晴れ。
「ハナミズキ」や「ポピー」の花が咲いています。「フジ」の花房もだんだん長くなってきました。初夏ですねえ。
晩春といった方がいいような、気温がこのように不安定であると。とはいえ、晴れの日が続いています。
「毎日は最初の一日」と、よく言われているのですが、それを強く感じるのも、このような、ちょうど季節の境目の時。皐月になろうとしているのに、という気も無きにしも非ずではあるものの、暑くても暑いとは、どこか言えず(ちょっと違う…)、寒くても、寒いとは言えず(かなり違うなあ)、どこか中途半端。
どっちつかずの感覚は、まるで、コロナ禍の中にある私達のよう。気をつけている人たちは必死で気をつけているのに、何とも思っていない人たちはウロウロして周りに迷惑をかけている。
しかしながら、コロナが収まらないことには、将来的に一番困るのは、この「ウロウロしている」若者たちでしょう。第三波が収まった(本当は収まっていなかったのでしょうね、強引に終わりにしてしまっただけなのでしょう)と思ったら、すぐに第四波(それもなかなか責任ある人たちは認めがらない…で、だらだらと危険水域に…)。
長引くこの、コロナのせいで会社がつぶれたり、店がなくなったりしたら、数年後、いざ就職活動となったときに、店や会社は「…ない…。」という状態になるかもしれないのに。
自分のためにも、「コロナを抑えなきゃ」とh、ならないのでしょうかしら。
日本語学校というのは、外国人相手のもの。必要な情報をそれなりに準備して、ここに生日に来る人たちが慌てなくても済むようにするのも、仕事の一つ。
「正しく恐れましょう」というのがありました。3密を避け、換気をし、手洗いをし、クラスが変わる毎に消毒をする。もちろん、皆での食事というのはない。
これまでは、月一で、課外活動として、いろいろなところに連れて行っていたのに、去年の4月生(早く来られたのです)は、そういう恩恵にもあまり浴していない。思えば可哀想なこと。家と、学校(朝9時から、学校が退ける5時近くまで学校に残って勉強しています)と、最近始めたアルバイトと、その三点での移動で終わり。二年前の4月生は、少なくともコロナが拡がる前の一年間はいろいろなところへ連れて行けた…のに。
で、今年は一人きりになってしまった留学生。こちらから見れば、どこへも行けなくて気の毒な…なのですが、彼は彼なりに、今を楽しんでいるようです。語学の面では、あまりカンはよくないようですが、勉強は好きと見えて、地道にコツコツと頑張っています。
ただ、コロナが怖いからと、アルバイトがある日は40分ほどもかけて自転車でやってきています。最初の緊急事態宣言が出される前は電車で来ていたのですけれども。
他の人たちは、在日生で、しかもご近所の方達ですから、歩きの二名を除けば、みな自転車で来ています。
そして、この4月5月の連休。4月30日は休みにすると、明日の29日から5月5日まで休みということになります。で、その前にということで、今日、近くの「野鳥観察舎」に遊びに行ってきます。歩いても、おそらく20分とはかかりますまい。ということで、自転車組と徒歩組とに分かれ、1、2時限目が終わってからの出発ですから、多分11時には出られるでしょう。
天気もよし、風もなし。ちょっと羽を伸ばして、深呼吸して、そして来週の勉強に備えましょう。
日々是好日