中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

ブログねた帳から。

2020-04-07 01:53:53 | Weblog
ブログのネタを書きつけたペーパーが溜まっておりまして。。。パラパラ。。。

これなど、随分前に書いたものではありませんか。
東洋医学の参考にならんかな~と見ていた、韓国ドラマの「ホ・ジュン」のことを書きつけでおります。
ドラマはとっくに終わってしまいましたが、ホ・ジュンが重病の皇太子を治療するシーン。
もはや、通常の漢方薬では手の施しようもなく、使い方によっては劇薬になるがヒ素を使った薬をお出しするといって大臣たちと大喧嘩。

漢方には「上薬、中薬、下薬」と種類がありまして、上薬は長く服薬していても副作用がないもの。
朝鮮人参などは、この部類に入ります。
中薬はやや副作用があるが効き目がある。
下薬はかなり副作用があるが、もはやこれしかないと言うときに使う(毒をもって毒を制すのようなもの)。
ヒ素はここに入ります。

1回目の薬を飲んだ後、副作用で皇太子は酷い苦しみよう。
ホ・ジュンは続けて、医女に2回目の薬を作ってくるように言いつけます。
しばらくして、のたうち回っていた皇太子が少し落ち着かれてきたとみるや、医女が持ってきた2回目の薬を止めて、
「補液に替えた方が良い」と、劇薬の使用を中止しました。

私は、これを見ていて、病院の抗がん剤治療もこれくらい患者に合わせて細やかに処方されたらどれだけ助かるだろうと思いました。
癌の種類によって使う抗がん剤は違うでしょうが、患者に合わせて量を調整するなんてことは、やっていないだろうし、どの先生も知らないのではないかと。
製薬会社が抗がん剤と一緒に使用法のガイドラインも持ってくると言うのを読んだことがあります。
患者さんの様子を丁寧に、細やかに観察して、薬を調整する。
これ以上、使うと身体が壊れるとおもったら引く。
抗がん剤は、ずーっと効果が出ている期間と、ある時点からそれが劇薬に転ずる「分水嶺」があるから、その見極めをして薬を引かなければならないと書いてあるのも読みました。

ずーっと以前に「時間治療」のことを書いたことがあるのですが、抗がん剤を夜に投与する治療法です。
癌細胞は、昼夜関係なしに元気に増殖するのですが、正常細胞は夜になると休む。
なので、抗がん剤は夜に活動している細胞めがけて投与するのが良いというのが「時間治療」です。
何年か前、フランスだったと思いますが、患者さんが自宅で抗がん剤の投与をタイマーで設定して受けていました。
夜になると自動的に薬の投与を始めるように設定してありました。
夜には、正常細胞は休んでいるので、抗がん剤の被害を受けないということ。

日本の病院では、夜は看護師さんたちが手薄になりますから手間のかかる時間治療もできず、昼間に人手がある時に抗がん剤投与がなされますと。
その話を亡くなった院長から聞いた時、確か日本でもいくつかの病院では時間治療をしているから、もし必要になったら病院を探しなさいと言われました。
もっとも、あれから何年もたって、沢山の癌治療中の方の足を揉んできて、自分なら抗がん剤治療より他の方法を探すだろうと思うようになりました。
時間治療は、今ではどうなったのでしょうね。

ホ・ジュンが偉いのは、いつもいつも一番に患者の側に居たことです。
患者の様子をじーっと観察して、その人に一番良いと思われることをやる。
当時の韓国では、王族の治療に失敗したら即打ち首だったそうだから、ヒ素入りの下薬を使うことなんて命がけだったかも。
でも、それしかない、それで助かるかもしれないと思ったら、自分を賭けてもやる。

頭も良かったし、勉強も努力も人一倍やるホ・ジュンだったから、見ていて楽しかったし勉強にもなりました。
医者じゃないけど、療術師さんも目の前に座られる方をじーっと観察して、何がこの方の心身の弱りの原因になっているのかを探ってみてね~。

「なぜ?と考えることが癖になると、物事が分かるようになってくる。」
先日、NHKでやってた「逆転人生」のゲストさん、偏差値35から2浪して東大に合格された。
学生時代のただ丸暗記の勉強から、なぜ?と考えるようになり、様々な勉強法を作りだして3度目で合格。

足が冷えているなと思ったら、なぜ冷えているのか。
なぜ、眠れないのか。
なぜ、こんな顔色なのか。
なぜ、愚痴ばかりおっしゃるのか。
なぜ根性が曲がっているのか。
なぜ、性悪なのか。
あらあら。。。だんだん、おかし気な方向に。。。

「性格まで変わるのですか~?」
「はい、性悪で生まれてくる赤ちゃんはいませんよ。何かの原因でそうなった。
足を揉んで気が上がれば、必ず性格は変わって、いや戻ってきます。
本来のあなたに戻ります。あなたが知らないあなたが出現するかもしれません。
楽しみですね~。」

療術師さん、あなたは自分の性格や身体が変わったと、いつ頃感じましたか?
教えて~ちょ。







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緊急事態宣言でました~。

2020-04-07 01:15:34 | Weblog
毎月、第1日曜日は、東京の娘夫婦の足揉みに行くと決めていたのですが、さすがに今の時期、行くのは無理だろうと断念。。。
明日から、東京と大阪、あと5県に緊急事態宣言発令です。
兵庫県も大阪の隣県と言うことで、道連れになったのか同じく緊急事態宣言の対象に。
「奈良県なんて、もっと大阪にくっついてるし、京都は兵庫より大きいんちゃう?」

罰金こそないけど、延ばせる外出は延ばしてください、と。
用もないのにうろつくな、と(そんなしんどいことできますかいな)。
旅行なんて勿論、ダメ~!ですね。
居酒屋さんに晩ご飯食べに行くのは良いんやろうか?
毎日作るのは無理でっせー!(弁当買えってか!)

療術師のMちゃんは、予約の入ってる皆様にお電話して、「おいでになりますか?」と聞いて回ったらしい。
私は、ご本人にお任せ~。
足を揉んで免疫力を付けよう~!と言うてるのですが、はて?自分自身が無自覚感染者でないという保証はあるのか?(否)
前にも書きましたが、「移ると思えば移ります」
と言うことなので、少しでも感染に対する不安がある方は、しばらくお休みなさってくださいね~。

で、第1日曜、6年ぶりのオフ。
庭掃除、衣替え、種まき、なんやかんやとやってやるぞー!(言うだけ。。)と思っていましたら、ご紹介で新しいご夫妻の足揉みが入りました。
足揉みと家事なら、もちろん、足揉み優先!と、イソイソ出かけていきました。
以前、柴田式足心道の療術師さんに揉まれておられたそうですが、その方がお辞めになって、誰か足揉みする人いませんか~!と探しておられたそうな。
「出会いですね~」と言われ、中国足心道の足揉み(前の方はもっと強かったですねと言いながらも)も気にいってくださり、続けていただくことになりました。
「私と出会っていただいた初日が一番弱ってた日。
これからどんどん身体が変わって行きますよ~」
仲良しこよしのご夫妻の所に通うのが楽しみになりそうです。
足!頑張りたまえよ!

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減薬効果かな?

2020-04-07 00:36:22 | Weblog
今日の足揉み。
70代女性、Rちゃん、足揉み歴5年になるのですが、時々ボーンと間隔が空きます。
今月2月に10か月ぶりにご連絡いただきました。
7年前に30代の娘さんを亡くされ、最初来られた時は、足が痛くて、私の膝の上に足を上げることができず、床に座って揉ませていただきました。
足は勿論、身体も全身がカチカチになっているんだろうな~と思われるような状態でした。

中学生のお孫さんを残して亡くなった娘さんの診断から闘病、最後逝去されるまで、Rちゃんの気持ちを考えると、心も身体も折れそうだったでしょう。
硬くなるのは当たり前、それでも、初めてお会いした5年前は、明るい感じで、お孫ちゃんのお世話をされていました。
毎回、来られる度に、また硬いな~と思いました。
それが、今年こられて月に2回揉みを続けていると、何となくほぐれてきたような感触で、いつのまにか床に座らなくても揉めるようになりました。
今年に入って、血圧が下がってるような気がしたので、主治医に「薬を減らしてもらえませんか」と訴え、半量になり、今日は、とうとう、
「血圧の薬、やめてるんです」とおっしゃった。
「自分で止めてるのですか?」と聞くと、
「また、前のように血圧が下がってるような気がして、自分で1週間だけ薬を止めて、血圧計で毎日計ったんです」と。
長い間使っていなかった血圧計の電池も取り換え、手帳に朝晩の血圧を記録して、主治医に持っていったそうな。
すると、先生が、じゃ、薬を止めてみましょうとおっしゃったそうです。

「ちょうど、これから温かくなって、血圧が下がる季節だから良かったですね。
このまま、秋になっても安定していたら、血圧の薬やめられますね」
もしかしたら、足が柔らかくなってきたのは、減薬のお陰かもしれません。
薬を5~10程飲んでいる方々は、ふくらはぎが竹の棒のようにカチカチになっていたのを覚えています。

Rちゃんは、90代のお父さんと二人暮らしで、そのお父さんは認知もなく、自分で何でもできてお元気です。
薬やサプリは、何も飲んでいませんと言うことです。
「おうちに素晴らしいモデルがいらして良いですね~」
Rちゃんの残りの問題は、不眠症。
無呼吸症候群で、夜は酸素をつけてお休みです。
いつから無呼吸になったのかは分かりませんが、これも娘さんの闘病中の頃かもしれません。
足を揉むことで脳が刺激を受け、少しずつ、本当に少しずつ元の身体に戻していってるように思います。

途中で眠気に誘われ、ゆるゆる~と。
「終わりました。お疲れ様でした」
「こんなに気持ちが良くて、本当に幸せ~」。
医者に行くことも薬を使うこともなく、足を揉んで気持ちが良くなって体調を戻せるなら、最高ー!
って思いません?

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