館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

得月など・ある日の晩酌テースティングノートその128付き。

2010-04-16 05:27:30 | グルメだ!
乱高下する気温。
時期はずれの寒さ。
日照の不足。

まったく、考えられない程、野菜がピンチだ。

どうも、関東地方は、特にひどい気がする・・・・

いつもなら発芽するものが全くしない。
発芽したが、育たない・・・
発芽したが、寒さで、成長点がやられてしまう・・・

百姓は天気しだいだね。

僕は、アマチュア・・まあ、失敗は許されるが、農家は心配である。



切干大根の煮付け。(購入品・あぶらあげ・きぬさや)
茶色は、きくらげ。




北海道から戴いた「ホースラディッシュ(えぞ山わさび)」が新芽を吹いたので、早採りだが、一株掘った。
1年ぶりに懐かしい味だ。

安い赤味を、わさび醤油につけて食べた。さわやかな辛味がすんばらしい。(購入・赤味)



野蒜が旨い季節になった。心待ちにしていた。こしらえる(皮むきがね・・面倒・・山菜はおしなべて、面倒だよ。パックに野菜じゃないからね)



炒める・味噌と砂糖と酒を入れて、絡める。

あぶら味噌が、ことのほか旨い。



新芽を食べ・咲く寸前のつぼみを天ぷら・最後は「花」を楽しむ。

そんなわけで、藪カンゾウが、庭には植えてある。

ゆり科の、オレンジの花は好き。



新芽は、茹でて・マヨネーズにカレー粉をまぶし食べる。
全く癖の無い山菜なのね。
ニラの様な歯ざわりが、旨いんだな~~



本日・小皿で山菜なのだ。旬を少しずつ、種類を多く、家族で楽しんだ。

セリは、シンプルにお浸し。



10日は早く、庭の「わらび」が出た。
今年は山菜は早いかもしれないな・・・



ワサビ醤油が旨いったらうまい。




多くの初物や、ハシリの山菜に敬意を表し、酒も選んだ。

朝日酒造株式会社・新潟県長岡市朝日の酒。


あの、朝日山・久保田・越州の蔵元の、季節限定の「純米大吟醸」である。


蔵元のランクでは、「久保田・萬寿」のさらに上のクラスである。(値段も・・)

新潟県産米「ゆきの精」を精米歩合28%にまで磨き上げたお酒・・・つまり、72%は磨いてしまったわけだ。

およそ吟醸は、40%とか50%とか、磨くのだが(それでまず、あの吟醸香が出る)、これはすごい。

写真・28%磨いた「米粒」である。丸くなった鉛筆の芯の如きなのだ。

確かに品ある香りで、尖りなど無い、まろやかで優しい味だ。

が、飲んだあとの、頼りなさ、インパクトの無さが、寂しい。

もっと、お手ごろで旨いのは、ぎょうさんありまふ。

冷は、さらさら流れて、喉元を過ぎた。

燗がね、美味しかった。




お調子3本目は、いつもの「立山」。

久々の、ぬる燗。

旨し!

コメント (10)
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