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愛知の旅2018【旧旅館・新宝光その二】

2018-03-21 | 建築巡り・街歩き【愛知・岐阜】

新宝光の続き・・

階段を上がり、2階へ案内して頂いた。

鮮やかなブルーの壁。

 

 

目の前には立派な太鼓橋が!

親柱には擬宝珠がついていて、緩やかなカーブを描く欄干、

天井は船底天井になっていて風情たっぷり。

 

 

橋を渡ると石畳?の廊下の前には部屋がずらりと並ぶ

 

 

部屋の入口扉上にはひとつひとつ庇がついていて、それぞれが凝った造りに。

 

 

 

 

沓脱場も石が規則的に敷かれていたりして面白いなあ。

 

 

床の間もそれぞれ趣向が凝らされてる。

節だらけの個性的な床柱

 

 

 繊細な細工の欄間

 

 

部屋の入口の床は全て違うデザイン  

職人さんの遊び心が伺える。

 

 

ブルーに赤とカラフルな床もあれば、

 

 

小石ぎっしりで目のような模様が描かれてたり、

 

 

壁の立ち上がりまで小石が貼られてたり

 

 

一番奥の角部屋の入口は三角形に。

 

  

 

部屋と部屋の玄関の境には様々な形の透かし窓が入ってた。

 

 

 

 

 

   

そして、2階にもタイルだらけのトイレ!

床にはパステル調の玉石タイルが敷き詰められ、ピンクの壁にはギザギザ三角模様の水色のモザイクタイルが

貼られてて可愛いなあ。

 

 

男子トイレの壁はちょっとおどろおどろしいというか、斬新というか。

元からこんな感じだったらしいが。

 

 

 

 

 

 

2階から下りるもう一つの階段の天井にはこんな丸くくりぬかれた装飾。

今は蓋がされてるが、当初は光が射しこんでいたと言われていた。

 

 

緑の壁に市松模様の装飾。

こちらは亡くなられたご主人の手作りの装飾だそう。

編んだ紐を正方形に巻いて作られたようだけど、素敵だなあ。

 

 

こちらの扉の下にも。

 

 

そして私がタイル、タイルと騒いでいたからか、現在使用されているというお風呂場も見せていただけた。

玉石タイルがびっしり。

 

 

浴槽にも。

タイルだらけのお風呂なのに、きれいに使われていて、更に現役というのが感動~

隅々まで案内して頂き、更にいろいろとお話を聞かせて頂くことができててとても有難く、うれしい見学だった。

 

 

 

 

 


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
残念 (サンデー)
2018-11-05 14:40:36
今は営業されてないんですね〜
気がつくの遅かった⤵︎⤵︎
とても残念です。
返信する
Unknown (mayumama)
2018-11-05 23:15:13
サンデーさん
そうなんです、もうすでに営業はされておられないとのこと、
残念ですね、、
返信する
Unknown (るるる)
2019-09-17 18:58:23
はじめまして
こちらの建物の近くに住んでいる者です
たまたま散歩で普段通らない道を歩いて新宝光を見つけました
この辺りは以前遊郭だった所で私が子供の頃には朱塗りの建物も一棟だけあったと思います
その中の一件が現存していて、旅館として営業されていたのは全く知りませんでした。
贅沢な手仕事の建物、ずっと受け継がれていくと良いですね
返信する
Unknown (mayumama)
2019-09-19 23:28:23
るるるさん
はじめまして。
お近くにお住まいなのですね。
本当に、隅々まで凝った手仕事の残る建物なので、
できればいつまでも大事に残して頂けると有難いですね!
返信する

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