少し前のことです。
先週は一大行事でバタバタ。やっと落ち着き、今日あたりから通常の日常に。
而今・・9月22日にオープンした日本料理、割烹かな、のお店。京都の祇園にしかわさんで修行されて、奈良にお店を作られたそうです。
奈良のきたまちを突き当たって、以前乾物屋さんがあったところの斜め向かいぐらい。
店内
カウンター9席、テーブル席1つ、お座敷4名ぐらいが一部屋。
なかなか予約が取れず、やっと。
夜のコースは8000円 10000円、12000円とあり、今回は10000円コースです。
ちなみにお昼は5000円1本
早速
柚子酒で乾杯、食前酒です
とっても軽い器です。なんと瓢箪で作られてるそうです。金箔を張り付けて。お酒も美味
1品目 胡麻豆腐
うにがのってます。わさびと穂紫蘇の花 濃い目の出汁がスタートにはいいかも。
2品目 椀もの
ホタテの真丈に車エビ、松茸。あっさりとした出汁が美味しい。ホタテの真丈の風味がしっかりしてるので、すっきりとしたお出汁がよく合います。
3品目 御造り
手前 イカ、 右上 鯛、 上 和歌山のケンケン鰹、左 鱧。
調味料 右 ポン酢 真ん中 煎り酒 左 醤油
ケンケン鰹が皮がパリっと炙られて、身も新鮮でおいしい~~!
どのお魚もそれぞれ美味しかった。毎朝、鶴橋の市場に買いに行くそうです。電車で。。
大変だ。。
4品目 鯖寿司
絶品! このお寿司は修行先の祇園にしかわの味だそうです。
鯖が美味、食べやすく皮に隠し包丁が入ってます。甘酢生姜にも。
血合いのところには茎ワサビが入ってて、これが新鮮でした。
5品目 まずはお取り皿・・というよりお盆
八寸
秋らしい盛りつけ、さすがプロだわ!
自分の分をお盆に
手前ふくらすずめの小鉢には柿なます、松の実がアクセント。上は栗の渋皮煮。甘くなくあっさり仕上げ。酢橘のカップにはぎんなんのからすみよごし。
左、厚焼き玉子、クルミの飴煮枝豆の炭火焼き。この枝豆が味が濃く美味しい。稲ははじけてるところは食べられるのでいただきました。さっと油で揚げてます。
ご飯が炊かれ始めました。お魚も焼いてくださってます。
6品目 なんと写真撮り忘れ!
上の写真で煙もくもくえ焼かれてる、のどぐろ、生の落花生も。
この焼き物も絶品!のどぐろはやっぱり美味しい!脂が多いのでそんなにたくさん頂けないけど、美味しい、落花生もちょっとシャクシャクして美味しい。
いつも塩ゆでばかりで、、
7品目 生湯葉あん
とろとろで熱々。ほっこりします。
ご飯
穴子ご飯!ごぼうの香りの炊き込みご飯の上に味付けされた穴子がのってます。青味は根三つ葉。
香り豊かな炊き込みご飯に穴子のトロリとした風味がたまりません。つい、もう一杯!
香の物と赤だしです。
水物
リンゴのコンポートに生姜のスパークリングジュレ
このジュレがすごい!生姜がからく、そこに炭酸がよく効いてて、かなりパンチがあります。
最後の締めはお薄
美味しいお薄でした。
欲を言えば、甘いお干菓子、一つ欲しかったです。。
どのお料理もきちんと美味しく、奈良でこんなお料理がいただけるなんて!
通いたいお店です。
ごちそうさまでした。