昨年末以降、私がめっきり衰えた体調不良の内容は、主に二つ。一つは腰背痛だが、これは程度の差はあれ高齢女性によくあることだ。この一連の記事では、差し当たってもう一つの「皮膚炎」、特に鼻付近の皮膚炎の経過等について述べたい。炎症の面積や傷みに着目すれば、それは「小さな病気」だ。ところがそれが、こんなにも大きな悩みになるとは・・当初は予想だにしていなかった。
最寄りの皮膚科医院に通い、ヘルペス(単純ヘルペスの一種の鼻ヘルペス)と診断されて処方薬の内服と軟膏塗布を続けたが、鼻孔内の吹出物は再発を繰り返す。1ヶ月経っても2ヶ月経っても3ヶ月経っても治らない。たかがこのくらいで!と軽視に努めたが、次第に精神状態にも影響が出てきた。私の場合、心の不調は胃の不調に直結。食欲不振は更なる体力低下と更なる心の不調を招く。悪循環に陥り始めた。免疫も落ちる一方だったと思う。
鼻孔内の吹出物がやや間遠になったかと思われた5~6月を経て、7月上旬、発赤と爛れと痛みを伴う炎症が鼻翼と鼻下へ一挙に広がった。通院している医院の医師の一人は「帯状疱疹」と診断した。抗ウィルス薬などを処方されたが、治るどころか、鏡を覗くたびに炎症範囲が少しずつ少しずつ広がっている。怖ろしくなってきた。そのうち顔ぢゅうに広がって「お岩さん」のようになるのだろうか、或いは、脳にまで達して死病になるのか・・とまで不安に苛まれる。元々虚弱傾向の私がこの齢まで長生きしたことの方が不思議かも知れないが、悲しいかな、私は死ぬ覚悟が未だ出来ていないのだ。お恥ずかしい話だが。
7ケ月以上にわたる今回の病状経過の中で、大きな転換点となったのが8月19日!
心身の悩みを独りで抱えきれなくなった私は、近所の友人のK子さんに特に請うて来庵してもらい、体も心も弱った私の状態をありのままに聞いてもらったのです。真摯に向き合ってくださったK子さんの実に貴重な知的アドバイスと優しさは、私の体と心の立ち直りを、そっと、そして確実にスタートさせてくれた・・
最寄りの皮膚科医院に通い、ヘルペス(単純ヘルペスの一種の鼻ヘルペス)と診断されて処方薬の内服と軟膏塗布を続けたが、鼻孔内の吹出物は再発を繰り返す。1ヶ月経っても2ヶ月経っても3ヶ月経っても治らない。たかがこのくらいで!と軽視に努めたが、次第に精神状態にも影響が出てきた。私の場合、心の不調は胃の不調に直結。食欲不振は更なる体力低下と更なる心の不調を招く。悪循環に陥り始めた。免疫も落ちる一方だったと思う。
鼻孔内の吹出物がやや間遠になったかと思われた5~6月を経て、7月上旬、発赤と爛れと痛みを伴う炎症が鼻翼と鼻下へ一挙に広がった。通院している医院の医師の一人は「帯状疱疹」と診断した。抗ウィルス薬などを処方されたが、治るどころか、鏡を覗くたびに炎症範囲が少しずつ少しずつ広がっている。怖ろしくなってきた。そのうち顔ぢゅうに広がって「お岩さん」のようになるのだろうか、或いは、脳にまで達して死病になるのか・・とまで不安に苛まれる。元々虚弱傾向の私がこの齢まで長生きしたことの方が不思議かも知れないが、悲しいかな、私は死ぬ覚悟が未だ出来ていないのだ。お恥ずかしい話だが。
7ケ月以上にわたる今回の病状経過の中で、大きな転換点となったのが8月19日!
心身の悩みを独りで抱えきれなくなった私は、近所の友人のK子さんに特に請うて来庵してもらい、体も心も弱った私の状態をありのままに聞いてもらったのです。真摯に向き合ってくださったK子さんの実に貴重な知的アドバイスと優しさは、私の体と心の立ち直りを、そっと、そして確実にスタートさせてくれた・・