
両親宅に置くのにひとり用ソファを買ったので、
納品の前に受入態勢を整えておく必要があると思い、
きょうは父の寝室を片付け、家具に隠れていた壁際まで掃除をした。
ベッドと、その枕元にいろいろと積み上げてあったものを動かし、
紙魚(しみ)がついたと思われる紙類は捨て、書籍類は母の寝室の棚に移動させ、
それらを収納するために設置されていた、ローテーブルや箱の数々も撤去し、
古いほうの台所にとりあえず運んだ。
父のベッド本体は、組み立て式の二段ベッドの「下」だけ使っていたもので、
購入したのが40年以上前という、物凄いシロモノだったので、
この機会に処分しても良いのではないかと考え、
部分的にカビた寝具もすべて捨てる方向でまとめた。
ちなみに、その二段ベッドの「上」のほうは、母の旧・寝室にあるのだが、
その部屋は母屋の中でも最も古い一角にあるので、
いつのまにか部屋と寝台は放置されたまま用済みになり、物置化し、
現「母の寝室」というのはそれとは別の場所にあって、
そこでの母の寝台は、私が舅宅から運んできた介護ベッドのほうである。
とにかく実家では万事がこの調子なのだ。
ベッドはこのほかに、納屋を改造して作った別棟にももうひとつあるのだが、
それはゲストルームなどというものではなく、父の旧・寝室だった部屋である。
凄いですねぇ、父母それぞれが、新旧ふたつの寝室を持っていたのですねぇorz
ともあれ、あれこれどけてフレームだけになったベッドを動かし、
長年、その陰にかくれていた床部分に、きょうはゆっくりと掃除機をかけた。
埃がそれこそ何㎝という深さになって、もっさりと堆積していた(汗)。
それらを掃除機で吸い込んでいたら、掃除機から異臭が漂ったのもアレだったが、
埃が減って見えてきた床から、なんと木刀みたいなものが発見された。
父はこれを何のつもりでここに持っていたのか、
……まあ、一番考えられるのは、護身用というか応戦用というか、
夜中に不審者が侵入してきたらこれで闘うつもりだったのだろうが、
埃の深さから推測して、どうだろう、20年くらい前にここに置いて、
それきり忘れていたのでは(爆)。
発掘された木刀もどきを乾いた布で拭って埃を落とし、
座敷へ持って行って、とりあえず床の間に置いた。
謂れも何もわからないが、どの程度古いものなのだろうか。
しばらく置いておくが、座敷を解体するときは処分、で良いだろうか。
父本人に質問してみても良いのだが、あの埃の状況から言って、
本人は何ひとつ記憶していないと思われ、訊くだけ不毛というか……。
きょう掃除を頑張ったので、父の寝室は随分とスッキリしてきたが、
まだ事務机が手つかずだし、クローゼットの中もかなり埃が堆積している。
コロナ騒動で私は常日頃からマスクをつけており、
きょうも最初からマスクのままで実家に入って作業をしたのだが、
もしもマスク無しに、まともにあの埃を吸い込んでいたら
私はクシャミの発作で相当なメに遭っていただろう(^_^;。
人間ゴミや埃では死なない、という言い方をする人がよくいるが、私は賛成しない。
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