気ままな思いを

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脱水状態は冬でも起こる?

2010-01-20 | 医療関係


「脱水」というと、
“真夏の炎天下での運動などで、大量の汗をかいた時に起こる症状”
というイメージが強いのですが、冬でも脱水状態になることがあります。

私たちの体重の半分以上は、水分(体液)が占めています。

そのうち2リットルは、呼吸や体からの蒸発、
尿などで毎日体外に排出されています。

その一方で、私たちは食べ物や飲み物などで、新たに
水分を体内に取り入れ、体内の水分量を一定に保っています。


ところが、何らかなの原因で、摂取する水分より出ていく水分が
多くなると、体内の水分量は、通常よりも少なくなってしまいます。
この状態が「脱水」です。


どういう場合に、脱水が起きるのでしょうか。

まず考えられるのが、汗の量が増えた時、
今の季節でも汗が大量に出ることがあります。

インフルエンザや風邪にかかったとき、高熱が出ると
汗を大量にかき、そのときに水分の補給を怠ると、体内の水分は
減るばかりで、脱水の危険が高まります。
また、下痢や嘔吐が続く場合も、大量の水分が失われます。

特に子どもや高齢者は、発熱などちょっとしたことが原因で、
脱水を起こしやすいという特徴があります。

大量の発汗、下痢、嘔吐では、水分とともにナトリウムや
カリウムなどの電解質(塩分)も失われるので、水分だけでなく、
塩分の補給も必要です。

薄い食塩水を作って飲むのも、よい方法ですが、適度の糖分を
加えると塩分も水も体に取り込まれやすくなります。


*** Class A Lifeより抜粋にて ***