暑い。暑い。暑い…です。今朝は、早朝から既に30度近くあったのではないかしらん。そう思わせるようなムワッとした風が吹いていました。窓を開けても早朝のひんやりした風ではなかったのです。フワフワと泳ぐような感覚で新聞を取りに行き、植木に水を遣り…。もっとも、うちを出る頃にはすでにベランダの水は乾いていましたけれども。
夜、気温が下がらなかったのでしょうね。いよいよ夏がやってきたのかと思わせるような昨日からのお天気です…。鬱陶しいなあと思っていたのですが、うれしいことが、一つありました。
実は何週間か前に、鉢植えの小さな「クチナシ(梔子)」を買ったのですが、この花、どうも期待に背くヤツで、つぼみをつけたのはいいのですが、それからが悪いのです。少し綻びかけるなり、すぐに黄ばんでしまうという体たらくなのです。それだけならまだしも、そのまま二三日すると、そのまま枯れて、ポトリと首を落としてしまうのです。ええい、験が悪い。
それで、、まだ五,六輪残っていた、その半枯れのつぼみを、みんなはさみでチョン、チョン、チョンと、ちょん切ってしまいました。そして、来年こそは頑張ってねと、油かすをやって、そのままにしておいたのですが…。それが、いつの間にか、新しいつぼみをいくつもつけ、ドンドンドンドンそれが膨らんできたのです。その時は、「またか。でも試しにおいておこう」くらいの気持ちで、水やりだけは欠かさぬようにしておいたのですが、今朝見ると、きれいな白い花が一輪開いていたのです。
なんとなく、今日はいいことがありそうな、ちょっと得をしたような気分です。
そうこうしているうちに、空港へ迎えに行った教員から電話が入りました。三人のベトナム人学生は、到着後一時間ほどで出てきたそうです。それですぐに学校へ戻るとのこと。ただ、三人の荷物が多いので、行徳駅に着いたら、男子学生の迎えを頼むと言います。そういうわけで、昨日自分も成田に迎えに行きたいと言っていた男子学生が一人、授業中に抜け出して、駅まで迎えに行ってもらうことになりそうです。
九時五分前、学生たちが団子のようになってやってきました。その中に、一人、お昼ごろ成田へ迎えに行ってもらう予定の学生もいます。「一人で大丈夫か(成田までの道で、そして成田空港で)」と聞きますと、「先生じゃないから大丈夫」と言います。この暑いのに、まあ、そこでまた、追いかけっこです。二年生は、既に一年この学校で学んでいますので、ここまでなら大丈夫という、その線引きができています。
こういうものは、身体で掴むしかないのです。日本で生活していく過程で、つかみ取っていくしかないのです。来日したばかりの頃は、どこやらオドオドして見えた学生たちも、一年も経つと、経済的にも自立していることからくる自信と、日本人とも普通に話すことができることからくる落ち着きとが備わり、授業の時に普通のDVDなどを見せても、必要な知識をいれるだけでよくなってきます。そうなってくると、多分、大学へ進学しても、それほど大学の方々に迷惑をかけずともやっていけると思うのですが…この二年生たち、あと少しですね。
日々是好日
夜、気温が下がらなかったのでしょうね。いよいよ夏がやってきたのかと思わせるような昨日からのお天気です…。鬱陶しいなあと思っていたのですが、うれしいことが、一つありました。
実は何週間か前に、鉢植えの小さな「クチナシ(梔子)」を買ったのですが、この花、どうも期待に背くヤツで、つぼみをつけたのはいいのですが、それからが悪いのです。少し綻びかけるなり、すぐに黄ばんでしまうという体たらくなのです。それだけならまだしも、そのまま二三日すると、そのまま枯れて、ポトリと首を落としてしまうのです。ええい、験が悪い。
それで、、まだ五,六輪残っていた、その半枯れのつぼみを、みんなはさみでチョン、チョン、チョンと、ちょん切ってしまいました。そして、来年こそは頑張ってねと、油かすをやって、そのままにしておいたのですが…。それが、いつの間にか、新しいつぼみをいくつもつけ、ドンドンドンドンそれが膨らんできたのです。その時は、「またか。でも試しにおいておこう」くらいの気持ちで、水やりだけは欠かさぬようにしておいたのですが、今朝見ると、きれいな白い花が一輪開いていたのです。
なんとなく、今日はいいことがありそうな、ちょっと得をしたような気分です。
そうこうしているうちに、空港へ迎えに行った教員から電話が入りました。三人のベトナム人学生は、到着後一時間ほどで出てきたそうです。それですぐに学校へ戻るとのこと。ただ、三人の荷物が多いので、行徳駅に着いたら、男子学生の迎えを頼むと言います。そういうわけで、昨日自分も成田に迎えに行きたいと言っていた男子学生が一人、授業中に抜け出して、駅まで迎えに行ってもらうことになりそうです。
九時五分前、学生たちが団子のようになってやってきました。その中に、一人、お昼ごろ成田へ迎えに行ってもらう予定の学生もいます。「一人で大丈夫か(成田までの道で、そして成田空港で)」と聞きますと、「先生じゃないから大丈夫」と言います。この暑いのに、まあ、そこでまた、追いかけっこです。二年生は、既に一年この学校で学んでいますので、ここまでなら大丈夫という、その線引きができています。
こういうものは、身体で掴むしかないのです。日本で生活していく過程で、つかみ取っていくしかないのです。来日したばかりの頃は、どこやらオドオドして見えた学生たちも、一年も経つと、経済的にも自立していることからくる自信と、日本人とも普通に話すことができることからくる落ち着きとが備わり、授業の時に普通のDVDなどを見せても、必要な知識をいれるだけでよくなってきます。そうなってくると、多分、大学へ進学しても、それほど大学の方々に迷惑をかけずともやっていけると思うのですが…この二年生たち、あと少しですね。
日々是好日