館林ロストシティーランブラーズ・フォークソングシングアウト

フォークを歌って43年の坂を今登坂中。世間に一言あってこそフォーク。軟弱アコースティックミュージックにシングアウトだ!

東山動物園・居酒屋「大甚」など・家族名古屋見舞い旅その1。

2010-04-03 05:54:19 | 旅は続く
少し長いのだ・・・「一緒に旅するつもり」で読んでもらえたらうれしいのだ。

で、週末は「音楽」が定番なのだが、今回は「長い旅行記」にします。音楽は、来週のどこかで・・ね。

学校が春休みになるこの時期・我が家は恒例の「家族旅行」が組まれる。昨年は京都であった。
今回は「愛知・名古屋」だ。

女房の叔父さんが病で半身が不自由になっていた。お世話になった叔父さんだ。
今回の旅は「お見舞い」が最大のテーマでもあった。

「折角初めての愛知なのだから、今度はいつだか分かんないしさ、2泊で観光もしよう」の女房の発言に、異存は無いのだ。




T市から電車の指定席だけでも3時間は乗る。旅のお供の本はこれ。
7時の電車でT市を出発・東京駅で「弁当」。名古屋には11時着の1日目が始まった。

この弁当は旨かった!850円なり!



名古屋城・・・・・・・・桜は5分咲き。



名古屋城と言えば、「金のシャチホコ」だんべ。



時代劇の千両箱はうそだね。
ねずみ小僧が抱え、屋根伝いに逃げるあの箱は三千両だわ。



本物の(築城当時の・・)シャチホコはこんなに金の塊なのか?うろこ1つでいいから欲しい!!



まあね・・・ノリは良い。おまけに輿にも乗るの図。担ぐのはいやだ!



あの戦争でほとんど焼けたらしい・・・・現在ものすごいお金をかけて、本丸は修復工事を行なっていた。寄付の集まりは厳しいらしい・・・
タクシーの運転手氏曰く「トヨタさんがもう少しだしてくれたらな~」



この築城の大工事・石垣だけでも、加藤清正ら、多くの諸大名が分担させられ、その石垣など、誰の物か分かるように印が掘ってあるのな。印探しも面白い。




やはり名古屋城・天守閣がすべてか?
狩野派の襖絵や屏風など陳列してあったが(それほど大したもんじゃないきがする)、そうした宝物を見るなら、「他の場所」だ。ここは、展望台のつもりで来るべし。
しかし、眺めは良い!
満開の桜なら、壮観であったろう。



こうした古刹名勝は、「古木」が楽しみ。樹齢 600 年以上を経たと伝えられる天然記念物「榧(かや)の木」。これは良かったな。



もうすぐ10年かな?
カタログ誌として、毎月買っていた(今もだけど・・)スイングジャーナルの置き場に困っていた(女房が・・・)。どうにかして!ってんで、僕は、スイングジャーナルに、「タダであげます・送料は持ってください」と記事を出した。10年分くらいあった・・・
葉書で・電話で・・仰山「下さい!」のリアクションがあった。

この人なら、大事にしてもらえる!!って、思った人が居た。



住所は名古屋・本屋の2代目は、JAZZ喫茶を奥様と始めようと準備中・・お互い好きなテニスから店の名を「JAZZ40/30」として・・と。熱い想いが伝わってきた。



何度かは、葉書のやり取りなどあったが、会うことも無く、お互い忘れておかしくない時間が流れていた。

俺「名古屋と言えば40/30だよな~」
女房「そうだね・・まだ店はやってるのかな?」
俺「ホームページは健在なので頑張ってると思うよ」
女房「行ってみようか?」



当日を迎える前にメールなどで、「覚えてますか~」なんてやり取り。
「是非いらしてください!会いたいね~」の言葉に甘えて、訪問した。

おいしいピザや、パスタをご馳走になって、初めてとは思えない、出会いが出来た。

妙に、うれしかった。綺麗な奥様であった。ご馳走様でした!



時間は回って、2時の後半・・・本日日程の最後の観光・「東山動物園」に向かった。



動物園は楽しい・・飽きないったら飽きない。旭山・上野とここが、3大動物園なのだ。

飼育員の方の餌やりなどのパフォーマンスが、人だかりを生む。



コビトカバ君は、微動だにせず、時々耳を動かすのみであった。巨大なサンドバッグであった。



ラーテルはな!みんなの前で、「子作り」を始めやがったぜ!



アシカ君にベーベーがえさをあげる時間に遭遇!餌は「ほっけ」であった。




さくらが綺麗だった。



有名な「ゾウ列車」の動物園なのだ。大戦とゾウの話は、昔涙して読んだ。
このゾウが愛おしく思えた。



わずか2時間ばかりの見学だったが、ここは半日でも、いや1日でも飽きない場所だったな。



5時にホテル・シャワー・・部屋で「前祝」の酒など飲み、しばしくつろいだ。



ブログで「名古屋を教えて~」と書いたら、数人からご教授があった。
いよいよ「宴」の時間である。

ここは「大甚」と言う居酒屋。



女房のいとこのべーべー達から、夜は一緒に飲もう!と誘いがあって、僕が場所を選定した。半田や市内から、ベーベーはやって来た。ゆり含む5人の宴が始まった。



実に由緒正しき、「呑んべいの聖地」のような居酒屋だった。
地元労働者が、1日の疲れを癒すべく、盃を傾け・つまみをチビリ・・・1人で飲んでもよし、気の知れた仲間と語り合いつつ呑んでもよし。
まさに「場」を呑み・「場に」ため息や、疲れや、心の高揚を吐くような場所であった。

平成の時代に、こんな居酒屋がまだあったのか!と、実にうれしい場所であった。



乾杯なのだ!



飲み物の注文のみ。

つまみは、店のテーブルに並べられ、そこから好き勝手に「皿」を持ってくる。
皿の形で、値段が決まっているようである。その旨そうなことったらない。



写真・「つくしの卵とじ&里芋」「うなぎ」



女房とうって変わって、いとこベーベーは呑める!話も弾みまくった・・・



写真・「にっころがし」「ユリ根」

完璧に旨い!



料理は紹介しきれない・・・15皿くらい食べたかな・・・



乾杯も、何度か仕切りなおされ、名古屋の夜は更けていた・・・

見事な「居酒屋」であった。

僕は初めて会う(いや、どっか、葬式で会ったかね?)イトコベーベーであったが、ステキな人たちであった。

その後、宿に戻り、迎え酒をあおって、名古屋初日は終了した。

この居酒屋・・・ずっと残っていて欲しい店だ。

まあ、客は一杯だったから、心配ないか?

お酒もタップリ呑んで、8700円ってのも、驚きであった。

名古屋は、良いところだぞ!

<続く>
コメント (12)
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