晴れ。早朝は曇っていましたが、今は見事な晴れになっています。
ところで、土曜日にモンゴル国から一人学生がやってきました。三週間ほど遅れて授業に参加することになるわけで、少々かわいそうだとは思うのですが、しっかりした青年ですので、頑張れるでしょう。
私の方でも、一二時間目の授業が終わってから、面倒(「初級」の教科書は12課まで、「四級漢字」の導入も後半に入っていますから)をみるつもりで、11時に来るように言っておいたのですが(授業は11時に終わります)、まだ同室者と顔合わせもしていないと言います。
慌てて、先に来て、自習室で勉強をしていたルームメイトの学生を呼んできます。彼は新しい学生を見るなり「大きい」。確かに。186㎝は、今いる学生の中では一番大きいでしょう。
日本に着いた土曜日は、教師が、一ヶ月ほど先に来ていた、同じくモンゴル国の女子学生と、中国のモンゴル民族の男子学生とを連れて迎えに行っています。それに、着いてからも、彼女ともう一人モンゴル民族の学生が、どこで買い物をしたらいいのかとか、近くの百円ショップとかを教えてくれたようです。それで、それほどは寂しくなかったでしょうが、日曜日は、初めて来た日本で、ひとりぼっちで過ごしていたわけです。
で、「Cクラス」から、一人と、「Aクラス」から四人、同じく中国のモンゴル民族の学生を連れてきます。まあ、一人じゃないよというくらいのところでしょうか。最初は、中国のモンゴル民族の学生たちは、怖ず怖ずとしていましたが、少し話してみて、相手に通じたと見るや、なんと「わあ、先生。私の言ったことがわかったみたい」で大喜び。そして相手が何か言うと、「先生、わかった、わかった。わかる~。先生、言っていることがわかります。嬉しい~」でまた大騒ぎ。
私たちから見ると、同じモンゴル人だし、話しているのは、同じモンゴル語のはずですから、わかり合って当然と思いがちなのですが、既に二つの国に分かれて久しいし、おまけに一方は中国の中の一つの民族、もう一方は、旧ソ連の影響を濃厚に受けてきたということで、そう簡単にはいかないのでしょう。それに、同じモンゴル人と言いましても、部族が違えば、多少なりとも言葉も違っているのかもしれません。まあ、これは今のところすべて類推の域を出ないのですが。
こういう大騒ぎは、いつまでも続いていそうでしたので、「はい、はい、それまで。次の授業が始まりますよ」と教室に戻します。その時、ちょうどフィリピン人の学生が下りてきましたので、挨拶をさせます。まあ、上のクラスの学生たちには、顔つなぎをさせておいた方が、いいのです。
ただ残念なことに、課外活動は終わったばかり。次の「紅葉狩」まで、まだかなり時間がありそうです。
日々是好日
ところで、土曜日にモンゴル国から一人学生がやってきました。三週間ほど遅れて授業に参加することになるわけで、少々かわいそうだとは思うのですが、しっかりした青年ですので、頑張れるでしょう。
私の方でも、一二時間目の授業が終わってから、面倒(「初級」の教科書は12課まで、「四級漢字」の導入も後半に入っていますから)をみるつもりで、11時に来るように言っておいたのですが(授業は11時に終わります)、まだ同室者と顔合わせもしていないと言います。
慌てて、先に来て、自習室で勉強をしていたルームメイトの学生を呼んできます。彼は新しい学生を見るなり「大きい」。確かに。186㎝は、今いる学生の中では一番大きいでしょう。
日本に着いた土曜日は、教師が、一ヶ月ほど先に来ていた、同じくモンゴル国の女子学生と、中国のモンゴル民族の男子学生とを連れて迎えに行っています。それに、着いてからも、彼女ともう一人モンゴル民族の学生が、どこで買い物をしたらいいのかとか、近くの百円ショップとかを教えてくれたようです。それで、それほどは寂しくなかったでしょうが、日曜日は、初めて来た日本で、ひとりぼっちで過ごしていたわけです。
で、「Cクラス」から、一人と、「Aクラス」から四人、同じく中国のモンゴル民族の学生を連れてきます。まあ、一人じゃないよというくらいのところでしょうか。最初は、中国のモンゴル民族の学生たちは、怖ず怖ずとしていましたが、少し話してみて、相手に通じたと見るや、なんと「わあ、先生。私の言ったことがわかったみたい」で大喜び。そして相手が何か言うと、「先生、わかった、わかった。わかる~。先生、言っていることがわかります。嬉しい~」でまた大騒ぎ。
私たちから見ると、同じモンゴル人だし、話しているのは、同じモンゴル語のはずですから、わかり合って当然と思いがちなのですが、既に二つの国に分かれて久しいし、おまけに一方は中国の中の一つの民族、もう一方は、旧ソ連の影響を濃厚に受けてきたということで、そう簡単にはいかないのでしょう。それに、同じモンゴル人と言いましても、部族が違えば、多少なりとも言葉も違っているのかもしれません。まあ、これは今のところすべて類推の域を出ないのですが。
こういう大騒ぎは、いつまでも続いていそうでしたので、「はい、はい、それまで。次の授業が始まりますよ」と教室に戻します。その時、ちょうどフィリピン人の学生が下りてきましたので、挨拶をさせます。まあ、上のクラスの学生たちには、顔つなぎをさせておいた方が、いいのです。
ただ残念なことに、課外活動は終わったばかり。次の「紅葉狩」まで、まだかなり時間がありそうです。
日々是好日