無題

あえて言うのだが・・・・


俺は今後の人生を、なるべく

「楽観的」に生きようと思う。


先のことなんかあれこれ想像して悩んだって

どうしようもないし、

その悩んでる時間だって、もったいないじゃないか。

「落ち込んでる自分を楽しむ」ような人もいて・・

それはそれでいいけど、

俺はやはり、

（「現実」の酷さを考えるとちょっと無茶かもしれないけど）

「楽観的」に行きたい。


すべては考え方ひとつなのだから、

（起こってしまったことは起こってしまったことだ。）

「切羽詰る」ことなんて無くていいのだ、本当は。

「締め切り」なんて、ぶっちぎってしまえばいいし、

「他人の決めた規則」や「世間的なモラル」なんて、

実は俺には、何の関係もないんだぜ。


俺は俺の生きたいように生きていいんだ、

でもどうしてそうできないのか？ってのは

なかなかの難問では、ある。


いや、100％理想通りに・・・ってのは無理だと思うぜ。

そんなの、ミック・ジャガーだって無理だ。

ピカソだって・・・ミシマユキオだって

無理だったんじゃないかな。


それで、不満足なのか？って誰かに尋ねられたとしたら・・・

俺はきっと「そうでもない」って、答える。


何と言っていいのか、

微妙なところなのだけれど、


とにかく。

九月

今日から九月だ。

思い出すのはアース・ウインド・アンド・ファイアーの

「セプテンバー」と

一風堂の「すみれセプテンバー・ラブ」と

ハード・フォーク時代のＲＣサクセション、

「九月になったのに」である。


ところで俺の父親のほうの旧姓は「久郷」だったので

もし俺がその名前を継いでいたら

「キューちゃん」になっていたのだろうか・・・ということを

前に書いたことがあったのだけれど、

さっきぼんやりしていたら急に思い出した。

俺がまだコドモで、東京に住んでいた頃、

人生で初めて出来た友達が

「岡本」という苗字だったので俺は彼のこと

「オーちゃん」と呼んでいて、

その「オーちゃん」は俺のことを「キューちゃん」と

呼んでいたのだった。父親の旧姓「久郷」なんて知りもせずに。

オーちゃんとキューちゃんってのは、「おばけのQ太朗」だな。

藤子漫画の影響は根深い。


・・ということは俺は、

人生初のあだ名が「キューちゃん」だったのだ。

はっきり言って、どうでもいいような話だが。


俺が広島県に引越ししてからは、「オーちゃん」との

親交は途切れてしまった。コドモだからね、そりゃそうだ。


でも

二十歳になったばかりの頃、東京を訪れて、

子供の頃住んでいた「戸山ハイツ」に行ってみたことがある。

ふと思いついて、

その「オーちゃん」の住んでいた

マンションを訪ねてみた。

彼の家族はまだそこに住んでいたけど、

当然ながら俺のことなど覚えていなくて、

突然の見知らぬ男の訪問にすごく不審がられてしまって

むむ・・・何だかなぁ・・・と

がっくりしてしまったことがあった。


ちょうど今ぐらいの季節で、

今日みたいな天気で、台風が近付いて来ていた。


夏の終わりの始まりの頃。