翌朝5時20分、出発。朝日を浴びる「屏風岳」は美しい・まだまだ、残雪が残る。
朝は4時には起きた。体の節々が痛かったが、歩いて動きを滑らかにと、25分の散歩をした。
4時半の朝焼けも雑木林から見えて、美しい・・・凛として引き締まった空気がたまらない。
朝飯はコンビニ・・・コーヒーと握り飯・チーズバーガー。握り飯を1つ持ってきた沢庵と一緒に食べる。
そしてコーヒー。コーヒーは2つ頼み、1つは保温水筒で沢に持ってゆく。
同じ林道を4人で歩き、2組にになって、別々の沢に入る。6時20分入渓・・・待ち合わせは車止めに10時頃だ。
お目当ての山菜「モミジガサ」はまだ、発生せず、小さなやつが数か所で期待外れだった・・・悲しい・・・
ウルイ(ギボウシ)がベストで、1食分採る。他、コゴミがベストだった。こちらは3食分ほど採る・・・
って・・釣りはどうなった?相変わらず春の釣りは、浮気性なのだ・・・・
目標は5匹だったが・・4匹で納竿。弟子は2匹追加した。俺はビクは持たず、弟子のビクに入れて、お持ち帰り願った。
弟子は2日で10の目標設定だったが、6に終わった。
見ていると、竿に対し、餌の付いた糸を平行に振れないので、ポイントに入れる時、近づきすぎてしまうのだ。
これは教え始めた時からの課題だが、今だ出来ないでいる。
そして、季節に合わせた、魚の居場所を覚えきれていない。沢の大きさに合わせて魚も居場所が変わるのだが、そこの見極めも出来ていない。例えば大きな沢で、大きな落ち込みが沢山あるばあい、浅瀬には春は出てこない。大きな落ち込みの流れの両わきのやや流れが緩やかな場所に居る。小さい沢の場合落ち込みの流れの脇は水深が無いので、落ち込みの奥に居る。つまり、大きな沢なが流れの脇で、流れの中(流心)を流しても釣れない。小さな沢の落ち込みは。流心の奥を狙うため、落ち込みの中に餌を投入となる。ところ変われば、餌を入れる場所も変わるのである。(やがて読むだろう弟子のために解説しておく・・・)
まぁ・・・ほとんど指導無しに、釣りができたのは3年目の進歩だ。
蔵王の山菜。まだ、ふきのとうだぜ。他コゴミ・ウルイ。
早速コゴミのお浸し。わさび醤油。
ちょっとだけ、モミジガサ。鮮烈なお香りがたまらない・・・早く、たくさん食べたい!
ウルイはお浸しで、マヨネーズ。
お山は、やっと春だ!