暑い。
「夏なのだから暑いのは当然。『暑い、暑い』言うな」というのは、よく聞く台詞。この台詞を聞くと、みんな暑いので、カッカカッカ来ているなと、これもまた、ステレオパイプに思ってしまう。
こんな暑さの時は、入道雲が空に現れるべきであり、人々は海や山にいるべきであり、街の真ん中で、ジリジリとやかれるべきではない…ような気がするのですが。
自転車で来る途中、夏を象徴する花、「サルスベリ」が、毎年咲いているところに来た…まだですね。自転車だから見にくかったけれども、蕾はあったような気がします。で、「アジサイ」の花が何種類も咲いている小山のような館に来ると、そこの空色の「アジサイ」が萎れていました。他の、濃い紫やらピンクやら、「ガクアジサイ」を派手にしたようなものやらは、まだまだ元気でしたけれども。「ブーゲンビリア」というのは、今年、いつもより早く咲き始めたような気がするのですが、すでにずっと前から満開…。
全く、梅雨がもう終わってしまったかのような天気が続いています。そして今日も、晴れで、ここでも30度は超えるのでしょうね。
そう言うと、インドの学生が、30度くらいのことでオタオタしているのが判らんと言った顔をしている。なんだ、なんだ、まだ30度じゃないかと言っている、目が。
だいたいは、南から来た人たち。ただ、南からと言っても、インドやパキスタンなどは山あり、谷あり、平野ありですから、寒いところは寒いし、暑いところはとてつもなく暑い。また、スリランカは常春だし、ベトナムは、こんな暑さの中でも、日焼けを避けるためか、あるいは暑さに対する感覚が私達とは違うからか、長袖のトレーナーなどを着込んでいる…。
同じ教室の中にいても、着ているものを見ただけでは、夏なのか、春秋なのかわからない。しかも、長袖を着ている者が、寒いなどと言う…エアコンから遠いのに。そして、すっかり「なつ~!」と言えるようなTシャツの学生が、暑い、暑いと「寒い」といった学生を信じられないと言った目つきで見たりしている。
もっとも、これからもずっとというか、何年か日本にいるであろう人たち。今に日本人的な暑さ寒さの感覚を身につけていくでしょうね。これが一年かそこいらであったら、そのままでしょうけれども。
日々是好日
「夏なのだから暑いのは当然。『暑い、暑い』言うな」というのは、よく聞く台詞。この台詞を聞くと、みんな暑いので、カッカカッカ来ているなと、これもまた、ステレオパイプに思ってしまう。
こんな暑さの時は、入道雲が空に現れるべきであり、人々は海や山にいるべきであり、街の真ん中で、ジリジリとやかれるべきではない…ような気がするのですが。
自転車で来る途中、夏を象徴する花、「サルスベリ」が、毎年咲いているところに来た…まだですね。自転車だから見にくかったけれども、蕾はあったような気がします。で、「アジサイ」の花が何種類も咲いている小山のような館に来ると、そこの空色の「アジサイ」が萎れていました。他の、濃い紫やらピンクやら、「ガクアジサイ」を派手にしたようなものやらは、まだまだ元気でしたけれども。「ブーゲンビリア」というのは、今年、いつもより早く咲き始めたような気がするのですが、すでにずっと前から満開…。
全く、梅雨がもう終わってしまったかのような天気が続いています。そして今日も、晴れで、ここでも30度は超えるのでしょうね。
そう言うと、インドの学生が、30度くらいのことでオタオタしているのが判らんと言った顔をしている。なんだ、なんだ、まだ30度じゃないかと言っている、目が。
だいたいは、南から来た人たち。ただ、南からと言っても、インドやパキスタンなどは山あり、谷あり、平野ありですから、寒いところは寒いし、暑いところはとてつもなく暑い。また、スリランカは常春だし、ベトナムは、こんな暑さの中でも、日焼けを避けるためか、あるいは暑さに対する感覚が私達とは違うからか、長袖のトレーナーなどを着込んでいる…。
同じ教室の中にいても、着ているものを見ただけでは、夏なのか、春秋なのかわからない。しかも、長袖を着ている者が、寒いなどと言う…エアコンから遠いのに。そして、すっかり「なつ~!」と言えるようなTシャツの学生が、暑い、暑いと「寒い」といった学生を信じられないと言った目つきで見たりしている。
もっとも、これからもずっとというか、何年か日本にいるであろう人たち。今に日本人的な暑さ寒さの感覚を身につけていくでしょうね。これが一年かそこいらであったら、そのままでしょうけれども。
日々是好日