薄曇り。夜には雨が降り出すそうです。
今日は昨日とうって変わって、かなり肌寒い。昨日は「吾妻橋」経由で、「浅草寺」の「雷門」に着いた頃には、もう汗だくになっていました。
行徳から日本橋(もちろん、東西線です)へ行き、そこから銀座線に乗り換えて、浅草へ。所要時間約40分で、片道280円。
新入生たちは、この「課外活動」などを通して、少しずつ日本に慣れていきます。
以前、中国人学生が多かったときなど、自分たちで、人(直接の知り合いでなくても、知り合いの知り合いの、そのまた知り合いということもあったでしょう)を頼りなどして、いろいろなところへアルバイトに行っていましたから、私たちなどよりもずっと地下鉄に詳しいという学生もいました。来たばかりで日本語があまりわからなければ、いい仕事などありません。ですから、雇ってもらえそうな工場などへ当たりをつけたり、紹介してもらったりして行くのです。高校を出たばかりの学生もそれをしていましたから、やはり逞しかったのでしょう。
最近は、日本でも労働力不足ということもあり、自転車で行ける近所の工場やホテルなどでも採用してもらえるので、(来たばかりでも)それほど困らないようですし、それに、同国人や同じ学校から来た人もいるので、その人たちが銀行へ連れて行ったり、市役所に連れて行ったりしてくれるので、こちらの雑務もぐんと減りました。
ただ、スリランカ人学生は自分たちでやりくりして部屋を借りているようですが、ベトナムの学生はそれがまだできないのです。実は、寮で大騒ぎして問題を起こすとか、そのほか警察沙汰を起こすとか、そんな目に余ることが多いので、彼ら(ベトナム人学生)だけには、寮に住むことを申請の条件にしてあるのです。それに、スリランカ人学生は、学校の近くで部屋を探すことができるのですが、ベトナムの学生は、電車でしばらく行ったところにある、ベトナム村(?といわれるベトナム人が多く住む地域があるのですが、そこ)へ行きたがるのです。
行ったら最後ですね。疲れて勉強どころではなくなる。もっとも去年くらいからでしょうか、2年目の学生の中から、チラホラ、学校の近くに部屋を借りることができる者が出てきました。自分たちで部屋を借りることができれば、それが一番良いですね。もちろん、問題を起こしたり、遠くへ行くというのはだめですけれども。
さて、昨日の「浅草」です。
学生達はほとんどが時間を守り(2.3の例外を除いて)、すんなりと出発することができました。留学生の欠席は2名だけです。
乗り換えの時も落とすことがなく、そのまま浅草に着き、ホッ。
けれども、本当に学生達は写真を撮るのが好きです。「吾妻橋」の上からも、「スカイツリー」をバックに、一人で、あるいは友達と、またクラスで、また他の仲間たちと一緒にという具合に、いろいろなポーズで写真を撮っています。
でも、中にはこんな学生もいました。スカイツリーを見て、うれしそうに「あれが、東京タワーですか」。「…いいえ、違います」。がっかりしていましたね。やはりまだ東京タワーの方が有名なのかしら。
写真好きがあつまっているからでしょうね、なかなか進みません。「雷門」の「大提灯」の前から、もう動かないのです。それで、業を煮やして、先に行きます。先に行っていた学生もいたと見えて、途中でミャンマーの学生に会ったり、タイの学生に会ったり、ネパールや中国の学生に会ったりしました。ということは、ベトナムとスリランカの集団以外の学生達は、適当に自分たちで楽しんでいたと見えます。
タイの学生が、「タイ人がたくさんいました」と報告してくれました。そうか、他国の人間にはわからないけれども、同国人にはわかるわな。
今日、やって来た学生達に聞いて見ると、楽しかったという返事が返ってきました。けれども、食べ物が高かったから、買えませんでしたという返事もありました。そうですね、来たばかりの学生達には、まだ無理かもしれません。
日々是好日
今日は昨日とうって変わって、かなり肌寒い。昨日は「吾妻橋」経由で、「浅草寺」の「雷門」に着いた頃には、もう汗だくになっていました。
行徳から日本橋(もちろん、東西線です)へ行き、そこから銀座線に乗り換えて、浅草へ。所要時間約40分で、片道280円。
新入生たちは、この「課外活動」などを通して、少しずつ日本に慣れていきます。
以前、中国人学生が多かったときなど、自分たちで、人(直接の知り合いでなくても、知り合いの知り合いの、そのまた知り合いということもあったでしょう)を頼りなどして、いろいろなところへアルバイトに行っていましたから、私たちなどよりもずっと地下鉄に詳しいという学生もいました。来たばかりで日本語があまりわからなければ、いい仕事などありません。ですから、雇ってもらえそうな工場などへ当たりをつけたり、紹介してもらったりして行くのです。高校を出たばかりの学生もそれをしていましたから、やはり逞しかったのでしょう。
最近は、日本でも労働力不足ということもあり、自転車で行ける近所の工場やホテルなどでも採用してもらえるので、(来たばかりでも)それほど困らないようですし、それに、同国人や同じ学校から来た人もいるので、その人たちが銀行へ連れて行ったり、市役所に連れて行ったりしてくれるので、こちらの雑務もぐんと減りました。
ただ、スリランカ人学生は自分たちでやりくりして部屋を借りているようですが、ベトナムの学生はそれがまだできないのです。実は、寮で大騒ぎして問題を起こすとか、そのほか警察沙汰を起こすとか、そんな目に余ることが多いので、彼ら(ベトナム人学生)だけには、寮に住むことを申請の条件にしてあるのです。それに、スリランカ人学生は、学校の近くで部屋を探すことができるのですが、ベトナムの学生は、電車でしばらく行ったところにある、ベトナム村(?といわれるベトナム人が多く住む地域があるのですが、そこ)へ行きたがるのです。
行ったら最後ですね。疲れて勉強どころではなくなる。もっとも去年くらいからでしょうか、2年目の学生の中から、チラホラ、学校の近くに部屋を借りることができる者が出てきました。自分たちで部屋を借りることができれば、それが一番良いですね。もちろん、問題を起こしたり、遠くへ行くというのはだめですけれども。
さて、昨日の「浅草」です。
学生達はほとんどが時間を守り(2.3の例外を除いて)、すんなりと出発することができました。留学生の欠席は2名だけです。
乗り換えの時も落とすことがなく、そのまま浅草に着き、ホッ。
けれども、本当に学生達は写真を撮るのが好きです。「吾妻橋」の上からも、「スカイツリー」をバックに、一人で、あるいは友達と、またクラスで、また他の仲間たちと一緒にという具合に、いろいろなポーズで写真を撮っています。
でも、中にはこんな学生もいました。スカイツリーを見て、うれしそうに「あれが、東京タワーですか」。「…いいえ、違います」。がっかりしていましたね。やはりまだ東京タワーの方が有名なのかしら。
写真好きがあつまっているからでしょうね、なかなか進みません。「雷門」の「大提灯」の前から、もう動かないのです。それで、業を煮やして、先に行きます。先に行っていた学生もいたと見えて、途中でミャンマーの学生に会ったり、タイの学生に会ったり、ネパールや中国の学生に会ったりしました。ということは、ベトナムとスリランカの集団以外の学生達は、適当に自分たちで楽しんでいたと見えます。
タイの学生が、「タイ人がたくさんいました」と報告してくれました。そうか、他国の人間にはわからないけれども、同国人にはわかるわな。
今日、やって来た学生達に聞いて見ると、楽しかったという返事が返ってきました。けれども、食べ物が高かったから、買えませんでしたという返事もありました。そうですね、来たばかりの学生達には、まだ無理かもしれません。
日々是好日