雪解けの清流を湛えて流れる“馬洗川(ばせんがわ)”の河岸に、節分草が咲き誇る。
直径2センチ程度の可憐な花、地域住民の懸命な保存活動によって甦りつつある。
こちらはお正月の寄せ植えなどで人気の“福寿草”、地植えのものはやはりこの時期が旬。
お正月の鉢植えは家庭の暖房などにより、開花時期を早めたらしい。
傍らには美味しそうなヤツも遠慮がちに…
地味ながらこれも一服の趣がある。楮だ!
目を凝らして見れば八重咲きもさりげなく混じっている。
本当に見付けるのが大変だよ!
時期が時期だけに魚影は見えないが、シーズンにはアユが遡上する、馬洗川沿いをさらに花影を求めて、そぞろ歩く。