気ままな思いを

何気ない日々のこと 感想 思いなどを
綴る雑日記です 

細川ガラシャ夫人

2006-06-30 | 言葉の意味は


     NHK大河ドラマ「巧妙が辻」にて、明智光秀の娘として
    玉(のちのガラシャ夫人)が登場していましたが、夫の細川忠興は
    「この美しい宝は誰にも渡さぬ」と、楊貴妃桜のようにあでやかな
    美貌とうたわれた妻への、並々ならぬ思いを感じます。
     本能寺の変にて
    父・明智光秀は10日余りのち、謀反人として非業の最期を遂げ
    謀反人の家族は、根絶が常識のところを、忠興によって
    味土野(みどの=京丹後市)に送られ、助かったのでした。

      1587(天正15)年、キリスト教の洗礼をうけた
                  細川ガラシャの誕生である。

     「万一妻に危険が及んだら、妻を殺して切腹せよ」と家臣に
    言いおいて、キリスト教徒は自害できないため、1600(慶長5)年、
    家臣の刃をうけて、亡くなったのでした。
         忠興の「美しい妻を誰にも渡すまい」の思いを、
                ガラシャ夫人はよくわかっていたのでしょう。
         これほどに思われていても、乱世の時代故の
                        悲しいことと思われます。


       
 ガラシャ辞世の歌

               「散りぬべき 時知りてこそ 世の中の
                         花も花なれ 人も人なれ」

             
           
             細川家・現当主は元首相
                      細川 護煕さんである。


    
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          ウオーキング~35分=4,350歩    

          
   


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9 コメント

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ガラシャ婦人 (ポエム)
2006-06-30 19:54:28
motokoさんのブログを読んで、

ガラシャ婦人の生き方、愛され方に

とても感動しました!

辞世の句が、ぐっと心に響きます。



歴史のつながりを一挙に教えていただき勉強に

なりました。



クレマチスの絵が生き生きしていて、のびやかで

とてもすてきです。

さわやかな色使いで今の季節にぴったりですね!
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Re:ガラシャ婦人 (motoko)
2006-06-30 22:01:44
ポエムさん、今晩は。

細川ガラシャの名も、父・光秀のことも知っていましたが、

心中は、辛かった事も多かったのではと、思えてしまいます。

散りぬべき 時知りてこそ・・・で始まっている歌、どのような

気持ちで、「散りぬべき」と悟ったのかと思いますと、とても

悲しい歌に思われます。



お花の名前(クレマチス=てっせん)書きませんでしたが、分っていただきまして、嬉しく思っています。

マウスですので、消しゴムで消すようには、いきませんでしたが・・・
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おはようございます (あやや)
2006-07-02 09:10:32
私も三浦綾子さんの細川ガラシャ婦人を、愛読していまして何回も読み直しています。

聡明で美貌の持ち主、忠興の留守中に秀吉に茶会に招待され機転を利かせて、難を逃れたと言う話も有名です。

聡明で美貌で愛されて、でも短かった人生ですが、後に名を残す女性これも幸せのひとつでしょうか?



てっせんの紫が、何かこの記事に合うお花のように思えます。







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Re:三浦綾子さんの細川ガラシャ婦人を (motoko)
2006-07-02 15:06:07
あややさん、今日は。

玉の美しさが、女好きの秀吉の目にふれるのを恐れて、忠興は外出を禁じた・・・と書かれていました。

小説では、読んでいませんが、興味を持ちました。

聡明で美貌で愛されて・・・短い人生でも、なかみの濃い人生であったかもしれませんね。

私の読んだものでは、「夫人」と書かれていて、「夫人」と「婦人」の違いをと思って、辞書を引いてみました。

 「夫人」~他人の妻を尊敬した言い方。

 「婦人」~1人前になった女性の言い方。

                      と出ていました。



あややさんも、感じてくださいましたか。

有難うございます。

短歌の下に、なんとなく「てっせん」の絵をおきましたのに

後になってから、私が言うのも変ですが、合う感じを受けていました。とても、嬉しく思います。
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Unknown (suwaro)
2006-07-03 21:48:30
テッセン・・motokoさんが描かれたのですね

コメント見るまで分かりませんでしたよ

だんだん腕をあげられていますね。



そして、皆さんのコメントに頷きながらまた、ほ~・・と感心しているsuwaroです。

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すみません (あやや)
2006-07-03 22:34:35
文字まちがえました

でもそのおかげでひとつ勉強になりました。

夫人でした。
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Re:テッセン (motoko)
2006-07-04 10:11:05
suwaroさん、お早うございます。

忙しい日々でしたのに、↓の方のコメントまで有難うございます。

柔らかい曲線とか、マウスですので直線になってしまったりで

結構時間かかりますけど、なんとか?仕上げました。
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Re:文字 (motoko)
2006-07-04 10:22:12
あややさん、お早うございます。

誤らないでくださ~~い。

そんなつもりありませんので・・・ただ、「婦人」と「夫人」の使い方、私も分りませんでしたので、調べた結果を記しただけですので、私も勉強になりました。



私は、「千秋閣」でした。あややさんがホテルの名前書いてくださいましたので、すぐ?思い出しました。

外に出なくても、陸続きで?お風呂に行かれるのですから、

楽しいことでしたね。

suwaroさんとは、鳴子ホテルが同じでして、あややさんとも

同じようなもので?なにかの糸を感じてしまいます。
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戦国時代 (iina)
2006-07-04 16:31:45
この時代は、まことに面白いですね。

小説でもいろいろと書く切口によって、違った風になります。

>四角、三角のスイカも始めて見まして、吃驚です。黒いスイカも有ることは、ご存知ですか?

情報をサンクスです。

むかし、黄色いスイカもありましたね。
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