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ハンガリー&チェコの建築&タイル旅2023【パリスパッサージュレストラン】

2023-06-18 | ハンガリー&チェコのタイル&建築旅2023

ブダペスト初日の夜に訪れたパリスパッサージュレストラン。
街歩きの終盤で行き着き、夕飯はここで食べるしかないだろう、と
強力に思わせられた建物。


昔は、建物の中にショップが連なるアーケードだった建物で、現在は高級ホテルとなり、その吹き抜けの1階がレストランとなっている。


建物の窓枠などには、ジョルナイ製のタイルが使用されていて、


壁面には、穴の中から這い出してくるかのような人物像が見える。


中へ入り、まず息をのんだのは、この六角形のドーム。
美しい~
照明と装飾とが一体となったアラブ風のドーム


ドームの前に広がる広大なパッサージュ空間!


うわああぁ、なんて素晴らしい雰囲気なのか!
この場にしばし佇みたい。
せっかくなので記念すべきブダペスト初日の夜はここで夕食を頂こうと
即座に決定。






予約はしていなかったが、コーナーのソファの席に案内して頂いた。
ソファの背もたれには、ドームのモチーフになってる六角形がデザインされていた。



パーテーションも六角形モチーフ。


床のタイルも同じく六角形のモチーフでデザインされていた。






モザイク状のタイルが床を縁取る。


そして床面の隅にはガラスブロックも入れられている。
地下もあったんだろうか?


レストランの先はホテルのロビーになっていて、


その手前のガラスのドームも美しい。


さすがにこの雰囲気なので食事は、コース料理などはとても手が出ず、
クロックムッシュのようなサンドイッチを頼んだが、これがすごいボリュームでお腹いっぱいに。
結構なお値段がしたが、見学料ということでよしとしよう。
それにしても、27年前に訪れた時は、何もかもが安すぎて、とても旅がし易かった記憶があるけど、こんなにも物価が高騰していたとは、、



建物は、銀行だった時代もあり、しばらく使用されず荒廃していた頃もあったようだが、雰囲気を損ねず、美しくリノベーションされ、ホテルと高級レストランに生まれ変わり、再び、人が集まる場になったことは素晴らしいなあ。


着いた早々、素晴らしい建築を味わえて、至福のディナータイムを過ごすことができたのだった。。





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