日本語学校からこんにちは ~水野外語学院~

千葉県市川市行徳にある日本語学校のブログです。日々の出来事、行事、感じたことなどを紹介しています。

課外活動、「浅草」へ行って参ります。

2016-04-26 08:16:34 | 日本語学校

晴れ。

「行楽日和」です。だからというわけでもありませんが、今日は「課外活動」で、皆と一緒に「浅草」へ参ります。

東京近辺に住む留学生なら、一度は行っておいた方がいい所でしょう、将来のためにも(大学に入ったとき、日本の各地から来た日本人を連れて行くこともできる。また、日本の会社に入ったときに、同国のお客さんを接待で連れて行くこともできる)。まあ、近いですから。それが一番の理由ですけれども。

この「浅草」の中心、「浅草寺」ですけれども、以前、台湾の留学生で、毎月、浅草寺にお参りに行っているという人がいました。「へえ」と、そのときは思ったのですが、信心というのは宗派も国も問わないもののようですね。

浅草は、「サクラ(桜)」の頃もきれいですけれども、新緑の頃も川べりなど、涼しくて良いらしいので、今日のように初夏並みの暑さが予測される日は、ちょうど良いのかもしれません。

この学校でも、幾度となく行っているのですが、「猿回し」が見られたことも、着物姿の女性が多かった(一緒に写真を撮らせてもらえるので、学生達は大喜びです)時も、そして何年前でしたか、「朝顔市」で、花好きの学生が喜んだ時もありました。

学校を出て、どこかへ行くと、それなりの経験となりますから、できれば、月に一度は、連れて行きたいのですけれども、そのためには、学習進度の調整もせねばなりませんし、また、年に二度ずつある「日本留学試験」や「日本語能力試験」との兼ね合いもあるので、二ヶ月に一回になることもあります。

数年前に他の学校から転校してきた学生がいました(普通は元の学校が手放さないので、来たいといってもまず無理なのですが)。彼女の場合、「転校」と言って良いのかどうかはわかりません。彼女を呼んだ同国の友人が、その学校が一年制であることを知らなかったらしく、来日後、「えっ。一年で終わり???…どうしよう。私は大学に行きたいのに…ということで、この学校に来たのです。

彼女の元の学校は課外活動がなく、花見も近所の公園で、しただけ。それ以外は何もなかった(??ような気がします)。それで、この学校に来てからは、本当にこの「課外活動」を楽しみにしてくれました。「次はどこへ行くの?」と、彼女ほど本気になって聞いてきた学生はそれまでにいませんでした(もちろん、楽しみにしてくれた学生はいましたけれども、それは、ついでに、他の友達と、近くの「どこそこ」へ遊びに行くのが目的だったりだったのです)。

他の学生達は、この学校しか知りませんから、月に一度、ないしは二月に一度行くのが当然だと思っています。それで、アルバイトに疲れたから行かないとか、「テストに関係ないでしょ」とかになってしまうのです。が、他の学校から来た人は、そういうことがありません。本当に喜んでくれ、私たちにしても、彼女のように喜んでくれる人がいるなら、多少面倒なことであっても、「やはり連れて行くか」となるのです。

では、行って参ります。

日々是好日
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