07/11
曇り、時々小糠雨。
梅雨空が戻った…けれども、なんとなく違和感というのが拭えない。
この時期、雨が降っていれば、しかも、そんな雨模様の日が続いていれば、確かに「梅雨」と言って当然だろうとは思うのだけれども、なんか変、すっきりと割り切れない。この、なんか変という気分のもとで、ここ数年暮らしてきたような気がする。
お天気と言えば、それが風土を形作っているものだし、言語というのはその風土から逃れられないもの。とはいえ、世界に目を向けるまでもなく、日本国内においても雪国やら、晴天の多い太平洋岸の地域やら、また空っ風の吹く地域や台風の襲来を毎年のように受けてきた地域やら、それは千差万別。その風土の中で培われてきた、いわゆる「言葉」、なかでも「方言」。これをひとくくりに「日本語」と称するのには無理がある。発音だって違いがあるところが少なくないもの。
このお天気もそんな感じ。ひとくくりにされれば、いいのかな?という気持ちになる。もう既存の言葉ではどうにもならなくなっているのではないか。はっきりと、これであると言っていいのかな。勿論、それしかないと言われればそうなのだろうけれども、どこなくモヤモヤ感が付きまとっている。で、すっきりしない。言語の場合は、国家統一とか、近代化とか言った名目がついてくるのだろうけれども、お天気の場合は、そうはいかない。
日本のかつての様子を知らない、新しい人たちは、こんな天気が日本なのだというふうに、毎日、暑い、暑いと言いながら過ごしています。以前は、もう少し、人に優しかったような気がするのだけれどもな…。
日々是好日
曇り、時々小糠雨。
梅雨空が戻った…けれども、なんとなく違和感というのが拭えない。
この時期、雨が降っていれば、しかも、そんな雨模様の日が続いていれば、確かに「梅雨」と言って当然だろうとは思うのだけれども、なんか変、すっきりと割り切れない。この、なんか変という気分のもとで、ここ数年暮らしてきたような気がする。
お天気と言えば、それが風土を形作っているものだし、言語というのはその風土から逃れられないもの。とはいえ、世界に目を向けるまでもなく、日本国内においても雪国やら、晴天の多い太平洋岸の地域やら、また空っ風の吹く地域や台風の襲来を毎年のように受けてきた地域やら、それは千差万別。その風土の中で培われてきた、いわゆる「言葉」、なかでも「方言」。これをひとくくりに「日本語」と称するのには無理がある。発音だって違いがあるところが少なくないもの。
このお天気もそんな感じ。ひとくくりにされれば、いいのかな?という気持ちになる。もう既存の言葉ではどうにもならなくなっているのではないか。はっきりと、これであると言っていいのかな。勿論、それしかないと言われればそうなのだろうけれども、どこなくモヤモヤ感が付きまとっている。で、すっきりしない。言語の場合は、国家統一とか、近代化とか言った名目がついてくるのだろうけれども、お天気の場合は、そうはいかない。
日本のかつての様子を知らない、新しい人たちは、こんな天気が日本なのだというふうに、毎日、暑い、暑いと言いながら過ごしています。以前は、もう少し、人に優しかったような気がするのだけれどもな…。
日々是好日