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新潟の旅2017【機那サフラン酒本舗その二】

2017-05-17 | 新潟の旅2017

サフラン酒本舗の離れ座敷にやって来た。

 木造二階建て和風建築で、数寄屋風の座敷が並ぶ。

全国から取り寄せたという銘木がふんだんに使われ、凝った細工、あっと驚くような大胆なデザインなど

見どころがいっぱいの建物だった。

 

唐破風の玄関

 

 

1階、2階とも廊下はケヤキの一枚板が使われ、

こちらの1階廊下天井を支える桁は長さ18mの杉丸太が使われているという。

 

 

立派な木目が浮かび上がる廊下

 

 

1階部屋と廊下との境に入れられた欄間は貴重な黒柿を透かし彫りしたもの。

ところどころに煤けたような黒い模様が入る。

とても硬い素材なので加工も困難なのだそう。

 

 

ほぼすべての部屋には床の間がついていて、それぞれに趣向が凝らされている。

 

 

複雑な松をデザインした透かし彫りの欄間

 

 

この部屋の床の間は特にすごかった・・

 

 

落し掛けにはギョっとするような岩みたいな木が使われ、

 

 

床柱は節だらけのうねりを効かせた木と流木のようなものも入れられている。 

すごい迫力・・

鏝絵の蔵もそうだけど、訪れたお客さんをアッと驚かせようとしたのだろうか~

 

 

書院の障子や欄間もそれぞれ繊細な加工が

 

 

この仕切りの壁も風変わりな雰囲気

 

 

二階の廊下もケヤキの板が敷かれ、欄干が巡らされている。

 

 

お寺のよう擬宝珠を模した飾りが。

 

 

ガラス戸の桟も飾りが凝っているなあ 

 

 

二階のお部屋へ。

こちらの部屋は天井が折り上げ格天井に。

 

 

 

 

 

 

ここの書院の障子は今まで見た中でも最も細かそう。

ボランティアガイドさんが大掃除の際、埃を取るのが大変だったと言われてた。

 

 

これが拡大。

 

 

 

 

この扇子の模様の欄間は一枚板から浮彫を施したものだそう。

手がかかってるなあ。

 

 

風呂場の天井

 

 

千鳥模様の染付便器もあった。

 

 

写実的な松が描かれた杉戸絵

 

 

これは洋風な、帽子スタンド。

 2時過ぎまでにもう1軒行かねばならなかったので、この後慌てて退散・・

コメント
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