日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

「梅雨」が近づいてくるのを感じます。

2017-06-06 08:01:48 | 日本語学校
今はもう雨が止んでいます。曇り。

風はひやっとしています。今日は長袖が必要ですね。また風邪引きさんが出てくるのではないでしょうか。

さて、街では、「アマリリス」の花が終わりに近づき、「アジサイ(紫陽花)」の花が色を濃くしています。それぞれの存在感が増してくるのはこういうとき。ピンクや青、赤…。そして紫がかったものやら…、どうも一色で表現するとなると、う~ん、難しいとなってしまう。古代、花の名、草木の名で色を表していたのも、宜なるかな。

とはいえ、昔懐かしい「アジサイ」は数をグッと減らしています。華やかで、美しいのですが、新種はどうも見飽きてしまいます。何事によらず、単純な方が、ゆかしく感じられ、長持ちするようです。

新種もいいけれど、原種も街から姿を消して欲しくないですね。だって、おのおのの原風景にあるのは、この、原種の方でしょうから。もっとも、原種と言っても、ドンドン姿を変え、そして残ったというだけのものなのでしょうけれども。

かつて、木造の家が多かった頃、表札の横や、しおり戸の横などに、竹の筒などを掛け、そこに早朝摘んできた野の花を入れたり、庭の花や緑鮮やかな野草を入れたりしていたものでした。平屋が多かったからかもしれませんが、その方がこういう風景には似合います。

そして、そういう黒板塀には梅雨時など「ナメクジ(蛞蝓)」の姿なんぞが見られたものでした。今となってはここいらで「ナメクジ」を探しても、まずいない。な庭木を荒らす害虫として、駆除されたのでしょうか、それとも、彼らにとって住みにくい街になったのでしょうか。

虫たちが住みにくい所は、野鳥にとっても住みにくいところ。鳥たちが住めないところに人間だけが住めるというのも、どこか悲しいですね。ここいらは「野鳥の森」があるほどですから、鳥の姿だけはよく見かけるのですが、確かに、「メジロ(目白)」も「ウグイス(鶯)」も「ヒバリ(雲雀)」も、ここ数年見ていません。

数年前、「ウグイス」の声が聞こえたので、慌てて辺りを見回したのですが、探しているうちに、声が一本調子であるのに気がつき、がっかりしたことがありました。おそらく、テープなどであったのでしょう。「ウグイス」なんどは、縄張り意識が強いので、一羽が声高らかに縄張りを宣言すると、すぐに別の雄が飛んできて、自分の声の方がずっと美しいし、長々と歌い続けられるとばかりに鳴き始め、その縄張り内で、歌合戦が始まるのです。そして負けた方は飛びさり、残った方が美声を張り上げて長々と鳴きつづける。

こういう合戦は、山などでなければ聞けないのでしょうが、久々にちょろっと聞いたものですから、簡単に騙されてしまいました。どうも甘かったですね。やはり、山で聞くのが一番ですね。横浜では庭に「(ウグイスが)飛んでくる」と聞きましたけれども。

日々是好日
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 朝は涼しかったけれども、ま... | トップ | アルバイトの募集がよく来る... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日本語学校」カテゴリの最新記事