晴れ。今日も昨日にひき続き、夏日になるそうです。
昨日は、久しぶりに「外が暑い」状態で、特に午後のクラスでは、授業の前に教室に入ってみますと、しっかり「冷房」がつけられていました。聞くと、いかにも当然といった面持ちで「暑いです」。まあ、それはそうですけれども。
ふと考えてしまいます。去年は「猛暑」でしたから、論外として、「例年」といわれる「例年」は、どうだったのでしょう。毎年、「今年は異常気象だ」と言われて、そうなのかと、単に言われるままに思っているだけでしたが、あまりいつもいつも、そういわれているうちに、どうも「異常」というのは、「正常」の誤りなのではあるまいかなどと思うようになってしまいました。いわゆる「異常」というのが「常態」であって、「正常」などといわれるような状態こそが「異常」なのであると。
ただ、以前、だれかから「現在の東京の気温は、幕末期の薩摩と同じである」というのを聞いたことがあります。平均気温が2度上がったとか、3度上がったとか言われても、何がなにやら、少しもピンと来ないのですが、こう聞くと、「おおっ」と、思わず、驚いてしまいます。
言われるまでもなく、鹿児島の陽差しは東京辺りのものとは、全く違います。九州の中であっても、福岡と鹿児島は、全く違うのです。それでも、福岡や大分に一週間でもいると、きれいに日焼けしてしまいます。それが関東に戻ってくると、色が退いていくのです。それでも、東北の人たち曰く、「関東は陽射しが強い」ですからね。
小さな島国である日本であっても、考えてみれば、海岸線が非常に長いのです。得てして、この長さも東西のことばかり考えがちですが、東西に長いと言うことは、つまるところ、南北にも長いのです。
そういえば、先日、卒業生が沖縄のお菓子を持ってきてくれましたっけ。
夏休みを利用して沖縄旅行をしてきたのだそうです。首里城、沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館へ行き、水納(みんな)ビーチで泳いできたのだそうです。沖縄はとてもよかった。海はきれいだったし、水族館は面白かったし、楽しかった、楽しかったと繰り返していました。それを証拠立てるように、真っ黒になっていました。
一緒に行ったのは大学の同級生とのことで、やっと同じ大学で友だちができたのだと、少し、ホッとしました。この学生は、入学後一年目は、いつ来ても、「楽しくない」だの「面白くない」だのとこぼしていたのです。
日本語学校の時の友だち(寮でも一緒だったのです)とは、連絡しているかと聞きますと、「一人は同じ東京でも遠くに行ったからなかなか会えない。一人は理工学部に行ったので、いつも夜8時まで授業で忙しくて会えない」とのこと。
時々は連絡し合っているようでしたから、安心しました。こうやって、新しい友だちと旅行したり、授業で助け合ったりして、いい経験を積んでいくのでしょう。
日々是好日
昨日は、久しぶりに「外が暑い」状態で、特に午後のクラスでは、授業の前に教室に入ってみますと、しっかり「冷房」がつけられていました。聞くと、いかにも当然といった面持ちで「暑いです」。まあ、それはそうですけれども。
ふと考えてしまいます。去年は「猛暑」でしたから、論外として、「例年」といわれる「例年」は、どうだったのでしょう。毎年、「今年は異常気象だ」と言われて、そうなのかと、単に言われるままに思っているだけでしたが、あまりいつもいつも、そういわれているうちに、どうも「異常」というのは、「正常」の誤りなのではあるまいかなどと思うようになってしまいました。いわゆる「異常」というのが「常態」であって、「正常」などといわれるような状態こそが「異常」なのであると。
ただ、以前、だれかから「現在の東京の気温は、幕末期の薩摩と同じである」というのを聞いたことがあります。平均気温が2度上がったとか、3度上がったとか言われても、何がなにやら、少しもピンと来ないのですが、こう聞くと、「おおっ」と、思わず、驚いてしまいます。
言われるまでもなく、鹿児島の陽差しは東京辺りのものとは、全く違います。九州の中であっても、福岡と鹿児島は、全く違うのです。それでも、福岡や大分に一週間でもいると、きれいに日焼けしてしまいます。それが関東に戻ってくると、色が退いていくのです。それでも、東北の人たち曰く、「関東は陽射しが強い」ですからね。
小さな島国である日本であっても、考えてみれば、海岸線が非常に長いのです。得てして、この長さも東西のことばかり考えがちですが、東西に長いと言うことは、つまるところ、南北にも長いのです。
そういえば、先日、卒業生が沖縄のお菓子を持ってきてくれましたっけ。
夏休みを利用して沖縄旅行をしてきたのだそうです。首里城、沖縄美ら海(ちゅらうみ)水族館へ行き、水納(みんな)ビーチで泳いできたのだそうです。沖縄はとてもよかった。海はきれいだったし、水族館は面白かったし、楽しかった、楽しかったと繰り返していました。それを証拠立てるように、真っ黒になっていました。
一緒に行ったのは大学の同級生とのことで、やっと同じ大学で友だちができたのだと、少し、ホッとしました。この学生は、入学後一年目は、いつ来ても、「楽しくない」だの「面白くない」だのとこぼしていたのです。
日本語学校の時の友だち(寮でも一緒だったのです)とは、連絡しているかと聞きますと、「一人は同じ東京でも遠くに行ったからなかなか会えない。一人は理工学部に行ったので、いつも夜8時まで授業で忙しくて会えない」とのこと。
時々は連絡し合っているようでしたから、安心しました。こうやって、新しい友だちと旅行したり、授業で助け合ったりして、いい経験を積んでいくのでしょう。
日々是好日