
何かとバタバタ忙しい日々だけど、この調子じゃあっという間に秋は終わってしまう。
危機感を感じ?何とか9月中にと、今年の目標の一つであった淡路島一周サイクリングへでかけてきた。

淡路島は、ちょうど10年前に小学5年生の子どもたち連れて、2日で1周したことがあった。
その時は、アクシデント多発で、旦那は膝をいわしてリタイア、私は子ども2人を連れ、1周回り切ったのだが、あまりのしんどさに私も子供たちもキレまくり、「もう2度と自転車で来るかー!自転車旅はこれで終わりじゃー!」と叫びながらの地獄のアワイチだった。

そんな苦しい思い出のあるアワイチに、まさか1日で1周に挑戦する日が来ようとは、、
ちょうど1年前に始めたロードバイク。
この1年は、近所の山を上りまくって?鍛えてきた。
いまこそ日頃の鍛錬の成果?を発揮する時がやってきたのだ。最近あまり乗れてないんだけど;
岩屋港まで車で自転車を積んでやってきた。
自転車を組み立てて(旦那が)いざ出発!

7時過ぎくらいに出発し、まずは洲本を目指して海岸線沿いを爆走!
前回の記憶によると南あわじに、難所?が集中してるので、
とりあえずは飛ばせるところは飛ばしておかねば。


でもついつい海がきれいなので、止まって写真を撮ってしまう、、
海を見るためにサングラスを外して、石の上に置いたらそのまま忘れてしまった〜
気づいたのは、洲本に着いてからだったので、泣く泣く諦める、、

洲本に到着。

洲本に到着。
洲本に着けば、行くべきスポットはとりあえず、赤煉瓦建築群。

明治33年から昭和61年まで操業していたという旧鐘紡紡績工場の赤煉瓦建築群が飲食店や市の公共施設として再利用されている。

西日本でも美しい図書館ランキングで選ばれてるという図書館も。

煉瓦壁は、補強されながらも、細工はそのまま残されていたり

煉瓦壁は、補強されながらも、細工はそのまま残されていたり

この水玉状部分だけ縦に入れられた煉瓦は何だろう?!

建物周りは広い芝生広場になっていて、憩いの場にも、イベントにも使われてるようで、建物としては、最高の生かされ方だなあ。




洲本では、モーニングで補給することにしてた。
通りかかった喫茶モカも良さげだったけど、自転車止めれなさそう。
喫茶ユースへやってきた。


七色の水玉看板かわいい〜

喫茶ユースは、隣の化粧品店と一体化していて、間に貼られたタイルもよかった。




店内も素敵!
壁面には角丸の額縁に囲まれた大きな絵画が2枚。


こういう喫茶店の装飾は初めてかも?
奥行き感があっていいなあ。
奥行き感があっていいなあ。

クラシックな椅子とテーブルにシャンデリア。




モーニングは、400円で、好きな飲み物を選択可。

御手洗いに立つと、床には丸モザイクタイルが敷き詰められてて、更にテンションアップ。

御手洗いに立つと、床には丸モザイクタイルが敷き詰められてて、更にテンションアップ。

扉には結霜ガラスが入ってた。

子連れで来た時、最初の難関だった立川水仙峡からのモンキーセンター辺りまでの上り。
あの時は、子どもたちが根を上げてしまい、自転車を押して歩くのがやっとだったが、今回はラクラク?クリア。




福良までも、アップダウンを繰り返し、10年前は、ここであーだった、こーだったと
思い出しながら道をたどった。

10年前、やっと最後の下りに差し掛かった途端にパンクした旦那の自転車を私が担ぎ、

10年前、やっと最後の下りに差し掛かった途端にパンクした旦那の自転車を私が担ぎ、
更にタイヤが動かなくなってどうにもならなくなった時に助けてもらった伊丹産業の営業所も発見。

そして福良港までやってきた。
福良でランチすることに。

海の幸も気になったが、鉄工所を再利用したというカフェが気になったので、そこへ行くことに。

中へ入ると、天井の高い無骨な建物の中に
カフェ空間が広がる。

クレーンがそのまま残されていたり

クレーンがそのまま残されていたり

客席はゆったりと設けられている。

ドラム缶がテーブルになっていたり、

ドラム缶がテーブルになっていたり、

錆や塗料がこぼれた床が様になっていて、

鉄骨も良い錆具合。


こんなソファ席もあった。

2階席もあったみたい、、チェックし忘れた。

日替わりランチの牛すじ肉のシチューをチョイス。
他には、カレーやロコモコなども。

食後は更にアップダウンのある道のりに突入。
10年前、リタイアした旦那の代わりに子ども2人連れて挑んだ2日目前半の難所。
たしかに、自転車素人には厳しすぎたかも、、あの時は、自転車を降りて、押しまくっていたけど、よく子ども連れでクリアできたものだと今回来てみてあらためて思った。
今回はとりあえず、坂らしき坂は全て足付きなしでクリア。
道の駅うずしおで折り返し、更にひたすら漕ぎ続ける。


サイクリングとは別に、淡路島には、子どもたちとてんぐさを採取しに来たことがあり、その阿那賀付近の防波堤に可愛い細工を発見。
淡路瓦や瓦のモザイク、貝殻やカラーセメント、リサイクル瓶などで装飾されてる。
タコの顔が不気味可愛い〜

気になる建物も。

元喫茶店らしき建物で、モザイクタイルや

窓にはガラスブロックも。

ペンキの剥がれ具合がいい壁。
他にもいろいろ立ち止まってゆっくり見たいものがあったのだけど、
ロードバイクはスピードが速すぎて、容易には止まれない&急に止まると危険なので、泣く泣く見過ごすことに、、これは自分にとっては、ストレス。
街歩き好きのテンポは、ロードバイクとはやはり合わないのかも、、

そして、少し寄り道になるけど、行きたかった楽久登窯へおやつ休憩にやってきた。
古民家を改装したカフェ&ギャラリー。

とても感じの良い店主さんが、フレンドリーに話しかけてくださり、自転車やアワイチの話を興味深そうに聞いてくださった。

とても感じの良い店主さんが、フレンドリーに話しかけてくださり、自転車やアワイチの話を興味深そうに聞いてくださった。

建物は、祖母の家を改装したものだそうで、普通の民家だったというが、この梁とか、とても普通でなさそう、、

弟さんが陶芸家だそうで、ギャラリーには、弟さんの作品がずらりと並ぶ。


この取手付きのお皿や、ツートンカラーの深皿とか、素敵な器がいっぱい。


ギャラリーを見てる間にかき氷が出来上がってた。
いちぢくとほうじ茶のかき氷を。
生き返った〜〜
生き返った〜〜
この日も、なんでこんなに暑いねん!
秋とちゃうんか?!とツッコミたくなるような気温だったので、、

庭にころがってたイガグリかわいい。

カラフルタイルの廃店舗。

西海岸を走ると、以前にはなかったお洒落なカフェやレストラン群が続々と出来てるみたいだった。
もうすでに寄り道し過ぎてたので、そこは素通り、、

ようやく明石海峡大橋が見えてきた。
夕暮れの空がきれい。
そしてやっと岩屋のゴールに到着!
寄り道もしたので全159km、獲得標高1160m、長かった〜
10年前は、2日でいっぱいいっぱいだったところを今回は1日で完走。
歳は取っても鍛えればまだまだ体力は向上するということだなあ。
これからも維持できるようにがんばろう~
この後は岩屋の扇湯へ汗を流しに。
159.3km 獲得標高1160m