時ちょうどに博物館を後
にしました。


 大宮公園内のボート池の東側をもどり、日本庭園を抜けて噴水の上がる白鳥池の横を通
過します。
     


 さらに氷川神社の神池の東側を過ぎ、参道を二の鳥居まで戻ります。


 一の宮通りを抜けてJR大宮駅に戻り、大宮駅発14時48分埼京線上り電車で帰途に
つきました。




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東京・銀座へ2つの展覧会を見に行く

2016-07-17 22:45:37 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2016年7月16日(土)

 晴天にはならなかったものの蒸し暑い1日でしたが、昼過ぎに東京メトロ丸ノ内線の銀
座駅で下り、数寄屋橋公園↓前を通って数寄屋橋交差点に向かいます。


     

 数寄屋橋交差点を渡った東南側にあるソニービルの屋外には、大きな水槽が設けられてい
て、たくさんの熱帯魚が泳ぐ様子が見られます。
    







       

 裏側に回ると、交差点を通る自動車や人々の様子なども眺められます。






 最初の目的地は、このソニービル6階のソニーイメージングギャラリーで開催中の、
『第33回「日本の自然」写真コンテスト受賞作品展』(入場無料)です。


 最優秀賞と優秀賞作品だけなので作品は10数点でしたが、いずれもさすがと思わせる
シャッターチャンスで捉えた見事な作品ばかりでした。

 なお、この作品展は7月21日(木)まで開催中です。

 短時間で観賞してソニービルを出て、銀座4丁目交差点の方に向かうと、隣のビルのウ
ィンドウにはなぜかサボテンが…
    

         

 銀座4丁目交差点まで行かずに右折して並木通りへ。


 銀座7丁目にあるノエビアビル1階が次の会場です。


 ここでは、「今森光彦ペーパーカット展 どうぶつ島たんけん」(入場無料)を開催して
います。
     
 今森光彦さんは、里山をテーマとした作品で知られる写真家で、先ほどのソニービルで
の写真展の審査員の一人でもあり、優秀賞の中には「今森光彦賞」もありました。

 一方、ペーパーカット作家という別の顔もお持ちで、この会場での作品は、熱帯雨林か
らサバンナまで世界中を取材し、昆虫や哺乳動物、は虫類など数え切れに生きものたちと
の出会いを精巧なペーパーカットの作品に仕上げて、その一部を展示しているのです。
                   
 たくさんの作品の中から、ブッシュの中のライオン、アポロジニーの家族と追いかけた
カンガルーなどの作品を「どうぶつ島たんけん」と題して展示していました。

 会場の都合か作品数は20点前後で少な目ですが、こちらは9月2日(金)まで開催し
ています。

 短時間で2つの展覧会の観覧を終えたので、並木通りを戻ります。途中のビルのウィン
ドウの飾りと外の反射がちょっとおもしろく見えたので…。


    
 銀座6丁目で建て替え工事中だった銀座朝日ビルの工事現場の塀には、夏目漱石の作品
「三四郎」の挿絵が数点並んでいます。


      

           

               



 銀座6丁目と5丁目の間のみゆき通りから銀座通りに出たら、今日は土曜日で車道は歩
行者天国になっていました。






 銀座4丁目交差点、おなじみの服部時計店の周辺。


 さらに銀座通りを北へ。


 歩道には花があちこちに植えられていて、どれもきれいでした。
  

     

         

 銀座3丁目辺りには、銀座通りが「日本の道100選」に選定されたことを記したプレートが。
       

 こんな特大のケーキを誰に贈るのかと思ったら、建て替えて新しくなったビルの数階分
を飾りつけたよう。


    その先、右手(東側)歩道には、「銀座発祥の地」碑が立っています。
     

 北端の銀座1丁目まで進むと、向こうに見える東京高速道路の高架の手前の交差点で、
歩行者天国は終わっていました。


 高速道路下を抜けてすぐ、京橋交番際際には古い「京橋」の親柱が保存されています。
       
 
 次の京橋交差点の手前左手(西側)は「東京スクエアガーデン」と呼ぶビルで、ビル
の1階はモンベル 東京京橋店が入っていて、玄関前にはモンベルのキャラクターが出
迎えていました。
       

 このビルは大変緑化に熱心なようで、各階に豊富な樹木や草などが植え込まれていま
した。




 京橋交差点際の大きなアジサイも、まだ咲き残る花がたくさん。


 この先、東京駅八重洲口地下街に入って遅い昼食をして、八重洲口さくら通りの日本橋
プラザビル1階の「ふるさと情報プラザ」で幾つかの都県の観光パンフレットを入手しま
した。

 東京駅丸の内口の地下に回り、東京メトロ丸ノ内線の東京駅から池袋に向かいました。




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風景画展を見て真冬の新宿御苑へ(東京)

2016-01-20 22:21:06 | 写真展・スケッチ展(個人・グループ)観覧
 2016年1月20日(水)

 真冬らしい冷たい風の吹く日でしたが、新宿御苑に出かけました。目的は、カントリー
ウオークグループのメンバーであるTさんから、所属しているスケッチハイキンググルー
プの風景画展の案内をもらっていたからです。


 会場は、新宿御苑新宿門のそば、インフォメーションセンター↑のアートギャラリー。
     

 会場では、Tさんなど会員12名が各々4点から2点、あわせて45点の風景スケッチ
が展示されていました。


 作品のスケッチ場所は関東甲信越の各地で、それぞれの人が必ず1点は新宿御苑の風景
も描いていました。






 この風景画展は1月24日(日)まで開催されています。入場無料ですので近くにお出
かけの方、新宿御苑に行く予定の方など立ち寄られてはいかがでしょうか…。


 観覧後、そばの新宿門から新宿御苑に入園しました(入館料200円)。


 門のすぐ近くのロウバイが見ごろです。


       

 広い園内のあちこちには、一昨日降った雪がうっすらと残っていました。






 園内東南側の中の池南岸付近にも雪が残っています。












 中の池の北側、広々としたイギリス風景式庭園の辺り。


 向こうの枯れ木はプラタナスの並木。


 次の予定があるので、20分足らずで新宿門を出て急ぎ昼食をしました。

 午後は、東京メトロ副都心線の新宿三丁目駅から乗車して渋谷駅まで行き、渋谷東映で
上映中の映画「海難1890」を観賞しました。

 「海難1890」は、昨年、日本とトルコの友好125周年を記念して制作されたもの。

 1890年(明治23年)年9月の台風でに発生したトルコ、エルトゥールル号が遭難
した際の、和歌山県串本町の住民が協力して遭難者救出の模様や、1985年(昭和60
年)のイラン・イラク戦争勃発時に、テヘランに取り残された日本人の救援のため、トル
コ政府が救援の飛行機を飛ばして救出した出来事を描いたものです。

 どちらも緊迫した中での、両国の人たちがとった人道的行為を描いたものですが、迫真
のシーンが続き、感動の2時間余りでした。





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