日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

濡れた路面が、水面に見え…花筏。

2016-04-07 07:56:26 | 日本語学校
小雨。

花を散らす無情の雨となりそうです。

昨日、一昨日は頑張れても、今日はちょっと難しいかもしれません。「サクラ(桜)」の樹の根元には、花びらが…花茣蓙状態…。

しかも、路面が濡れて、水面に浮かぶ花びらのようにも見えるものですから、危ない、危ない。見惚れてしまうと、滑って…転んで…しまいそうです。
 
この頃は、一雨ごとに景色が変わって見えます。今日も、こんなに緑が若葉が出ていたのかと、ハッとしました。緩やかなカーブの道では、そういう新鮮な驚きと出会うことがあるのです。

若葉色とか黄緑色と言うより、もっと白に近い色の葉もありました。自然の色には際限がありません、よく見るとあれとこれとも違う、これとそれとも違う…緑は緑なのだけれども…という感じなのです。結局はその花やその樹の色としか言い表せないのでしょう。それほど違って感じられるというのも、またこの頃の「色」の特徴なのかもしれません。

さて、学校です。

四日に成田に着いた学生達も、昨日で、だいたい落ち着いたようです。「時間があったら、学校に来て勉強してね」と言っておいたのですが、やはりその気配はありませんね。けれども、教員が外に出るたびに、どこかここかで彼らに会うそうですから、きっと、寮の周り、駅の周り、学校の周りを探索しているのでしょう。先輩連が、安い店やはんこを作ってくれる店などを教えると言っていましたから、その辺りの探索もしているのかもしれません。

迷子にならないといいのですけれども…。この辺は、どちらかと言えば、碁盤の目のように造られているようで、わかりやすいと言えばわかりやすいのでしょう。けれども、だから、道に迷いやすいとも言えるようで、私など慣れた道でもひとつ小道に入ってしまうと、「ここはどこ?私はどこへ行けばいいの?」状態になってしまいます。

そういう時、助けとなるのが、バスですね。バスを見かけると、「よかった。バス路線だったのだ」とホッとします。それから電車の高架ですね。遠くからでもその姿が見えると、方向がわかりますから、ホッ。あっちに行けば、とにかく(道が)わかる…。

彼らもしばらくはそうなのかもしれません。

そういえば、地下鉄がない国から来ている人もいますから、まずは地下鉄の乗り方から覚えなければならないかもしれませんね。いろいろと彼らの国とは違うところも多いでしょうから、休みの間は、「学校に来て日本語の勉強」どころではないのでしょう。

学校が始まる13日までに、生活も落ち着いてくれるといいのですが。

日々是好日
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