昨夕、雨が降り、やっと予定通り台風がやって来たかと思っていたのに、なんと今朝、既に、地面は乾き、青空まで顔を覗かせているではありませんか。そればかりか、インターネットに載せられている天気予報を見てみると、2日に「暴風雨マーク」がついているではありませんか。
見る度にマークが「曇り」から「雨」へと移っていきます。しかも時間帯で見ると、その度に、「雨マーク」の数が増えていたので、少々イライラしていたのですが。
今日が三十一日で、明日が一日。わずか二日では逆転劇は…ちょっと無理でしょうね。というのも、実は二日から五日まで中国に出張するからなのです。
飛行機は離着陸時には、豪雨にも暴風にも弱い…はず。先方とは、すでにの約束もありますし、こちらはこちらで、授業が既に始まっていますから、おいそれと日にちをずらすわけにも参りません。まだ二日の朝にもなっていないのに、こうやって取り越し苦労をしている自分が情けない(これが取り越し苦労になればいいのですが)。
ここまで書いてきたところで、空の様子です。
先ほどまで真っ暗だったのですが、朝も5時半ほどにもなると、空全体が明るくなっています。白い薄い雲も浮かんではいますが、東の低いところには黒っぽい雲が重く立ちこめています。やはり、台風ですかね。気持ちとしては「二日に来る」というのは余り歓迎したくないのですが。
さて、学校です。
今日は、教生さんの研究授業の日です。二人は、昨日、遅くまで、準備に追われていました。ああでもない、こうでもないと学生達を活動をさせるための案を練り、練り上げた後は、それに基づいた作業をさせるために、いろいろなものを作って行かなければなりません。インターネットの写真をダウンロードしたり、授業の能率を上げるため、カードを作っておいたりと、大忙しのようでした。こんなことは一旦始めてしまうと、なかなか「キリ」を見つけることができなくなってしまいます。あれが終わると、ああ、これもした方がいいなどと、欲が出てきますから。
まだこの時期(新採であってもそうですが)には、「適当なところでやめておこう」とか、「あっさりと行こう」などという考え方はありませんし、「ここで入れることができなくても、あそこ(別の課)で、また入れられるから」という知恵もまだついていません。わずか二週間か、そこいらの実習期間しかないわけですから、全体を見通した計画を立てろなどと要求する方がおかしいのです。
教員などは、現場の人間ですから、現場でしか育てられないものなのです。知識は知識でもっておかなければなりませんが、知っているだけでは何にもなりません。どう使うかが大切なのです。使う術をどれだけ持っているか、そして、いつ、どういう対象に、どんな風に使うかとは、現場でしか習得できないものなのです。
ところで、その学生ですが、昨日、一人(新学期の授業に遅れて)ベトナムから戻ってきました。少し、明るくなって。
聞くと、「お父さんに勉強しなさいと言われた。」(よかった、よかった)今のアルバイトはやめる。辛いし、勉強できないから」。(それで)「今のクラスの授業は難しいので、下のクラスに行きたい…。」(さあて、まじめじゃないと、来てもいいって言われないよ)
一応、そのクラスの先生のところへ行かせました。すると案の定、「ちゃんと勉強しないと入れてあげないよ」とか、「携帯電話は、使用禁止だからね」とか言われています。彼はいつも通り、「はい、わかりました」と言っていますが、これは習慣で言っているだけのことで、心とは裏腹ということがよくあります。
言っていることと実際の行動とが伴わないとから、問題になるわけで、そこのところがどうも、わかっていないようなのです。まあ、ともあれ、無事に帰ってこられてよかった、よかった。
ここまで書いて、授業に行ってきました。最近はなかなか書き上げる時間がとれず、早朝書いても、途中で授業に行き、あれやこれやしている間に、もう気が萎えてしまうというのを繰り返していました。
今日、昼頃一度、ザーッと雨が降りました。台風がいよいよ来たぞと身構えていると、それも一時間ほどで終わり、雨が止むと、青空が覗き、なにやら拍子抜けしたような感じでした。いったいどうなることやら。
日々是好日
見る度にマークが「曇り」から「雨」へと移っていきます。しかも時間帯で見ると、その度に、「雨マーク」の数が増えていたので、少々イライラしていたのですが。
今日が三十一日で、明日が一日。わずか二日では逆転劇は…ちょっと無理でしょうね。というのも、実は二日から五日まで中国に出張するからなのです。
飛行機は離着陸時には、豪雨にも暴風にも弱い…はず。先方とは、すでにの約束もありますし、こちらはこちらで、授業が既に始まっていますから、おいそれと日にちをずらすわけにも参りません。まだ二日の朝にもなっていないのに、こうやって取り越し苦労をしている自分が情けない(これが取り越し苦労になればいいのですが)。
ここまで書いてきたところで、空の様子です。
先ほどまで真っ暗だったのですが、朝も5時半ほどにもなると、空全体が明るくなっています。白い薄い雲も浮かんではいますが、東の低いところには黒っぽい雲が重く立ちこめています。やはり、台風ですかね。気持ちとしては「二日に来る」というのは余り歓迎したくないのですが。
さて、学校です。
今日は、教生さんの研究授業の日です。二人は、昨日、遅くまで、準備に追われていました。ああでもない、こうでもないと学生達を活動をさせるための案を練り、練り上げた後は、それに基づいた作業をさせるために、いろいろなものを作って行かなければなりません。インターネットの写真をダウンロードしたり、授業の能率を上げるため、カードを作っておいたりと、大忙しのようでした。こんなことは一旦始めてしまうと、なかなか「キリ」を見つけることができなくなってしまいます。あれが終わると、ああ、これもした方がいいなどと、欲が出てきますから。
まだこの時期(新採であってもそうですが)には、「適当なところでやめておこう」とか、「あっさりと行こう」などという考え方はありませんし、「ここで入れることができなくても、あそこ(別の課)で、また入れられるから」という知恵もまだついていません。わずか二週間か、そこいらの実習期間しかないわけですから、全体を見通した計画を立てろなどと要求する方がおかしいのです。
教員などは、現場の人間ですから、現場でしか育てられないものなのです。知識は知識でもっておかなければなりませんが、知っているだけでは何にもなりません。どう使うかが大切なのです。使う術をどれだけ持っているか、そして、いつ、どういう対象に、どんな風に使うかとは、現場でしか習得できないものなのです。
ところで、その学生ですが、昨日、一人(新学期の授業に遅れて)ベトナムから戻ってきました。少し、明るくなって。
聞くと、「お父さんに勉強しなさいと言われた。」(よかった、よかった)今のアルバイトはやめる。辛いし、勉強できないから」。(それで)「今のクラスの授業は難しいので、下のクラスに行きたい…。」(さあて、まじめじゃないと、来てもいいって言われないよ)
一応、そのクラスの先生のところへ行かせました。すると案の定、「ちゃんと勉強しないと入れてあげないよ」とか、「携帯電話は、使用禁止だからね」とか言われています。彼はいつも通り、「はい、わかりました」と言っていますが、これは習慣で言っているだけのことで、心とは裏腹ということがよくあります。
言っていることと実際の行動とが伴わないとから、問題になるわけで、そこのところがどうも、わかっていないようなのです。まあ、ともあれ、無事に帰ってこられてよかった、よかった。
ここまで書いて、授業に行ってきました。最近はなかなか書き上げる時間がとれず、早朝書いても、途中で授業に行き、あれやこれやしている間に、もう気が萎えてしまうというのを繰り返していました。
今日、昼頃一度、ザーッと雨が降りました。台風がいよいよ来たぞと身構えていると、それも一時間ほどで終わり、雨が止むと、青空が覗き、なにやら拍子抜けしたような感じでした。いったいどうなることやら。
日々是好日