日本語学校からこんにちは ~水野外語学院日本語科~

TOKYOベイエリア,市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

相変わらず、寒さは続いていますが…

2018-01-29 11:02:17 | 日本語学校
晴れ。

別に冬眠していたわけではありませんが、年末か年初にかけて、ひどい咳で苦しみました。年明けにやっと病院へ行け、苦しみは半減しましたが、どうも「ケッタルサ」がなかなかなくならない。それでも、先週末に、やっと作文指導も一段落し、辺りを見回す余裕も出てきました。

先週の初め、寒波がやって来て、この地にも大雪を降らせたのですが、それも、翌日の昼前にはほとんど消えていました。それでも、寒さは続いています。なにせ、零下になったのですから。

とはいえ、「ウメ(梅)」の便り、その前には「ロウバイ(臘梅)」の透き通った黄が人々を喜ばせていましたし、ちょうど寒波の来る数日前でしたかしらん、「ジンチョウゲ(沈丁花)」の蕾がかなりふくらんでいるのに気がついたのは。

もっとも、今週も寒波がやって来るそうで、天気予報の「今週欄」には、木・金の所に小さな雪だるまマークがついていました。

さて、学校です。

1月18日に昨年の4月生、7月生のクラス分けテストをいたしました。もちろん、来日前に、国で「N5」までやって来たという人、「N4」くらいまでやって来たと言う人など、既習の量は様々であれ、私たちが話す言葉が聞き取れるかとなりますと、やはり3ヶ月の差はいかんともしがたく、それぞれのクラスにいてもらうしかないということになっていたのです。

ただ、(国で)母国語で文法や単語の説明を受けたり、日本語の練習問題にしても解き方の説明を受けたりしてきた学生と、日本に来て「日本語は初めて」という学生とでは、同じように学ぶにせよ、かなりの差が生じてきます。土台があれば、「ああ、国で聞いていたのはこのことか」という想像はつく。きちんとできていなくとも、とにかく二度目なのですから。

大変なのは、初めてという学生で、厄介な動詞の活用形など、やっと「行きます」「行きません」「行きました」「行きませんでした」を覚え、ほっとしていたのに、あろう事か、「テ形」なんぞが出てくる。「こは如何に」と戸惑っている間に、今度は「ナイ形」だ、「辞書形」だ、「タ形」だと、おっかぶせるように、わけのわからない形が押し寄せてくる…。

それでも、毎日、学校に来て頑張っていれば、それなりの形がつく人はいます。反対に、国でやって来たからと高を括って、アルバイトに精を出したりしていますと、いつの間にか他の学生に追い抜かれたりしてしまいます。

そういうわけで、一応、人数的に見れば半分ずつくらいでしょうか、二クラスに分け、一クラスはだいたい『みんなの日本語Ⅱ』くらいからの復習、もう一つのクラスは『N3の導入』くらいの感じで、やっています。

なにせ、大半が非漢字圏の学生達です。「聞く」「話す」はいいけれども、「読む」が苦手なのです。「聞く」がかなりできると言いましても、「N3」の文法が多少入ってきたり、わかりにくい言い回しが入ってきたりしますと、さて、正確に意味がとれているのかどうか…怪しくなってきます。

結局は、漢字なのでしょう。それができて初めて「読解」に移れるのでしょう。「聞いてわかるけれども、読めない」というのは、上になればなるほど、だんだん通じなくなってきます。一事が万事なのでしょうから。

日々是好日
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