m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

甲賀市の近代建築

2009-06-02 | 建築巡り・街歩き【その他】



大津のカトリック教会と琵琶湖大津館を見た後は甲賀市の方へやってきた。
甲賀市の水口にはヴォーリズ設計の建物が三軒あり、こちらの日本基督教団水口教会も昭和5年にヴォーリズ設計により建てられたもので国登録有形文化財となっている。
隣には幼稚園が併設されていて、こじんまりとした教会だった。









礼拝堂の中も見せていただけた。
近隣の信者の方々が集まって来られるというアットホームな教会とのこと。





黄色味を帯びたガラスが入れられた大きな尖頭アーチ窓。





珍しかったのは礼拝堂の隣に引き戸を開けるとこんな畳敷きの部屋があって、様々な会合などに使われているそう。
使い勝手のよさそうな間取りだなあ。





教会の隣には牧師さん夫妻が住まわれている牧師館があって、こちらもヴォーリズ設計の建物だそう。
純和風の建物のようだが、横から見ると暖炉の煙突がついていたり、周りの和風の建物に比べて少し背が高かったりする。





牧師館





そしてこちらもヴォーリズの設計により昭和3年に建てられた旧水口図書館。
国登録有形文化財。
現在水口小学校正門脇に建っていて文化交流の場として活用されているそう。
第二、第四日曜は内部見学できるようだが、この日は違っていて残念。





玄関の上部のアーチには書物と燭台の浮き彫りが施されていて、図書館に相応しい上品で美しい入り口だな~と。





こちらも大正14年、ヴォーリズ設計による滋賀銀行 旧甲南支店。





最後に訪れたのは大正12年築の仁木家住宅洋館、国登録有形文化財。
こちらもひろ009さんの写真で見て、見てみたいなと・・
ほんとに周りが背の低い町屋が並ぶ中、この洋館がポツリと一つ目立っていた。





コメント (4)
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