女房は、土曜日「
福島」でお勉強だった。
で、朝早く、バスで(ベーベーの大集団だったらしいよ・・怖っ)福島・・夕方終わるので(泊まりで2日全日程参加なら、バスがあったらしい・・)、「
迎えに来れる?」とな!
5時近くに終わって、それから新幹線の場合・大宮で降りて、そこからまた、JR・東武と乗り継ぎ、時間もお金もかかる。1万円では全く足りない・・
福島は、T市から2時間30分・蔵王からなら50分って処だ。
女房からのミッションじゃぁねぇ~~、前日金曜日夜から、蔵王で待機して、万全を期しただよ~~
釣りは、山菜やきのこやコンサートと違って、この前日のインターバルがものすごく楽しい。
連泊の場合は、釣り終わっての宿の、更なる2日目に対してのインターバルが加わって、至高の時間になる。
沢を想像し・あれやこれや思いをめぐらす。
装備の確認や、用意。
同じ沢でも、毎回顔が違う。
釣り終え、ぐっしょり疲れた体を風呂で包み、酒を煽った時の、心地よさ・・・
残念ながら、今回は、素泊まりの前日・翌日釣り・露天・その後はミッションだが、それでも、前日のインターバルを楽しんだ。
4時起床・身支度を整え・朝飯、昼飯調達に、山を少し下ってコンビニ・沢へ向かう車止めに到着は5時だった。気温20度が泣ける・・・
朝の闇に、一際鮮やかなのは、月見草だ。そこだけ黄色に輝いて、美しい!
沢に持ってゆく本日の食料。
ススキの原野の奥・・・
このボサを掻き分けて、沢へ向かうのだ!
沢到着・写真の白線まで(水没の石には苔が生えない・・)、水のある沢なのだが・・やはり今年は渇水!
1年ぶりの沢なのだ。
第一投で、イワナ!幸先抜群だ!!
ブッシュ・倒木の多い沢は、魚影が濃い。
産卵で遡上も始まってるか?ヤマメも混じる。
旬は過ぎたが、ヤマジノホトトギスがあちらこちらの斜面に咲いていた。
タマゴタケの季節であった。
あかちゃんから、もう旬をすぎた老年期の個体まで・・・
実に旨いキノコなのだが、籠など持参してないので、写真のみ。
西洋では「ジロール」・アンズタケもあった。まだ、山は晩夏キノコであった・・・
昨年は、ちょぼちょぼだったのに、今年のこの沢!!
6時から9時まで、ほぼ入れ食い!
ここまでで、21匹であった。これだから、蔵王はすごい!!
ここで、はらわたを捌く。
このままこの沢を登っても良いのだが・・ここには支流が流れ込んでいる。
毎年1度はこの支流なので、水が少ない(支流はなおさら・・・)のが心配だったが、まあ21の余裕・・観察がてら支流に入った。
日が昇って、水辺は水分の蒸発が、霧のように登る。
10時辺りまで、湿度があがり続けるので、爽快さからは、無縁の「蒸し風呂」状態が厳しい・・・
コーヒータイムなど入れ、休み休みの遡上になった。
支流はさらに渇水・・ほとんどポイントが無く5匹で、林道にたどり着いてしまった。
11時を回って、湿度がどんどん下がり始める。
少しさわやかな風もあって、林道は快適。
開けた場所で、装備を脱ぎ・食事。あまりの心地よさに、岩に腰掛、20分は休んだ。
緑の木洩れ日が最高だった・・
途中、幾つか渡る沢の出会いで、1匹追加し、本日27匹で終了。
半日で27は驚異的!!
池じゃ無いんだぜ!露天な・な!
やどに戻り、露天!!
宿で精算・直売所で「チャ豆」購入。
SAで昼飯&昼寝・・・・
女房のお勉強会場には、1時間前には到着。
広い公園や、野球場などある総合公園だ。
林を散策・・壷棒に良い枯れ枝など拾ってまったりした。
やがて、女房は同僚の2人のベーベーと共に現れた・・・
3人のベーベーが乗る車は、まるで、浅草演芸場のようであった・・・
トイレ休憩・夕飯・・・お土産をSAで購入と、見事な運転手氏をやり遂げたことは、言うまでも無い!!!
もうすぐ禁漁なのだ・・・それが、悲しい・・・