日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

夏休み最後の一日。

2016-08-26 08:06:51 | 日本語学校
晴れ。昨日に引き続き晴れ。

朝から青空が拡がっています。何だか久しぶり…まあ、昨日もそうだったけれども…という気分になってきます。一週間ほど台風に悩まされていたからでしょう。

いつの間にか、「残暑」となり、「キョウチクトウ(夾竹桃)」の花数がグンと少なくなり、「サルスベリ(百日紅)」もあらかた花を散らしています。草花の姿も時の移ろいにしたがって変わっていく…日本人は草花の移ろいによって、季節を知ると言った方がいいのでしょうけれども。

台風でアタフタしている間に、微かな変化が積み重なり、これと気づいたときには、ハッと驚かされる…いつものことです。

昨日、学校に着いてから補講の教室の窓を開け、水遣りをしていた時のこと。父親連れの二歳か三歳くらいの女の子(…まあ、子供連れの父親と言った方がいいのかな)が、ジョロをもっている私の前でパタリと止まりました。それまではつんのめりそうに慌ただしく歩いていたのです。

お父さんが申し訳なさそうに、「珍しいものですから…」。「はあ…(何が)????」。その間も女の子はじっとこちらを見つめています。かと思ったら突然、右手を挙げながら近づいて来ました。あれれ、バイバイをするのかなとバイバイをしてやったのですが、それに惑わされることなく、ドンドン近づいて来ます。どうも「ハイ、タッチ」らしい。で、こちらも「ハイ、タッチ」とやってやると、急にニコニコニコ。二回もハイタッチをしてしまいました。

お父さんはどうしていいかわからないといった顔をしていましたが。

女の子はそんなお父さんをよそに、ハイタッチが終わるとクルリと90度ほども向きを変え、進むべき方向に向かって歩いて行きました。どこへ行くのか行き先がわかっているのでしょうね。

後ろに付き従っているお父さんは、小走りになったり、ゆっくり歩いたり、これはまた大変なこと。きっとハラハラでしょうね。小さい子供に合わせて行動するのは忙しないことでしょうから

さて、学校です。

昨日も学生が何人も来て、予定していた作業はなかなか終えられません。補講が終わって職員室に上がってくると、いつも別室に学生が2、3人いて、何かを書いているのです。午後になるとまた顔ぶれが変わって、同じように書いています。そうでなければ面接の練習をしています。そのほかにも卒業生がビザの変更やら、あるいは奥さんやご主人を呼んだから、日本語を習わせたいと相談に来たり、なかなか落ち着く間がありません。

きっと、今日もそうでしょうね。だって、今日は夏休み最後の一日なんですから。

日々是好日

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昨日は…忙しかった…。

2016-08-24 08:13:08 | 日本語学校
曇り。時々日が射してきます。

今日など、あまり「セミ(蝉)」の声が聞こえてきません。降るように聞こえていたのに…。聞こえてくるのは、あれは、もう秋に鳴く虫達の声なのでしょうか、それとも、今迄はセミの声にかき消されていただけの夏の虫達のものなのでしょうか。

天から降ってくるのと、地から涌いてくるのとでは、やはり違って感じられますね。それに、地のほうは、まだ「かそけき」段階ですし。

さて、学校です。

一昨日が台風で休み。だからでしょうか、昨日は、学生達が出たり入ったり。

補講は、今週の水(今日)、木、金で終わりですが、昨日は卒業生まで、勉強したくなったからとこれに加わっていました。

それとは別に、「7月生」が、ビザ申請の下書きにやってきました。「二年生」が、専門学校の願書書きやら、見学の申し込みやらで、やって来ました。8月分や9月分の寮費や光熱費の件でやってくる学生もいました。相談があってやって来た学生もいました。中には、暇だから…と何も持って来ないで(学校に来るのに、本もノートも持ってこない)やってきた学生もいました…よく判らん…暇つぶしなんでしょうね。…こういうのはある国の学生と決まっています。彼らの国では、教師は暇なんでしょう。

この学校の学生達とは別に、日本語を学びたいという人やその人の知り合いからの問い合わせ、子供を留学させたいから手続きについて聞きたいという人の来校…。

もちろん、新学期の準備(教材を新しくした分、それに付随したものが必要になるのです)もありますし、それとは別に、補講もしているので、一日が終わってみれば、皆で顔を見合わせて、…忙しかったね。何していたんだろう…。まあ、毎度のことですが。

昨日忙しかった分、今日は暇になるのではないかと期待しているのですが。もっとも、そうは言いましても、多分、今日暇になれば、その分、明日忙しくなるかもしれない…し、あるいは来週から始まる新学期が忙しくなるかもしれない。

万事、ほどほどにというのが一番よろしいのですけれども…。

日々是好日
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昨日は台風でした。今日から後半の補講が始まります。

2016-08-23 12:15:47 | 日本語学校
曇り。

午後にはまた雨が降り出すとか。

昨日、台風9号が、この辺りを直撃した…らしく(天気図を見ると)、二時過ぎ頃、一度雨風が止み、明るくなったのですよね。あれはもしかしたら台風の目の中に入っていたのかもしれません。もしそうだったら、何十年ぶりになるのでしょうね。

今年の夏は、どうも異常気象というのが本当に当てはまりそうです。「北海道って雨が降っていたっけ」だったのが、「北海道って台風が行っていたっけ」になり、次は「北海道でも、洪水が起こっているって????」

私は、二泊三日で墓参りに帰っていたのですが、九州の暑かったこと、暑かったこと。もうあの暑さに耐えられるような年ではないということを思い知らされました。夏は…もう…だめです。

暑さもさることながら、あの日ざしの猛烈さには耐えられなかった…。

街を歩けば、「クマゼミ(熊蝉)」の声が、ワッシ、ワッシと降ってきますし…。ここでは、「ミンミンゼミ」のミーン、ミーン、ジー---ですからね、かなり違います。

さて、今朝来てみると「…昨日、誰もいなかった」と電話あり。さすがに、「専門学校の願書」提出ともなると、皆「力」が、入っているとみえます。

それから補講の学生で、連絡が遅れた人も来たとのこと。通じなかった場合、友だちの友だちという形で連絡していますから、(連絡が)遅くなったのでしょう。申し訳ないと謝っておきました。台風が来ると、電車が不通になることがあり、そうなると大変だから…が、それほど交通網が発達していない国から来た人たちには、…どうもわかりにくいようです。

というわけで、今日から後半の補講が始まりました。急に勉強したくなったから(来た)と言う卒業生一名も含めて、今日は四人での補講です。

彼女が入ると、少しレベルを上げなければならないかと思っていたのですが、うまいことにすっかり忘れていてくれて(怒られるかな)、普段通りのやり方で大丈夫でした。

日々是好日
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台風が過ぎると、…熱風がやってきた…。

2016-08-17 09:20:14 | 日本語学校
晴れ。

早朝は雨が降っていたのですけれども…。

昨日というか、今日の台風はダムにそれほどの雨を落とさずに去って行こうとしています。ここは海の近くなので、被害が出るかなと思ったのですが、学校の植木も倒れておらず、それほどの風ではなかったのかと錯覚させられてしまいます。…でも、やはり風は強かったのでしょうね。夜は、電線が軋んでいましたもの。

ところで、今朝、来る途中、きちんとセミが啼いていました。昨日はセミの鳴き声を聞かず、草むらからの虫たちの声が聞こえていました…ので、もう「お盆も過ぎたことだし」と勘違いしてしまいました。これも台風の影響だったのかしらん。

台風が来る毎に、涼しくなる…というのは、まだまだ先のようで、今日など、台風一過、途端に、南からの熱風が関東地方を襲うそうです。もしかしたら、もうやって来ているのかもしれません。学校の中にいると、そして来てから一段落してしまうと、汗も退き、風を感じるようになっていますから、もうわかりません。

これがお日様の下であると、イヌのように舌を出してあえいでいるかもしれませんけれども。

さて、最近、ハズキの「メガネ」を使うようになりました。けれども、学生達は、私の「メガネ」イコール、「虫眼鏡」であると信じていますから、(忘れたときなど)「メガネを持って来てね」と頼むと、ニコニコしながら、虫眼鏡を持って来てくれたりするのです。

それで、上のクラスなどでは、「メガネを替えてね云々」とボソリボソリと言っているのですが、下のクラスにはまだこれがわかりません。しばらくは「虫眼鏡」が送られてくるかな…。

まあ、これはこれとして、このハズキの「メガネ」、いわゆる「虫眼鏡」なのです。だから、私のような者にとっては、必需品。二つ買ったのは正解でした。

うち用のがまた役に立つ。だんだん小さい字を見るのが億劫になって、しばらく雑にしか見ていなかったのです。が、このお盆休みで、たまっていた新聞をあらかた片付けることができました。それに、久しぶりに、辞書を読んで、何だか感動することもできましたし。

やはり、紙のものはいいですねえ。最近は、ほとんど、パソコンで調べていたのですが、やはり紙のものは違います。学校ではパソコン…広げると面倒です。うちでは紙というふうに使い分けられそうです。学校に置いておいた辞書も持って帰ろうかな。

これも、ハズキの「メガネ」のおかげ。こんなに使い勝手がいいなら、もっと早くに使っておけば良かった。

実は、目のためにはいいと言われながらも、サングラスでさえも、あまり使っていなかったのです。メガネに慣れていない者というのは、鼻に何かをかけるというのに辛抱できない…ようですから。

ただ、急に目が悪くなったような気もするので、ちょっとそれが気がかりです。

新学期が始まるまでに、やっておかねばならないことが、まだまだたくさんあります…まあ、やった方がいいくらいのもの…が、大半なのですけれども。

実は、ベトナムの、真面目な学生に頭を抱えているのです。スリランカの学生は、それなりに、本人の資質ややる気の問題と考えられるのです(ヒアリング力があるので、理解ができないというのは、多分シンハラ語で説明されてもわからないから)が、ベトナムの学生は、懸命に頑張っているのですが、ヒアリング力がなかなか育たない。

この、懸命に頑張っているのに、結果が伴わない…、資質も普通であるし、やる気もあるのに、伴わない…というのが、つらい。

で、「あの手この手」を考えているのです。もちろん、普通の学生です。「ふつうの子」が、日本に来て、母国ではできなかったことができるようになったり、わからなかったことがわかるようになる…なれればいい…というのが私たちの希望なのです。が、ヒアリング力に難があると、それがどうにもこうにもうまくいかない。

せめて、スリランカの学生のようにヒアリング力でもあれば、映像を見せ、説明を加えていけば、知識は増やすことができる。中国人のように漢字でどうにかなるなら、読ませ、映像を見せていけばいい(もちろん、「普通の能力を持っており、やる気があれば」ですが)。

ところが、ベトナム人はそのどちらでもやれないのです(ヒアリング力にも劣る、漢字も中国人のようにはいかない)。

とはいえ、頑張る人がいる限り、こちらの試行錯誤は続きます。

日々是好日
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夏休みでも大忙しです。二年生も一年生も…。

2016-08-08 08:20:16 | 日本語学校
台風の影響でしょうか、時折、涼しい風が吹いてきます。

とはいえ、夏。

この数日が今年一番の暑さになるであろうと恐ろしい予報がなされています。東京では明日、37度ほどにもなるとか。

でも、ここは海の近くですからね、海風というのがあります。

今朝など、草むらからは虫の声がかなり繁く聞こえてきました。もっとも、木立の下では、「セミ(蝉)」の声が降っていましたけれども。

実は先日、どうして「蝉」はいつも仰向けに死んでいるのかと、ある人に聞いたところ、子供相談室で、子供が同じような質問をしていて、その答えというのはこうであったと教えてもらいました。

「蝉」は、落ちて仰向けになったときに、「カメ(亀)」のように足をばたばたさせるけれども、それは元に戻ろうとして足掻いているのだそうな。もし、それが土の上や草むらであったなら、そこは斜めであったり、凸凹しているであろうから、ばたばたしているうちにうつ伏せになれ、飛んで行けるであろう。

が、そこがアスファルトの上であったり、コンクリートの上であったり、階段の上であったりすると、(人間に都合のいいように)平たくできているから、そのまま藻掻いているうちにはかなくなってしまう…そうな。

これは知らなんだ。これからは、落ちている「蝉」を見かけたら、すぐにうつ伏せにしてやろう。あるいは、そのまま、手にとって逃がしてやろう…と、子供のときに、蝉取りをした罪滅ぼしにと思ったのでありました。

さて、学校です。

夏休みとはいえ、今年の11月に「日本留学試験」を受ける数人のための補講が始まっています。オープンキャンバスに参加しに、いくつかの大学や専門学校へ行った学生もいます。願書を書きにやって来る学生も多分、これから出てくることでしょう。

そして、一年生(4月、7月に来日)は、アルバイト探しに励まねばなりません。 せっかく二年生が紹介してくれても、「(日本語が)ちょっとねえ…」ではどうにもこうにもなりませんから。

特にベトナムの学生は、工場で働くか、レストランなどで働けるかが日本語上達の境目なのです。ヒアリングだけどうにかなってくれたら、漢字も頑張って覚えている学生は、文法などで、覚えては忘れするのがなくなるでしょうし…。

けれども、なかなか、これが難しい。とはいえ、難しい、難しいと嘆いてばかりいてもしようがありません。どうにかして、「アルバイトがうまく探せないから、ヒアリング力が伸びない。ヒアリングの力が足りないから、いいアルバイトが見つからない」という悪しき連鎖を断たねば…。

それが、彼らのこの夏の課題でしょう。

日々是好日
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昨日、「富士山1日バス旅行」でした。天気は良くなかったけれども、雨にもやられず楽しめました。

2016-08-03 14:05:58 | 日本語学校
曇り。

今日も昨日と同じような天気になりそうです。早朝、土砂降りの雨の音で目が覚めました。

昨日もそうでした。学生達が集まりはじめたころには一時止んでいた雨がまた降り始め、確認のための名簿がぐっしょりと濡れてしまい、マーカーの色が流れ落ちて…んんん…(この学生の)確認はしたっけ、しなかったっけ…という有り様。

もっとも、そのころには、あと数人になっていましたが。

こういう時、遅れている人はいつも同じ、今回も遅れていました。最後はスリランカの学生です。

来た順に、バス毎(二台)の番号札を渡し、バスがきてからすぐ乗れるように待っていたのですが、バスは信号を避けて、ずっと先に止まりました。学生達は大急ぎで、順番に乗り乗り込み、ジュースやお菓子も搬入します。

この旅行社は、ガイドさんも運転手さんもいつもよくて、私たちは安心で、お任せできるのですが、今回もそうでした。いつもと同じ(外国人に慣れた)ガイドさんと元気いっぱいのガイドさん。そして、運転者さん、お二人とも、落ち着いたいい感じの方でした。

今回も、帰りにはあちこちで渋滞が生じていたというのに、少し遅れで、無事に戻ってこられました。学生達はみんな目一杯楽しめたようです。

もちろん、夜勤明けの学生もいましたから、そういう者は、乗り込むとすぐにウトウトし始めます。特に高速に入る前、(小さな渋滞があって)ノロノロ運転でしたから、いい気持ちで眠れたでしょうね。

スカイツリーが見えたけれども、あいにくなことに、「スカイツリーって何?東京タワーじゃないの?」と言っていた「Cクラス(今年の4月生)」のベトナム勢は大半が2号車でしたから、注意を促すことができませんでした。気がついてくれたかしら。

最初のサービスエリアでは、(眠くて)降りたくないというのを「これから先、どうなるかわからない(渋滞がいつ発生するかわからない)から、トイレに行きなさい」とたたき起こしてトイレへ行かせました。定刻に戻ってこられなかった学生が、1号車2号車ともに一名ずついたのですが、これは迷子になっただけのこと。同じ国の学生が電話をかけ、場所を言うと、すぐに見つけたようで走って戻ってきました。

昨日は、このとき以外、集合時間に遅れる学生はいませんでした。これまでは必ずと言っていいほど、勝手な行動をとる学生がいて(だいたい国毎にまとまりますから、一人がやると、他の学生もすぐにそちらの方へ流れていってしまうのです)大変だったのですが、やはりそういう学生が少なくなったということなのでしょう。

こちらも相手の国民性というか、民族性というか、そういうのにも、少しずつ慣れてきていますから、心の準備もできていれば、対処法もある…のです。

バスはスイスイとスムーズに走り、予定時間よりも早く、「五合目」に着きました。雨は降っていませんでしたが、すごい霧(雲)の中で、周りははっきり見えません。普段なら、登山口のところに迷い込む学生も出たりするのですが、全く見えないので、そんな学生も出ません。展望台も見えませんでしたから、行きようもなかったのでしょう。それどころか、近くの人の顔さえ、はっきり見えない時もありました。

降りて一番最初にお参りをしたのですが、それからが困った。広場に戻ってきて、そこで写真を撮ったりするか、お土産を買いに土産物屋をウロウロするか…。中には、「富士山の絵はがきに切手」セットを見つけ、慌ててハガキを出そうと、郵便局に走ったりする学生もいました。天気も悪かったから、人も少なかったのでしょう。

それが終わると、ご飯を食べに、「河口湖」へ。

ガイドさんが、湖に映る「逆さ富士」の話などをしてくれましたが、「富士山」はいったいどこ?(雲に覆われていて見えないのです)という感じです。ご飯を食べた後、石伝いに湖のところまで下りていった学生もいましたから、それなりに楽しかったのでしょう。

それから、「樹海」・「風穴」へ。

どこで聞いたのでしょうね。「樹海」のことを知っていたスリランカの学生がいました。「これから行く」と伝えますと、ちょっとビビっていましたから、怖い話を聞いてきたのでしょうね。

皆は、「風穴」入り口まで、樹海の中を歩いていきます。

私は「風穴」の入り口で、皆を待ちました。先に出てきた学生達は、「寒かった、寒かった」と言いながら、入り口にある、大きな「氷柱」のパネルを見つけると、早速、パチリ。…今、見てきたばかりなのになあ…。

帰りに、学生が「白糸の滝」にもトイレがあるかと聞いてきました。聞くと「ここのトイレは臭くて汚い」。で、「白糸の滝」へ向かいます。

前回は鉄砲水のせいで、滝を道の上から見るだけでした。下りていけなかったのです。けれども、今回は岩を伝わって、滝の水のところまでいけたそうです。落ちた人もいたようですが。

ベトナムやモンゴルの学生は、果物を買っていました。桃など大きくて、いかにもおいしそうに見えたのでしょう。中には、そのまま公園のベンチに腰掛けて、滝を見ながら食べている学生もいました。

そして、定刻前に皆が集まったので、出発です。一路「行徳」へと向かいます。

途中バスの中で皆が楽しみにしていたカラオケが始まったのですが、日本の歌を知らない…ということで、すぐに尽きてしまいます。最後には、国の歌でもいいということに…但し、条件は「短く」。

スリランカの歌はいつ終わるのかわからないくらい長いのです。他の国の学生達にしてみれば、意味もわからないし、同じようなリズムが延々と続くので、歌のどこが面白いのかわからない…。飽きてしまいます。

今回は、1号車のスリランカの学生達、知恵を絞ったようで、いろいろ相談していました。やればできる。短く歌えました。すると、それを面白がって喜ぶ他国の学生も出てきて、それはそれなりに盛り上がりました。

けれども、この喧噪の中でもスヤスヤ眠っている学生もいましたから、皆疲れているのですね。

いよいよ行徳という時に、夏休みの注意、ゴミが落ちていないかの確認、そして最後にガイドさんと運転手さんへの感謝を皆で一緒に言って、解散です。このときだけは、皆元気でしたね。

さて、今日から夏休み。補講に来る者、専門学校のオープンキャンパスへ行くもの。願書を書きに来る者…。特に二年生は気が抜けません。

でも、うまく行くといいですね。何もかも。

日々是好日
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人の物、自分の物…区別がないんですよねえ。

2016-08-01 08:48:10 | 日本語学校

曇り。

今は、時折、日が射していますが、直に雲が厚くなり、もしかしたら昨日のように夕立がザァーと来るかもしれません。「カエル(蛙と帰る)情報」では、昼頃から雨マークが続いていましたし。

授業の時、(午前クラスも、午後クラスでも)…彼らが来るときに、曇っていて、帰るころから雨というのが一番困ります。まず、用心して傘を持っていこうなんて殊勝な心がけのある留学生なんていませんから。

雨が降ったら降ったで、「困る。雨です。傘がありません。貸してください」(…そんなのわかっとる。こっちこそ困る)。以前、ある方から、傘を十数本寄付していただいたことがあったのですが、降るたびに貸しているうちに(返すように言い、それなりにチェックはしていたのですが)、きれいに無くなってしまいました。彼らがきちんと使っていてくれれば、寄付してくださった方の気持ちもまあ、なんとかそれで済むのでしょうけれども…。私も傘を貸して、それっきりになったことがあります。

彼らはあまり「他者のもの」という意識がないようで、「人の物でも自分の物のように使い、また他の人もそういうふうに使う。自分の物であってもそう」だから、いちいち返す(返さねばならない)という思想がないのでしょう。

その点、小学校のころから、自分の鉛筆にまで名前を書かされてきた日本人とは違います。

「これは自分の物、あれは他人の物」と、日本人は、はっきりと分けます。そして、「他者の物を借りる場合には、断るべきである。黙って使ってはならない。」仁義を切るというのと同じなのでしょう。そうしなければ、快く貸してもらえないし、それができない人間は借りることすらできなくなる…ものである」。「親しき仲にも礼儀あり」です。「黙って使うのは、泥棒だ」というのは、彼らにとってはなかなか理解できないことなのかもしれません。

まあ、それはともかく、突然の雨のたびに、「傘がない、傘がない」。予想して困らないように持ってくるという思想(習慣)がないのです。それどころか、外の傘立てにさしてある、他者の傘を黙って使うという不逞の輩までいますから、油断ならない。それで、最近では教室の中、あるいはトイレのヨコに置くようにさせているのです。そこからは、さすがに持って出るとはならないようですから…。

さて、今日は8月1日、明日は、いよいよ、「富士山1日バス旅行」の日。…なのですが、落ち着かないのはお天気のせい。

予報では、明日も今日と似たり寄ったりのようで、まあ、ここを出発するときに雨が降ると、荷物を持ってバスを待つ間がつらい。また、だんだん富士山の姿が大きく見えるべき時に、富士山が…(見え)ないと、悲しい。

けれども、見えても見えなくても、まあ、お天道様のことだから、しようがないのです。(嫌)だからといって、人間が小手先で姑息な手段をとるなんてことは、すべきではない。たとえ、できても。そんなことをしてしまうと、必ず自然はしっぺ返しをするでしょう。数倍もつらい思いをせねばならぬのは、人だけではなく、全ての生き物である…。

まあ、そのときは嫌でも、つまり、雨が降っても、風が強くても、数年経てば、「あの時ね。富士山が見えなかったんだよ」と笑顔で言えるようになるでしょう。それはそれでいい思い出になる…。

ただ、(ちらとでも富士山のお姿が拝めなかったら)そのときは…、ちょっとかわいそうです。

それはさておき、今日は最後の授業日ということで、それぞれのクラス(2年生がいるクラス)で、学期末試験を行います。

これは、9月からの、あるいは10月からの「新クラス」に向けての調査半分みたいなものです。

みんな、いい点をとってくれるとうれしいんですけれども。

日々是好日
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