寒いこの時期、手のカサカサが気になります。
水を使ったあとは、手にクリームはつけて、気をつけていても、
手の荒れが、気になるものです・・・・・。
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* カサカサ・かゆみケア
冬の肌は、どんなふうに乾いているのだろう。
まずは、皮膚の構造から。
健康な皮膚は、神経線維が走る真皮の上を、表皮(厚さ約0.2㍉)が
覆っている。表皮の上層には、厚さ0.02㍉の各層細胞が、まるで、
れんがのように、積み重なっている。
肌にとって理想的な湿度は、50~60%ほど。
高齢者や洗いすぎの皮膚は、皮脂膜やセラミドなどの脂質が減り、
各層が崩れ、保護機能や水分保持機能が落ちている。
湿度が低下する冬には、水分は皮膚からどんどん体の外に逃げ、
肌が乾燥の危険にさらされる。
かゆみを伝える神経は「C繊維」と呼ばれる、最も細い神経線維で、
脊髄から皮膚まで伸びている。C線維の先端は、ふつう、
うるおい層の表皮の下の、真皮にとどまっている。
だが、乾燥した皮膚の場合、各層のバリア機能や、
水分保持機能が失われ、C繊維が表皮の中にまで伸びる。
このため、通常ではかゆみを起こす、引き金にならないような
弱い刺激にも、かゆみを生じさせてしまう。
「かゆみは肌からのサインです。ちゃんと保湿をしなくては
いけないよ、と我々に教えてくれているんです」
と順天堂大付属浦安病院・高森 建二院長は話す。
*** 朝日新聞・あなたの安心より抜粋にて ***
庭の葉ボタンです。。。。。