日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

「『ロジックのない(?)』秋のお天気」と「課外活動」

2008-10-25 14:36:45 | 行事活動
 昨日は、一日中雨でした。風も生暖かく、まるで梅雨時の雨のよう。歩いているうちに、「紫陽花の姿を求めている」自分に気づいて、びっくりしてしまいます。

 駅で学生達と待ち合わせたのが、午前9時。「午後のクラス」の学生達も、ちゃんと来ていましたが、なぜか「(学校の)寮組」が遅い(駅から二分くらいの所にいるのに)。男子学生の一人など、ご飯を食べてしまうまで、電話を取らないというちゃっかりぶりでした。食べている時に叱られれば、「のども詰まるし、おいしくもない」と考えるのは判りますけれど、決してそれだけでは終わりませんからね。取らなかったら、それからが(駅に来てからが)怖い。目先のこと(食べている今)しか考えないという根性では、生きていけません、この世の中でも、学校でも。

 駅で、早めに来た学生(「10月生」「7月生」)が、トンチンカンとも思えるようなことを聞きます。お天気のことについてです。「先生、今は冬ですか」、「いつが、寒いですか」。私だって困ります。日本人だって、「最近のお天気」は判らない。まして、今回が「初めての秋」になる彼らにしてみれば、そうでしょう。まず、服に困ってしまう。

 それでなくとも、わずかずつ箍が外れていくような、何かがずれていくような、そんな日本の「季節の移ろい」は、捉えにくいものです。冬だとて、「きっぱりと」来はしないのです。しかも、冬でも「美しい花」が咲くのですから。

 そう言うと、南から来た学生は、驚きの声を上げます。「紋切り型に『夏はこう。冬はこんな』ものだ」。で、『春』と『秋』は想像する術もないわけですから、『夏でも冬でもない時』」なのです。ただの「季節の狭間」という捉え方では捉えきれない「春」と「秋」の違いなど、わからないのも無理からぬことです。「一歩進んで、二歩さがる」ような日本の季節の遅々とした歩みは、どこかしら「まがい物」のように見えてしまうのでしょう。

 その上、「春」を代表するはずの「サクラの花」の上に、「冬」にしか降らないはずの「雪(春の忘れ雪)」が積もることだってあるのですから。それこそ、彼らお得意の、「ロジックのない『日本』」になってしまうのです。

 そんなことを考えている間に、電車は茅場町へ着き、そこで、半蔵門線で事故があったというアナウンスを聞きました。急遽、日本橋で銀座線に乗り換えます。40人以上の学生達がいるというのに、若い先生たちが、スイスイと動いて連絡していきます。みんな無事に乗り換えも出来、渋谷に着いて、さて、これからどうするか。雨の中を歩いていくか、それとも、味気ないけれども、バスにするか。学生達が「渋谷のハチ公の銅像」前で写真を撮ったりしている間に、考えます。結局、それほどの雨ではないということで「歩き」になり、みんなで渋谷の街をゆっくりと歩いていきます。

 これまで気づかなかったのですが、学生達は、「自分たちでも知っている大きな会社が(ここには)たくさんある」と言います。日本人の目では、渋谷は「若者の街、飲食店やデパートなどが乱立する街」としか見えていなかったのに、彼らの目には、大企業が集中している街に見えていたようなのです。面白いものですね。これも、先入観によるものなのでしょうか。

 もうすぐ、NHKのテーマパークです。信号で止まっている間に、姿が見えなくなった学生がいます。慌てて探すと、雨が降っているというのに、ある会社のドアの前のプールで遊んでいます。パシャ、パシャと水を跳ねながら、そこでもパチリ、パチリ。着いてから、外の入り口で団体写真を撮ってもらいました(午後に学校に戻った時には、もうこの時の写真が届いていましたから、すごいものですね)。入り口には、150インチもの大画面があり、皆の顔が映し出されています。カメラが向けられる度に、皆の顔が拡大されて、映し出されるものですから、皆も大忙しです。あっちでもこっちでも、歓声を上げながらポーズを取ろうとしています。

 それからエスカレータに乗って下の階に降りていきます。地下に着いてからスムーズに進んでいるかと思うと、すぐに止まってしまいました。不審に思い、前を覗いてみると、大きくて真っ白い「ななみ」人形と一緒に、「私もパチリ、あなたもパチリ」を続けているではありませんか。「さあ、ドンドン前へ進んで行って。もっといろいろなことが出来るから」と急かしていき、やっと「アフレコスタジオ」と「時代劇スタジオ」、「デザインランド」などがある辺りへ着きました。

 残念なことに、小学生の団体さんと鉢合わせになってしまいました。雨が降ったので、彼らもこちらへ移動してきたのでしょう。「アフレコスタジオ」は彼らに占拠されてしまった状態で、今年の学生達はちょっとかわいそうでした。中国人の学生が、これを楽しみにしていたのです。「アフレコ」をあきらめた一団が、次の「時代劇スタジオ」へ進みます。また、ここでも写真をパチリ、パチリ。今回は着物を着せてもらえなかったので(以前は、「僧兵」の格好やら「着物」やらを着させてもらいました。手間も時間もかかったけれども、みんないい記念になったと言います)、かわいそうだなと見ていると、みんなはなぜか「打ち掛け」と一緒に写真を撮らずに、その脇役のサクラの下でポーズをとっているではありませんか。なるほど確かにその方が美しい。

 また別の一組は「デザインランド」へ先に廻り、バーチャルな映像と共に、登場人物になりきって飛び跳ねています。これは随分楽しめたようです。それに、「アフレコ」で遊べなかった憂さを晴らすかのように、画面に合わせて、蹄の音を立てたり、雨の音を出したりしている組もいました。そうしている家に「体験スタジオ」に呼ばれ、代表の学生が一人、アナウンサー体験をさせてもらいました。「3Dハイビジョンシアター」も何人かの学生は入ったようでした。

 (今日一日は雨だと聞いていたので)帰りも、「バスにするか、歩きか」と考えながら外へ出てみると、さっきまで重い雨が降っていたのに、小降りになっているではありませんか。これなら歩けるとばかりに、皆で原宿までブラブラと歩き始めました。

 国立競技場を突き抜けて、明治神宮の鳥居まで出ます。鳥居の前にはたくさんの提灯に企業や個人の名前が書き込まれて、何段にもわたり、飾り付けられています。外国人にとって樽酒とか、(紙の)提灯というのは面白いもののようです。また、パチリ、パチリと行列が止まってしまいます。

 途中、中国のモンゴル族の女子学生が、子供を連れたモンゴル国の女性と話しているのに気がつきました。彼女といつも一緒にいる女子学生が、こっそりと寄ってきて、「モンゴル語を忘れてしまっているから、今勉強しています」と笑いながら教えてくれました。そういうこともありますね。そういっている女子学生にしてからが、中国の朝鮮族で、韓国の大学を出た男子学生とは、韓国語で会話を楽しんでいます。

 さて、原宿に着きました。お疲れ様というわけで、そこで解散。お腹もすいたことだし、食事かたがた、「原宿ぶらり」をしたい学生は、これから別行動をとります。帰りたい学生は私たちと共に、電車に乗り、一路行徳へ。

 少々疲れましたが、みんな好奇心と興味を持って参加してくれました。それが何よりです。また、一緒に行きましょう。今度は、都内へ「『紅(黄)葉』狩り」に行く予定です。

日々是好日
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「鎌倉散策」を終えて

2008-06-21 13:51:19 | 行事活動
 「鎌倉散策」は無事終了しました。20人にも満たない学生なのに、ミャンマー・中国(含台湾)・スリランカ・インド・タイ・フィリピンと国際色豊か。しかもインドの二人は民族が違うので、英語でしか話し合えない。年齢も15歳から、三十代前半までと随分幅がありました。その上、就学生あり、在日の人ありと本当にバラエティに富んでいます。

 だからでしょうか、一つの色に染まらない様々な民族性、プラスの個性が感じられて、それを「変な奴」と見るのではなく、「おもしろい人」と見るゆとりが生まれているようでした。

 電車の中でもだれかが一人でいると、「寂しそうですね。ちょっとここへ呼んできます」などと言う人がいるのです。

 教室の中とは違う「優しさ・柔らかさ」を一人一人に感じました。

 尤も六月に来たばかりのインド人の学生はかわいそうでしたね。若い先生がここぞとばかりにひらがなのカードを作ってきていて、「はい。電車を待つ間に、ね。時間がありますね。これは何ですか」としごくのです。目を白黒させながら、答えさせられていました。何となれば、このカードの存在を知らなかった彼は「ひらがな?オッケー。大丈夫です」などと「ほざいて」いたのですから。

 朝いつもより、40分も早い8時20分集合でしたのに、遅刻者ゼロ。我々は「奇跡だ」と喜びの声を上げていたのですが、「実は、上級クラスの女の子が、前回も、前々回も待たされたのに腹を立て、今回は遅れそうな一人一人にチェックを入れていた」ことが判明。全く「う~ん」です。

 教師なんかの言葉より、クラスメートの鋭い一言の方がずっと効き目があるとは。けれど、これで一つ、我々も賢くなりましね。富士山へ行くときは彼女に、睨みを効かせてもらいます。

 行徳から大手町まではラッシュの中。ラッシュ初体験の学生はひしゃげたアンコみたいになっていました。これまでにラッシュという単語は習っているはずなのに、「身を以て知るラッシュ哉」。東京駅でミャンマーからの学生と落ち合い、そのまま鎌倉まで電車の中で過ごします。品川から、乗り込んでくる人も少なくなると、学生達がもぞもぞと動き始めます。座ることができたので、少しほっとしたのでしょう。

 鎌倉からは、鶴岡八幡宮参詣へと、段葛の上をひた歩き。入り口で写真をパチリ。そして中へ入っていくと、ちょうど結婚式の準備をしているところでした。そのまま先に参拝して、それから結婚式の様子を見ようとしたのですが、スリランカの学生が一人おちこぼれてしまいました。結婚式の準備に見とれているうちに皆とはぐれたのです。皆が下りてきて、結婚式の様子を見ているときに自然と合流し、駅へ向かおうとしたとき、まだ参拝していないと騒ぎ出し、おちこぼれていたことが発覚したのです。そこで、彼女が大急ぎで参拝する間、みんなはゆっくりと移動。

 八幡宮から小町通りを通って、鎌倉駅に戻ります。その前に約束が一つ。「今日、ここでは買い物をしないということ」。通りを歩きながら、どうしてもどうしても欲しいものがある時は、教師の許可を得て買いに走ります。「時間が無いので、今日は鎌倉という町をみんなに紹介するだけ」ということを徹底しておいたのがよかったのでしょう。ほとんど問題もなく、そのまま駅へ。

 この「小町通り」には、みんな感動していました。今度ショッピングのために一緒に来ようと何人かで話していたようです。ついでに、ここにはハイキングコースもあって、それも楽しいというと、「ここに住みたい」という声がしきり。

 さて、次は「大仏」様です。駅からかなり歩くのですが、ここでも小さなお店に引っかかりそうな人がいました。が、約束を覚えていて、恨めしそうな顔でこちらを見ては、足早に通り過ぎてくれます。私も本当は見たかったのですよ。みんな素敵だものね。でも、それは今度友だちと来た時用にとっておきましょう。



 大仏様のところでは、雨が少々ぱらつきましたが、大事に至らずにすみました。かわいい台湾リスを見ることもできました。大仏様の中に入ってみることもできました。時間がなくて、我慢してくれた人、ごめんね。ここで食事を済ませ、紫陽花のお寺、「長谷寺」へ。途中の古着(着物や帯)の店もおもしろそうでした。路上の大輪の花々もすばらしく、心なしか、あのあたりの花は他で見るよりも大きく、色が深いようでした。

 さて、「長谷寺」です。入るなり、「いずれ菖蒲か杜若」の世界へ引きずり込まれてしまいました。コケの壁にホタルブクロがやさしく揺れています。急な坂を上へ上がっていくと、「水掛地蔵」の姿が。水をかけてやると、「なんだ。なんだ」と学生が集まってきました。そして、本堂で観音様を拝んだ後、いよいよ紫陽花です。お寺に入るときに「お寺の地図」と「紫陽花の種類」が書かれた団扇をもらったのですが、それ以上の様々な色合いの紫陽花がずっと上の方まで、所狭しと植えられていました。登り始めたときは、みんなと一緒だったのですが、一人、また一人と、紫陽花の美しさに捕まって、落ちていきます。坂のあちらこちらでは、「きれい」だの「すごいね」だの、驚きの声が上がっています。





 けれども、それも分かります。黙っていると、なんだか紫陽花の美しさの中に閉じ込められてしまうような気になってしまうのです。花の中には、これまでに見たこともないような不思議な色合いのものもありました。

 紫陽花の山を下りてからは、展望台に向かいます。展望台からは、鋭角に尖った波が見えました。風がかなり強そうです。学生の一人が「あそこへ行きますか。あそこへ行きたいです」。先生の一人が「はい、あそこへ行きます。行きたいですね」と答え、そのまま駅へ。長谷寺へ行く「江ノ電」は人でいっぱいだったのですが、「七里ヶ浜」へ行く人はあまりいなかったようです。無人駅(鎌高前)ですから、切符はそのまま。これもおもしろかったようです。それから、浜に下りていきます。「とび」が数羽、海の上を舞っています。だれかが「雨だ」と言ったのですが、強い風に煽られた波しぶきでした。

 貝殻が無かったので、記念に持ち帰るわけにも行かず、しばらく歩いたり、追いかけっこをしたり、写真を撮ったりして遊んだ後、帰途へつきます。

 おかしな話ですが、彼らを見ている裡に、移民の国、アメリカの底力を見せつけられたような気がしました。勿論、最近は寛容性が無くなったとか様々な意見があります。しかし、互いに相手を感じよう、理解しようとする態度、これは、実際にそういう状況にならなければ、生まれるものではありません。放っておいたら、そのままです。「今まで通り」で終わりです。「きのうかくてありけり。あすもかくありなむ」の世界なのです。日本は、これまでそうやってきたのです。けれども、これからはどうでしょうか。

 少々疲れましたが、本当に有意義な楽しい一日でした。それに、「また鎌倉へ来るんだ」という学生の声が、我々の励みになった一日でもありました。
  日々是好日

 
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鎌倉散策

2008-06-06 18:07:20 | 行事活動
 今日は梅雨の晴れ間、いいお天気です。6月20日の鎌倉散策もこんなお天気だといいのですが…。

 留学生試験が6月15日ですから、半分はお疲れ様ということになるのでしょう。鎌倉という町の魅力を少しでも感じてくれるといいのですが。そのためにも、鎌倉へ行く前に鎌倉の紹介をしなければなりません。初級のクラスは、お寺や大仏様を見せて、雰囲気を感じてもらうくらいで十分なのでしょうが、上級に入っているクラスは、そういうわけにはいきません。鎌倉の歴史も含めての紹介となります。

 みんな、「さむらい」は知っているのですが、「鎌倉は侍が始めた都である」という見方がなかなかできません。もっとも、それもそのはず、比較すべき京都や奈良を知らないんですから。それが分かれば、東国の武士特有の香りみたいなものも感じてもらえると思うのですが。しかし、今回は主に歩いて、歩いて、体で鎌倉を感じてもらうことになりそうです。説明よりも、「歩けば分かる」かな。

 ただ、平日ですので、卒業生が行けません。先日M大学へ行った学生が学校へ来て、今年も富士山へ行きたいと一言。鎌倉へも行きたいと言ったのですが、あいにく授業があるということで行くわけにいかず、残念がっていました。そのついでに思い出したのでしょう。大学の授業で、分からないことがあると言うのです。

 彼女が言ったのは日本の歴史のことです。漢字圏の学生には歴史の授業ができたのですが、非漢字圏の学生にはそこまでいっていなかったので、できなかったのです。暇なときに教えるからまた来るようにというと、授業の無いときに連絡するとのこと。できれば、もう少し教えてから、大学の方へ送りたかったですね。

 日本語学校から送り出しても、勉強したいということが出てくれば、来てくれます。縁はなかなか切れません。けれども、そういうことで学校へ来てくれるのも、うれしいものです。本来ならば、この学校にいるときに教えておくべきだったのでしょうが。

 大学や大学院へ行きたいという学生達を教えていると、嫌でも日本語教育と留学生教育という車の両輪について、考えてしまいます。

 本当に「時間が足りない、時間が足りない」です。
               日々是好日
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亀戸天神参観

2008-05-05 14:04:07 | 行事活動
 いいお天気で、藤と亀と鯉に堪能してきました。学生たちは今年の受験の合格を(少し早めですが)、お願いしていたようです。いつでも同じような花が一年中咲いている国から来た学生たちが、日本の四季を知るのはやはり一年はかかるでしょうね。
 そよ吹く風に誘われるように、花は咲き、木の芽は芽吹き、盛りを過ぎた花々は次の花へとその座を譲っていく。人々はそれによって四季の移ろいを感じ、それがまた、人生にも通じ、民族性にもつながる…そんなことを思うようになってくれたらいいのですが。
 それはともかく、人波に揉まれながらも、参詣者の優しさに包まれていたようです。励ましの声をかけてもらったり、代わりにカメラのシャッターを押してもらったり。
 町に出て、新たな発見があったでしょうか。まず一歩ですね。お好み焼きをじっと見て、これはピザかと尋ねていた学生がいたのを私は知っていますぞ。                日々是好日
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神輿製作所見学

2008-04-25 13:45:14 | 行事活動
行徳にある中台神輿製作所の見学に行ってきました。

水野外語学院がある行徳は、古くからお寺や神社が多く、神輿製作所もいくつかあるそうです。

今回初めての見学ということで多少緊張しながら向かったのですが、神輿作りの行程や作り方など細かく説明してもらい、色々な質問にも丁寧に答えてもらえてとても楽しい見学になりました。

祭りの本番は夏。神輿の製作に半年以上かかるため、現在は納品にむけて追い込み作業が主流のようで、金の装飾具や仕上げの塗りなど見ることができました。

学生達は、職人さん達の手作業の仕事に終始感心しっぱなしという感じでした。特に、小さい神輿を分解して見せてくれた時は食い入るように見つめていました。

今度は本当のお祭りへ行って見られるといいですね。
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春休みの計画

2008-03-14 08:09:10 | 行事活動
 せっかくの皇居参観だというのに、雨。しかし、春雨の中の緑は華やぎが感じられてなかなか乙なもの。雨を是として、がんばって行きましょう。

 さて、今日で今期は終わりです。来週から春休みに入るわけですが、春休みの授業計画はこうなっています。

 午前は初級(1)の続きです。

 午後は中級クラスに所属しているものの、初級(2)がかけていた学生たちへの補講となります。初級(2)はとても大切で、これが十分にできていないと、2級試験はおろか、1級試験へとつないでいくことはとても難しい。分かっているなどと言わずに、がんばりましょう。最終日には試験が待っています。

 隔週の「上級以後」のクラスは、いつの間にか、翻訳のはずが、文学になり、文学のはずが、歴史散策になり…。日本語がある程度自由になると、日本の文化史や歴史、文学を読んでも読みが深くなってきます。日本人の感性とは少々違うところが、当方としてもおもしろい。中国の歴史や文化との比較なども、時には入り、教えると言うよりも、「語り合い」という感じで進めています。  
                             日々是好日
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卒業パーティ

2008-03-12 17:34:25 | 行事活動
卒業式が終わったら、先生と在校生による卒業パーティです

式を終えた卒業生たちは緊張から解放されたからか、目の前のご馳走をどんどん食べていきました。お腹、空いてたんでしょうね

歌を歌って、食べて、在校生・卒業生の短いスピーチがあって、また歌って、三本締めをして…あっという間に楽しい時間が過ぎていきました。今まで毎日学校で会っていた顔に会えなくなるのは目頭にぐっとくるものがあります。

最後は、毎年恒例の卒業生追い出しです
入り口前で、先生と在校生が作ったアーチを通って出て行く卒業生の背中を、「頑張って!」と心を込めてばしっと叩きます。卒業生たちは口では「嫌だ~」と言いながら笑って楽しんで帰って行きました。
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卒業式②

2008-03-12 16:07:34 | 行事活動
卒業式

スリランカの学生は民族衣装を、他の学生達はスーツを着たり普段見慣れない格好のせいか、いつもより頼もしく見えました。

初めて会った時は、日本語で会話するのも大変だった学生達が、自分の力で得た道へ進んでいくんだなぁ…と思うと喜ばしい反面、寂しくも感じ

この学校で一緒に過ごした時間を忘れないず、これからの糧にしてもらいたいです

便りがないのが元気な証拠とも言いますが、たまには顔を見せて欲しいものです。


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卒業式

2008-03-12 15:28:18 | 行事活動
 卒業式は、本当によかった。みんな本当にきれいだった。文集も普段と違うしっかりとした自分が出ていてよかった。よかったよかったの卒業式でした。そして、卒業式が終わって二日目。本来なら寂しくなるところですが、なかなかそうもいきません。手続きやら、一時帰国やらで、E先生とM先生はとても忙しそうです。
 
 ところで、明日は試験。在校生はかわいそうですね。毎度のことですが、「試験だ、明日は休むぞ」とこちらを横目に見ながら、叫んでいる学生がいます。その試験が終わったら、最後の日は皇居へ参観です。そのため、明日は試験後、江戸城について(少々、歴史も入れて)説明をします。もっとも、行くとみんな松の美しさに見とれて、勉強したはずの歴史がどこかへいってしまうのですが。
                            日々是好日
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今日は楽しいひな祭り

2008-03-03 14:06:12 | 行事活動
今日は3月3日雛祭りです

折り紙を使って雛人形を作りました。写真では一つ一つの作品は見えにくいと思いますが、それぞれのセンスで世界に一つしかない作品を作っていました。

雛祭りの歌を歌ったり、桜餅やあられなどをみんなで食べたのですが、桜餅の葉っぱを取って食べる学生が多かったです例年、あんこなど何かしら和菓子は敬遠される傾向があります…甘い物も世界それぞれなのでしょうか。
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太巻き、完成しました

2008-02-04 10:47:31 | 行事活動
苦労して巻いた太巻きは、とても綺麗に仕上がりました。

一人2本位作りましたが、2本目は細巻きを中に入れて巻いたり、具の入れ方を変えてみたり、オリジナリティ溢れるものを作っていました。全部お見せできないのが残念

用意した具材の中で、人気がなかったものは

1 納豆
2 青じそ

でした。

納豆を食べられる学生はほとんどいないようでしたが、何事も経験ということで全員一口ずつトライしていましたうーん、でもやっぱり外国人にとって納豆はできることなら避けて通りたい食べ物のようです。
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恵方巻き…!?

2008-02-04 10:40:05 | 行事活動
節分行事では、近年広まっている『恵方巻き』…ではなく、太巻き作りにチャレンジ

卵、きゅうり、かにかまぼこ…具を切るところから始めて、みんな真剣に取り組んでいました。普段料理をする学生も、しない学生もみんなで協力してとっても楽しそう

見たことはあっても、作ったことがない太巻き。それぞれ自分なりの工夫をして巻いていました。
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節分の鬼たち

2008-02-04 10:29:33 | 行事活動
始めは嫌がっている学生達も、一人がつけると「私も私も!」と積極的に鬼のお面をつけるようになります。そして必ず、「先生、写真撮ってくださーい」との声が。陽気で可愛い鬼たちです。
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節分そして雪

2008-02-04 07:45:53 | 行事活動
 一昨日から昨日にかけて降った雪は名残雪だったのでしょうか。節分が終わって立春を迎えた今朝はすがすがしい青空で始まりました。金曜日の課外授業でおこなった節分の鬼さんたち、豆をぶっつけられたのは無駄ではありませんでしたね。といっても、中級クラスの鬼さんたちは、投げ返していました。見ているうちに、こちらにも火の粉ならぬ豆の粉が。雪合戦の様相を帯びていました。そこへいくと、さすが上級クラス。運良くいた年男年女のお二人は、おとなしくぶつけられるまま。一人は大学院の研究生に決まっていますし、もう一人もきっとこれで厄が落ちて、大学に合格できることでしょう。よかった、よかった。
 皆さんの鬼の写真は、今、E先生ががんばっていますから、それぞれ変わり鬼のわが姿をブログでご覧ください。お父様お母様に連絡して、びっくりされないように。我が子の姿に。   (日々是好日)
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東京ディズニーシーへ行ってきました!

2007-12-14 19:46:01 | 行事活動
12月13日、課外活動の一環として東京ディズニーシーへ行ってきました

ですが…朝からあいにくの
開門前のゲートで震えながら写真を撮る学生達。
最初はどうなることかと思いましたが、昼頃から晴れてきたのでひと安心

雨のせいか園内は思いのほか空いていて、アトラクションも待たずに乗れました。学生達は本当に楽しそうで、普段授業の時間帯が違って交流が持てない学生とも一緒に写真を取ったり、ポップコーンを食べたり、終始笑顔でした。
絶叫マシーンに乗って、「ぎゃ~」と叫んでも笑顔笑顔

学校とアルバイトで自分の時間がなかなか持てない学生が多いので、この日は良い思い出となったことでしょう
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