今日が、もう5月も末日。どうもこんなに涼しいと、明日から「水無月」なんて気がしません。23度から16度などという予報も出されていますが、体感温度としてはもっとずっと下のような気がします。
と、こう書いていると、玄関でカサコソという音が…。「Aクラス」の学生です。驚いて聞くと、「今日は、朝、友達とご飯を食べて、直ぐに学校へ来た…」とのこと。なるほど、しっかりと朝ごはんを食べると、習慣で学校に来るというよりも、「よっしゃあ、行くか」くらいの気合いを入れて、学校に来たのでしょう。
一昨日、「Bクラス」の学生、一人に、明日から「Aクラス」の授業も受けてみるように伝えました。ついでにと言っては何ですが、もう一人にも頑張れるなら一緒に行ってみてもいいと言ってみたのですが…。
最初の一人は、「(彼らの国語と日本語とが非常に近しい関係にあるということなので)聞けばほとんど判る」と言っていましたし、問題となる漢字も努力しているようですから、多分大丈夫でしょう。そしてもう一人は…体力がないから無理のようですね。
実は、この「Bクラス」というのは、「初級」段階までは、それほど問題もなく、つまり、皆、だいたい横並びでやってこられたのですが、「中級」に入ってきますと、「読解力」がだんだん問われてきますし、ある程度の根性がなければ、漢字なども覚えていけません。というわけで、(もともとの資質…言語に関するものです…も違いますが)根性の点でも、現時点における日本語のレベルでも、差がだんだん顕著になってきた…ようなのです。
それで、その対策として、根性と資質、あるいは現時点での日本語力と資質などを加味して、勧めてみてもよかろうという学生には、「上のクラスを見てごらん」と言ってみたのですが。
それはさておき、実は、最近、ちょっと緊張状態どいうか、慌ただしかったのです。特に授業が詰まっている月曜日と火曜日に、そういうことが重なりますと、そっちの方に手も気も取られて、他のことが出来なくなるような状態だったのです。
日本でも、幾つかの大学で9月入学を考え始めているようですが、実際問題として、特に大学院などで9月入学を認めているところは案外少なく、それを期待していますと、とんでもないことになりかねません。
だいたい、9月入学を望む学生は、これまでいませんでしたので、そういうことを真剣に調べたこともなかったのです。ところが、そういう学生を抱えてしまいますと、学校側でも手分けして探さねばなりませんし、時期外れの(勝手にそう思っているだけなのですが)指導もしなければなりません。願書の提出や、書類に関するものでも、想像していたよりずっと早く出さねばならぬことがわかりましたので、学校中がどこやらアタフタとしています。
最初から判っていたら、こんなことはなかったのでしょうけれども。
転校してきた学生が、「(来る前には)だいたいできている」ようなことを言っていたのに、蓋を開けてみると全く何も手がつけられていなかった…。当然、こちらは慌てます。それに、卒業して(さようならと言って)安心していたのに、「実は…」ということで相談に来られて、また、大慌てで探しまわる…。
こういうことは探すだけでは終わりませんから、探したら、その手続きやら、準備やらまで指導して行かなければなりません。
転校してきた学生なんて、前の学校でどういう指導を受けていたのでしょう。「移った先で全部やってもらうからいい」なんて言ってきたのでしょうか。物事はそんなに簡単ではないと思うのですけれども。ちょっと不思議な気がします。
日々是好日
と、こう書いていると、玄関でカサコソという音が…。「Aクラス」の学生です。驚いて聞くと、「今日は、朝、友達とご飯を食べて、直ぐに学校へ来た…」とのこと。なるほど、しっかりと朝ごはんを食べると、習慣で学校に来るというよりも、「よっしゃあ、行くか」くらいの気合いを入れて、学校に来たのでしょう。
一昨日、「Bクラス」の学生、一人に、明日から「Aクラス」の授業も受けてみるように伝えました。ついでにと言っては何ですが、もう一人にも頑張れるなら一緒に行ってみてもいいと言ってみたのですが…。
最初の一人は、「(彼らの国語と日本語とが非常に近しい関係にあるということなので)聞けばほとんど判る」と言っていましたし、問題となる漢字も努力しているようですから、多分大丈夫でしょう。そしてもう一人は…体力がないから無理のようですね。
実は、この「Bクラス」というのは、「初級」段階までは、それほど問題もなく、つまり、皆、だいたい横並びでやってこられたのですが、「中級」に入ってきますと、「読解力」がだんだん問われてきますし、ある程度の根性がなければ、漢字なども覚えていけません。というわけで、(もともとの資質…言語に関するものです…も違いますが)根性の点でも、現時点における日本語のレベルでも、差がだんだん顕著になってきた…ようなのです。
それで、その対策として、根性と資質、あるいは現時点での日本語力と資質などを加味して、勧めてみてもよかろうという学生には、「上のクラスを見てごらん」と言ってみたのですが。
それはさておき、実は、最近、ちょっと緊張状態どいうか、慌ただしかったのです。特に授業が詰まっている月曜日と火曜日に、そういうことが重なりますと、そっちの方に手も気も取られて、他のことが出来なくなるような状態だったのです。
日本でも、幾つかの大学で9月入学を考え始めているようですが、実際問題として、特に大学院などで9月入学を認めているところは案外少なく、それを期待していますと、とんでもないことになりかねません。
だいたい、9月入学を望む学生は、これまでいませんでしたので、そういうことを真剣に調べたこともなかったのです。ところが、そういう学生を抱えてしまいますと、学校側でも手分けして探さねばなりませんし、時期外れの(勝手にそう思っているだけなのですが)指導もしなければなりません。願書の提出や、書類に関するものでも、想像していたよりずっと早く出さねばならぬことがわかりましたので、学校中がどこやらアタフタとしています。
最初から判っていたら、こんなことはなかったのでしょうけれども。
転校してきた学生が、「(来る前には)だいたいできている」ようなことを言っていたのに、蓋を開けてみると全く何も手がつけられていなかった…。当然、こちらは慌てます。それに、卒業して(さようならと言って)安心していたのに、「実は…」ということで相談に来られて、また、大慌てで探しまわる…。
こういうことは探すだけでは終わりませんから、探したら、その手続きやら、準備やらまで指導して行かなければなりません。
転校してきた学生なんて、前の学校でどういう指導を受けていたのでしょう。「移った先で全部やってもらうからいい」なんて言ってきたのでしょうか。物事はそんなに簡単ではないと思うのですけれども。ちょっと不思議な気がします。
日々是好日