手の込んだご馳走が食べたければ、外食すればいい。
家では手早く作って、サッと出す。
手間ひまかけてこねくり回すより、早く出てくることが重要である。
早いことはおいしいこと。
早いことは愛なのだ。
少なくとも、子供や男や年寄りにとってはそうであり
女が料理との格闘を強いられる原因もまた、彼らである。
『手抜き料理・2』のチキンライスの素で触れた
ケチャップライスを釜で炊く大家族の奥さん。
自分がいかに家族を愛し、料理を頑張っているかを披露しては
まだ家事に不慣れな私の甘さや物知らずを笑ったものだが
やがてよその旦那さんと二人で駆け落ちした。
そのまま30年以上、帰って来ない。
疲れたのだと思う。
疲れてはいけない。
疲れないようにしなければならない。
粉飾、ごまかし、上等ではないか。
どんなに頑張っても、続かなければ意味が無い。
家族の健康を願って作る料理で、自分の心身をいためてはならない。
日々、料理と格闘する同志の健闘を祈る私である。
『三色丼』
まず、フライパンで味付け無しのいり卵を作り、それを皿に取る。
そのまま同じフライパンで鶏ミンチを炒め
砂糖、醤油、ショウガ汁で甘辛く味付けして煮詰める。
その間にさやえんどうをゆでて細切りにするか
グリンピースの缶を開ける。
丼にごはんを盛り、卵、肉、豆を三色に分けて飾る。
仕上げとして、真ん中に紅ショウガを少し置く。
以上。
三色丼の三色は、鶏ミンチの茶色といり卵の黄色
それにさやえんどう、または缶詰のグリンピースの緑色で構成される。
ちょっと手がかかるのは鶏ミンチの味付けだけ。
これは病院の厨房に勤めていた時のメニュー。
カレーの次に人気があった。
病院には8年いたが、早くて簡単な主菜といえば
これしか記憶に無い。
病院食は、職員食も兼ねるため大量なので
いり卵とミンチを別の鍋で作っていたが
家庭では同じフライパンで作っても問題は無い。
緑の担当は、サヤインゲンでもそら豆でも
ピーマンでも、緑色なら何でもいい。
うちは姑が鶏を食べないので、牛ミンチや豚ミンチ
または合挽きで作ることもある。
牛や豚だと匂いが強いので、ショウガ汁を多めに入れる。
また、牛や豚は脂が多く出るため、キッチンペーパーで吸い取りながら作る。
ミンチに玉ねぎのみじん切りを入れることもある。
ミンチが残ったら、翌日の卵焼きに入れることもある。
もっと簡単に三色丼を作りたい人は、瓶詰めの鶏そぼろを使うといい。
どうやっても、そこそこの体裁が繕える便利な料理である。
『牛丼』
牛肉と玉ねぎを強火で炒め、砂糖と醤油で甘辛く味付け。
ネギを飾ればできあがり。
以上。
ツユだくをご所望なら、仕上げに湯を少し入れて煮立てるといい。
我が家の丼ライフに登場するのは
男どもの好物、カツ丼
私の得意料理、天津飯
簡単で派手な三色丼
そして、とにかく早くできる牛丼である。
欲を出して、白ネギやら人参やらゴボウやら
入れてみたこともあるが、シンプルが一番おいしいようだ。
さらにおいしくしようと思ったら、コツがある。
牛肉はロースを使う。
醤油は、よその地方にあるかどうか知らないが
刺身に付ける、濃くて甘い“刺身醤油”を使う。
この刺身醤油、進物のセットに入っていたのを持て余し
一度、サバを煮る時に使ってみたら
あまり辛くなく、こってりと仕上がったので気に入った。
今では買い求めて使用している。
技術面のコツは、砂糖。
肉と玉ねぎを炒める時、水分が出る前に
フライパンの隅に砂糖をパラパラとまいて、少し焦がす。
つまり材料を炒めているかたわらで、カラメルを作るのだ。
すると良い香りがして、さらにおいしくなる。
そこへ刺身醤油を投入すると、誰が作っても食堂の看板メニューになる。
主菜にはならないが、ゆで卵を使った楽しい一品を紹介しよう。
『おしゃれ卵』
ゆで卵を半分に切って、黄身をボールに取り出す。
黄身にマヨネーズと塩こしょう、少量の薄口醤油を加え
つぶして練り合わせる。
それをスプーンですくい、白身に戻す。
卵を上向きでちゃんと立たせるため、白身のお尻をまっすぐ削る。
以上。
パセリのみじん切りを飾れば、おしゃれと思われる。
イクラ3粒で、すごくおしゃれと思われる。
キャビアなんか飾ったら、とってもおしゃれと思われる。
子供と一緒に作れば喜び、お客に出すと珍しがられ
一人で食べても、もちろんおいしいおしゃれ卵。
命名はみりこんでした。
家では手早く作って、サッと出す。
手間ひまかけてこねくり回すより、早く出てくることが重要である。
早いことはおいしいこと。
早いことは愛なのだ。
少なくとも、子供や男や年寄りにとってはそうであり
女が料理との格闘を強いられる原因もまた、彼らである。
『手抜き料理・2』のチキンライスの素で触れた
ケチャップライスを釜で炊く大家族の奥さん。
自分がいかに家族を愛し、料理を頑張っているかを披露しては
まだ家事に不慣れな私の甘さや物知らずを笑ったものだが
やがてよその旦那さんと二人で駆け落ちした。
そのまま30年以上、帰って来ない。
疲れたのだと思う。
疲れてはいけない。
疲れないようにしなければならない。
粉飾、ごまかし、上等ではないか。
どんなに頑張っても、続かなければ意味が無い。
家族の健康を願って作る料理で、自分の心身をいためてはならない。
日々、料理と格闘する同志の健闘を祈る私である。
『三色丼』
まず、フライパンで味付け無しのいり卵を作り、それを皿に取る。
そのまま同じフライパンで鶏ミンチを炒め
砂糖、醤油、ショウガ汁で甘辛く味付けして煮詰める。
その間にさやえんどうをゆでて細切りにするか
グリンピースの缶を開ける。
丼にごはんを盛り、卵、肉、豆を三色に分けて飾る。
仕上げとして、真ん中に紅ショウガを少し置く。
以上。
三色丼の三色は、鶏ミンチの茶色といり卵の黄色
それにさやえんどう、または缶詰のグリンピースの緑色で構成される。
ちょっと手がかかるのは鶏ミンチの味付けだけ。
これは病院の厨房に勤めていた時のメニュー。
カレーの次に人気があった。
病院には8年いたが、早くて簡単な主菜といえば
これしか記憶に無い。
病院食は、職員食も兼ねるため大量なので
いり卵とミンチを別の鍋で作っていたが
家庭では同じフライパンで作っても問題は無い。
緑の担当は、サヤインゲンでもそら豆でも
ピーマンでも、緑色なら何でもいい。
うちは姑が鶏を食べないので、牛ミンチや豚ミンチ
または合挽きで作ることもある。
牛や豚だと匂いが強いので、ショウガ汁を多めに入れる。
また、牛や豚は脂が多く出るため、キッチンペーパーで吸い取りながら作る。
ミンチに玉ねぎのみじん切りを入れることもある。
ミンチが残ったら、翌日の卵焼きに入れることもある。
もっと簡単に三色丼を作りたい人は、瓶詰めの鶏そぼろを使うといい。
どうやっても、そこそこの体裁が繕える便利な料理である。
『牛丼』
牛肉と玉ねぎを強火で炒め、砂糖と醤油で甘辛く味付け。
ネギを飾ればできあがり。
以上。
ツユだくをご所望なら、仕上げに湯を少し入れて煮立てるといい。
我が家の丼ライフに登場するのは
男どもの好物、カツ丼
私の得意料理、天津飯
簡単で派手な三色丼
そして、とにかく早くできる牛丼である。
欲を出して、白ネギやら人参やらゴボウやら
入れてみたこともあるが、シンプルが一番おいしいようだ。
さらにおいしくしようと思ったら、コツがある。
牛肉はロースを使う。
醤油は、よその地方にあるかどうか知らないが
刺身に付ける、濃くて甘い“刺身醤油”を使う。
この刺身醤油、進物のセットに入っていたのを持て余し
一度、サバを煮る時に使ってみたら
あまり辛くなく、こってりと仕上がったので気に入った。
今では買い求めて使用している。
技術面のコツは、砂糖。
肉と玉ねぎを炒める時、水分が出る前に
フライパンの隅に砂糖をパラパラとまいて、少し焦がす。
つまり材料を炒めているかたわらで、カラメルを作るのだ。
すると良い香りがして、さらにおいしくなる。
そこへ刺身醤油を投入すると、誰が作っても食堂の看板メニューになる。
主菜にはならないが、ゆで卵を使った楽しい一品を紹介しよう。
『おしゃれ卵』
ゆで卵を半分に切って、黄身をボールに取り出す。
黄身にマヨネーズと塩こしょう、少量の薄口醤油を加え
つぶして練り合わせる。
それをスプーンですくい、白身に戻す。
卵を上向きでちゃんと立たせるため、白身のお尻をまっすぐ削る。
以上。
パセリのみじん切りを飾れば、おしゃれと思われる。
イクラ3粒で、すごくおしゃれと思われる。
キャビアなんか飾ったら、とってもおしゃれと思われる。
子供と一緒に作れば喜び、お客に出すと珍しがられ
一人で食べても、もちろんおいしいおしゃれ卵。
命名はみりこんでした。
脂が浮くのが嫌な人、多いですね。
牛や豚だったら、すごいわよ。
スーパーで鶏ミンチを買うと、カサを増すために
皮やらスジやら色んな部位が混ざっているからだと思います。
病院食で使うのは、特に脂の少ない胸肉のミンチで
皮をはいでから挽いた物を肉屋さんに特注していました。
胸肉なのは、ササミだと高くつくからです。
職員は交代で食べるので、冷たくなっていたけど
脂浮きのクレームは一度もありませんでした。
肉屋さんに頼んで、皮をはいだ鶏胸肉を挽いてもらうか
家庭ならフードプロセッサーで挽くといいです。
それでも気になる場合は、瓶詰めのそぼろを買ってちょ。
自然に、格の合った物を組み合わせている‥
それがセンス。
焼いた鮭、上等!
豚寿司は男や子供が喜びます。
サラダチキンのオリーブオイル漬け!
すごいアイデアじゃないですか!
買ったサラダチキンはおいしくないから
私もやってみます。
あと、ササミ方面では、生のササミを皿に入れて
酒を少しふりかけ、ラップをしてレンジでチン。
そのまま冷まして細く裂き、サラダやキュウリの酢の物
そうめんの付け合わせに使うとおいしいです。
家で作りたてでしか食べられません。
お弁当も華やかになるのでぜひ取り入れたいのですが…
あの脂が白浮きしてしまうんです。
味も触感も台無しになるのでお弁当いまだ実現できていません。
みりこんプロ、なぜ脂がでてしまうんでしょうか?
美味しそう!
鮭は、焼いた残りものがあっただけです〜😥 手抜きでいいんですよね?
コメント読むだけでも メニューが増えて
まだ、作っていないのに あ〜 美味しそう!
ササミの黒胡椒焼は、冷えると 今流行りのサラダチキンに! オリーブオイルにちょっと 漬け込みました〜🍀
私も得意なことではないので、3回 チャレンジ!💦
そうよ〜、じゃがいもの皮むいて切るの
わりと手間なんですよね。
洗濯干しと取り込みも、同ランク。
うちには洗濯機を回すのが好きなお婆さんが一人いるんですが
干すのと取り込むのと畳むのは、お好きじゃない。
雨上がりの晴れた日には特に張り切って洗濯物を探しまくり
何回も回すので、その後の作業に忙殺されます。
名画に例えると、ムンクの叫び。
雨上がりが怖い(笑)
「#名画で学ぶ主婦業」大笑いしました。
そそ、懐かしかったですね。
ありがとうございました。
どろどろに疲れている時は、ほんと料理もだけど洗濯干し、取り込みがしんどいです...
今、Twitterで「#名画で学ぶ主婦業」というタグが話題で、ほんと笑えるのでよかったらみてください。どろどろに疲れた主婦たちが名画で語ってます。私らは「懐かしい、そうそうそうだったわい」と笑えます。
ヨシコの外出が続いて静かなのとで
更新が進んじやったわ。
タイミングが良かったです。
モモさんの提案で、喜んでくださる方がいらして
嬉しい限りです。
こちらこそ、ありがとうございます。
たびたびいらしてくださいよ。
えっ?!みりこんの料理本、作ってくださるの?
嬉しいわ〜!
タイトルもいいじゃないですか!
お料理上手な人はたくさんいるのに
私ごときがえらそうに料理の話なんて‥
とは思うんですけど、これは料理というより手抜きだから‥
と自分に言い聞かせて書いてます。
肉、苦手?
うらやましい!
クックパッド、私は年寄りなので
見て頭に入れるのが難しいです。
荒技、ラーメンスープの素やおしゃれ卵
さっそくやってくださるの?
嬉しいわ!
ミネストローネ、私は生のトマトを使います。
トマトジュースやホールトマトは使いません。
だから、使いそびれて柔らかくなってしまったトマトがある時に
作ります。
うちの場合、ベーコンを炒めたら
さいの目に切った野菜をたくさんオリーブオイルで炒めて
塩こしょう。
最後に生のトマトのざく切りを入れて少し炒め
水とコンソメを入れて煮込んだら
スパゲティを1センチぐらいに折って数本分入れ
柔らかくなったらできあがり。
食べる時は、パルメザンチーズを振りかけます。
コンソメが辛くて、ツンとした感じになるのは
もしかしたら野菜の量が少ないかもしれません。
私のはおかゆの中のごはんぐらいの勢いで野菜を入れます。
ここで、裏技‥仕上げにハチミツを少し入れると
マイルドでおいしくなります。
それでもコンソメが攻撃的に感じる時は
コンソメを見捨てて鶏ガラスープの素を使うと
優しいスープに仕上がります。
怪我!
大変じゃないですか!
片手でもできる料理‥確かムカデに右の親指を噛まれた時は
左手でやったんですが、味噌汁はできたな〜。
材料をたくさん切る料理を避けるのがコツかも。
冷奴、ゆでたほうれん草、もやし炒め、目玉焼きなど
単純で柔らかい物と、売ってるスープ。
長男が手伝ってくれたのもあるんですが
あとは懇意なお好み焼き屋と中華料理屋のテイクアウトで
食いつなぎました。
片手でもできそうなほど簡単な手抜き料理
思い出してみます。
あ、卵で生きていけそうなものも、考えさせていただきます。
お大事にね!
有り難うございます❤
確実に世の家庭料理担当さんを助けてますよ。
そう、早く出したいのは、愛なんです🌟
いつも、愛を分けて下さり有り難うございます。(^^)
本場の鮭フレーク!
おいしそう!
粉飾寿司は、お刺身を飾ると海鮮寿司
焼き豚を飾ると豚寿司、潰しがきくのが便利です。
連休明けから数日、ポッカリ暇ができたので
この隙に、おしゃべりクッキング(笑)
料理の話、止まらないのよ〜。
私が持っている料理本は小林カツ代さんの『おかずの基礎』の一冊だけなんですが
『みりこんの手抜き料理上等!』を作ります。
私エクセル、ワード、パワーポイントなんか得意だし、ここに来られる方々に製本して差し上げたい。
おまけに 肉が少し苦手なので タレで味を消すか 形を消すかでメニューも偏り
周りは クックパッドがあるやん!簡単よ!って言うのですが。
みりこんさんから 直に習ってる気分で ラーメンスープの素ですか 早速やってみます。
おしゃれ卵も!
スープが好きで ミネストロスープ?ですか トマトジュースで作ったら美味しいところ言われて作るのですが 味が薄くて コンソメ入れると辛いし ポイント有れば教えて下さいませ。
更に 左手怪我して今は 右手のみ状態。
このシリーズ 片手でも出来る手抜き料理、肉が苦手でも卵で生きていける!も作って頂ければ幸いです。
粉飾寿司には、北海道なので鮭フレークを飾る予定!
えっ?マカロニグラタン?ナポリタン?
三色丼?
料理と同じく、記事更新も早くて 追いつかなーい!
また、過去記事と共に追いつきます〜
いつも楽しみにして お邪魔しています〜
おしゃべりクッキング 嬉しい!