春近し、旅心を抑えきれず近くの温泉へ出掛けた。
めずらしくJRではなく、路面電車を利用する旅だ。
日頃見慣れない場所で眺める広島の街並み。
見慣れない電車が入線してきた。外国の街にいるのかと錯覚する。
車体に描かれたBRANCHERAは造語で、「未来を切り開く」と言う意味が込められているとか…
到着したホームも路面電車の駅らしからぬ、ゆったり感がある。
路面電車から船に乗り換えて、暫し海上の旅を楽しむ。
国立公園指定第1号の瀬戸内海は多島美が売りだ。
早速目の間前に、小振りの富士山が現れた。
そうかと思えば、ウクライナの戦禍を思わせる無残な光景も展開される。
巨大な廃工場跡を眼にするのは、何かしのびない。
人口流失に悩む、現在の広島を象徴するようだ。
2時間強の船旅で目的地に到着。
最寄りの私鉄駅では、郷土色に塗りあげられた列車が待っていた。
市街地ではこんなモダンなヤツが、路面を走っている。
電車を降りて歩くこと数分、目的の宿に着いた。
今宵の宿はいかがかな?
陰陽を表すようなロビーの飾りに迎えられて、期待はいやがうえにも高鳴る。
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