膳-Sai

料理サロン Tomoko's Tableのご紹介。
食にまつわる、日々の暮らしを・・・

食用ほおずき求評会

2012-08-06 17:25:29 | スローフード

先月末のことになってしまいましたが、「食用ほおずき求評会」という催しが奈良市のトラットリアピアノでありました。

このほおずきは天理で出垣さんという方が作ってらっしゃいます。
昔はこの地区で、食べられていた「センナリホオズキ」というもの。おばあさんが持っていた種をいただいて作り始めたそうです。
食用ほおずきは流通量も少なく、希少価値の高い食材です。
このほおずき、名前も「道安宝珠喜」となずけられ、市場にでます。

                   

このほおずきは昨年秋に頂き、試食はしていました。フードフェスティバルでも使ってらっしゃるシェフもいて、お料理で何回かいただきました。

味は甘く、でもちょっと青臭いところもあり、トマトと似た感じのところもあります。
なんとも表現しがたいのですが、香りも味も、やさしいです。
見た目はとってもキュート!
使い方しだいで、とっても素敵な食材になると思います。でも、難しい・・・

                 

                 

この日はトラットリアピアノの稲次シェフとスリールダンジュのパティシエの方がほおずきのお料理やスイーツを提案してくださいました。

お料理はこんなに沢山

                 

                 

                 

                  

デザートです

                  

 お料理は奈良の「郷ポーク」という豚肉と合わせて、何種類も作ってくださいました。このポーク、すごく美味しい!奈良から柳生の方へ行く途中の養豚場で育ててるそうです。

特に、郷ポークの自家製ハム、絶品!しっとりしていて、塩加減もいい塩梅。
テリーヌも絶品。

デザートは寒天を使ったお菓子がほおずきのよく合うように思いました。

マスコミ関係者も多く来られていて、取材も受けました。

こんな風に載せていただきました。

                    

ほおずき・・小粒ですが、大きく頑張ってほしいです!