魯生のパクパク

占いという もう一つの眼

大転換 3

2007年02月14日 | 世相史観

大転換は始まっている
惑星と星座が示す暗示は、現象ではなく、イメージだ。だから必ず一つの事態が起きるとは断言できない。
戦争が起きるという暗示は、実際の戦争のこともあれば、外交的な戦争状態ということもあるし、戦争映画の大ヒットということもある。
だから、映画のようなかわいらしい結果になることを望んでいるが、この先の星の暗示は1999年7の月より、よほど恐ろしい。
当時、やたら1999年のことを問われたが、かなり自信を持って「何も起こりません」と答えていた。しかし、これからと言うと自信がない。イメージが単なるイメージで終わることを祈るのみだ。と言っても、今回の件には解決策もある。

今、最も恐れていることは、2009以後の中国の暴走・混乱。日本の苦難。
星の配置から事態を予測する参考として、現状を見てみると。
今、射手座の木星が180゜で双子座のアメリカは混乱しているが、木星が山羊座に移ると中国が同じ状態になる。ただしこれは一年間だ。
この一年の木星と同じ射手座に1994年頃から冥王星がいた。射手座・天王星の話はしたが、冥王星が射手座にいたここ約15年、アメリカはどうだっただろう。冥王星の影響は長く漠然としており具体的な例をあげては話せない。しかし、世紀末から今日までに、資本主義アメリカのピークが過ぎて行ったとは言えないだろうか。
ある意味で、この世紀末はアメリカの独壇場だった。単独大国となり、コンピューターで覇権を握り、戦争を操作した。そして、やりすぎた。
極まれば転ずる・・・
冥王星がアメリカの出発点、双子座にいたのは19世紀末1880頃から1908頃までで、ちょうどアメリカが海外進出を始める帝国主義時代と一致する(日本は日清・日露戦争により立場を拡大)。それから120年。現在180゜の射手座に至り、動きが逆転を始めている。

では中国はどうか
冥王星が中国のカニ座にいたのは1908頃から1934頃まで。言わずと知れた、清朝滅亡。中華民国成立の時代。現在の中国の出発点であり、これから180゜の山羊座に至ればピークとなり、アメリカのように暴走することになる。
「張り子の虎」が起きあがり、吠え始めた。隣に住む日本も、踏みつぶされないように警戒しなければならないが、力で対抗するのは愚策中の愚策だ。今こそ日本は、苦手とする知恵の外交で生き抜くしか道はない。
中国が「兵法」の国であることを逆手にとることは可能だろう。
敵を知り己を知れば百戦危うからず

この状況下
土星が日本を表す天秤座に来る。
土星が来た人や、国には不幸が起こる。体調不振や身内の不幸が起こり、悲観的で偏狭となり無理なガンバリや野心を持つ。今話題の柳澤厚生労働大臣はまさに土星が通過中だ。良かれと思う言動がことごとく逆風にサラされる。結局、無自覚な能力萎縮が起きているからで、健康も要注意だ。

2009年、日本を表す天秤座に土星が来る。この前は1950年と1980年。
1950年は朝鮮戦争勃発、特需による経済再建と同時に、再軍備の出発となる警察予備隊が生まれた。
1980年は内閣不信任可決と首相の死から、衆参同時選挙で自民党が圧勝。
一見、良さそうに見えるが、
「♪これが苦労の初めでしょうか」となる

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大転換2で挙げた大周期(背景)に土星と木星を加えると
 2007/12 木星→山羊座
   2008/1冥王星→山羊座(運命)約15年(2006から影響下)
 2009/ 1 木星→水瓶座
 2009/10 土星天秤座
 2010/ 1 木星→魚座
   2010/5天王星→牡羊座(炎)約7年(2009から影響下)
 2010/ 6 木星牡羊座
   2011/4海王星→魚座(混沌)約14年(2009から影響下)
 
(2009/10土星が天秤に。2010木星と天王星が牡羊座に入り、日本の土星と180゜になる)。

大転換1