ランシモ

ランニングからツチノコカメラや時事まで興味あるすべて

鳳凰三山をトレイル・ランニング

2008-11-01 11:32:44 | トレイル・ランニング

連休は南アルプスを初冬のトレイルラニング。青木鉱泉へ泊まって、鳳凰から甲斐駒、千丈への予定だった。

比較的に東京から近場の南アルプスへは、JR中央本線の甲府か韮崎が最寄の駅。ふもとの青木鉱泉から地蔵岳から早川尾根を狙った、、、、そして、、、。

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前日中に青木鉱泉に入り美味しい夕食をたらふく食べ英気を養う。

翌日am4:00スタート、真っ暗な山道をヘッドライトで快調に、、、。しかし30分後に早くも道に迷う。すでに山中奥深く入っていて、あたり一面に落ち葉が深々とし、ルートがヘッドランプだけじゃわからなかったのだ。

そこで真っ暗な中を無理に動かないよう、日が出てくるのをジット待つ、満天の星空の下だった。

待つこと1時間30分、日が出て明るくなり、姿形だけじゃなく落ち葉の色まで、はっきり見えるようになってから行動。すると、ものの10分でルートに戻れました。
真っ暗な山中を迷い歩くと、崖から落ちたりします!
ヘットランプだけじゃ遠くを照らしてくれないから、、、ランプは3個ぐらい欲しいなー。遠くを照らすやつがとにかく欲しい。
獣の鳴き声を聞きながらうとうとと日の出を待ったのは初めてのこと。たぶん私はケモノ道に座っていたから、いのししか何かを通せんぼしていたんじゃないかな?

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コースに戻ってからは快調に。

地蔵岳の頂には3時間30分で、コースタイムの半分近く。ところが地蔵岳の頂上に着くと風が強く、飛んでくる小石がビシビシ痛いぐらい。

風が強すぎる!

早川尾根を経由して甲斐駒へ向かうのは、さっさと断念。自然の中では判断は、すばやく的確にしなきゃ命にかかわります。
晴れてはいるが、風は台風並み、雲が高く見晴らしは遠くまでくっきり見えるが、南アルプス全体は日陰になっている。

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微妙な天候でした。

山の北側や沢筋には薄っすらと雪化粧、根雪になるかもしれない。
私の判断では、今はいいけど午後あたりからか、、翌日は崩れるかもしれないと。

だから、鳳凰山から早川尾根を抜け甲斐駒を登り北沢峠に一泊するのを中止。
そこで今夏に走った鳳凰三山の縦走トレイル・ランニングに。距離的には夜叉神に向かうほうが長いかもしれないが、風が強いのと、エスケープルートのことを考えるとベター。

地蔵岳では体が吹き飛ばされそうなくらいの風が、鳳凰三山の中で一番高い観音岳では、幾分か弱まった(それでも嫌なぐらいの風)。薬師岳ではそれがもっと弱くなり、夜叉神峠についた頃には、ハイキング日和のような気候に、、、。
風は北風だったんで、南アルプスの北側、、、地蔵岳、早川尾根、アサヨ峰、甲斐駒岳だけ風が吹き荒れていたんだと思う。

今日の東京の天気を見ると正解だったようだ。
平地で晴れでも山の上は違いますから。

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稜線ではロングスパッツの上にウインドブレーカーの上下を羽織る。足もスパッツだけじゃ寒い。

小石や雪がシューズに入らないように、新潟のアランさんに作ってもらった特注スパッツを装備。これが良かった。鳳凰小屋の人たちが、このスパッツに興味をもち、しばし話し込んでしまった。鳳凰小屋には名物親父がいて元気だった。

アランさんのURLは

http://sun.ap.teacup.com/marua/

いずれ写真で紹介しなきゃ。
夜叉神まで下りてくるとポカポカ陽気な良い日になりました。観音岳にも地蔵岳では風が吹き荒れていて人は少なかったが、夜叉神ではハイカーがびっしり。車で来て夜叉神峠下の駐車場に停め、40分ぐらい歩くと絶景な峠に。

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結局8時間以上かけて鳳凰三山の縦走ランニング。青木鉱泉から地蔵岳の登りが長くきつく3時間30分以上かかり、太ももが筋肉痛になった。

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登りに使ったドンドコ沢は滝がいっぱいあり、そりゃ見事のひと言。

滝の写真は近すぎて全景が入らず4枚合成です。ちっこデジカメの限界だなー。

春先にでもマタ行こうかな!

距離は20kmを超えるぐらいだが、登りがきついので実働で8時間以上。
この山域の山小屋は11月の中ごろで終わります。

今回使用した、新しいアシックス・トラブコはなかなか良かった。ソールのグリップ、履き心地全てOK。お勧めのシューズです。デザインが今までのアシックスより派手めです。

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2008年8月10日、夏の鳳凰三山トレイル・ランニングは

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080810

広河原から農鳥岳へトレイル・ランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721

農鳥から奈良田温泉へトレイル・ランニング

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721

鳳凰三山のパノラマ写真

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080812

今年7月の北岳トレイル・ランのパノラマ写真

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721

今年7月北岳トレイル・ラン。①農鳥岳から奈良田温泉へ下山

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721

②広河原から北岳、間ノ岳をこえ農鳥小屋まで

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080721

③農鳥岳の頂上にて

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20080720

2007年8月、南蛮連合恒例、富士登山

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070806

2007年8月、浅間山トレイル・ラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070826

2007年、7月、鳳凰トレイル記、夜叉神峠~薬師岳往復

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070729

2007年6月、箱根トレイルラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20070623

2006年8月、奥秩父の甲武信岳トレイル・ラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20060814

2005年、雲取山トレイル・ラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20050822

2004年、浅間の外輪山のJバンド・トレイル・ラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20040802

2012年07月28日 夜叉神峠から鳳凰三山、早川尾根トレラン

http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/d/20120729 

コメント (4)
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