カネのことに言及する。

2023-10-14 18:50:43 | Weblog

ロックンロールスター達は皆、大金持ちなのだそうだ。

 

キースリ・チャーズはプライヴェート・ジェットとフェラーリと何台かの車を保有し、

そういえば60年代の有名なキースの家「レッドランズ」も豪邸だったな。

 

もとポリスのスティングもロンドン市内に3軒、家を持っているらしい。

オアシスのノエルの家も有名な「スーパーノヴァ・ハイツ」で、大豪邸だったな。

忌野清志郎が極貧からのブレイク後、

ポルシェを乗り回していると知った時は、けっこうショックだった、

あまりにもイメージと違い過ぎて。

 

何だか・・・ロックで金持ちって、イメージが合わないなぁ。

 

ロックは、どうしてもどうしても、赤貧のイメージがある。

 

でも、ロックも売れれば、カネになるんだよな。

 

甲本ヒロトは、以前はハーレーの883を無改造で乗っていたそうだが

今はオールド・トライアンフらしい。英車の旧車は、カネかかる。

故障しても部品とか皆無だからさ。

 

奥田民生はクルマとか乗らないからその分、いいだろう・・ということで

1千万越えの希少オールド・レスポールを買ったと以前、インタヴューで言っていた。

 

 

ロックがカネになる、ってなんか不思議な気がする。

 

当たり前だが、僕と僕の周辺はそういうのと無縁だ。

 

自慢にも何にもならないが。

 

いいのか悪いのか。

 

でも

 

でもそれでいい・・・ような気がする。

 

カネの分配はバンドの結束にヒビを入れるし、

カネなんて・・・・・・・・・・バンドの運営に介在して欲しくない。

 

極端に言えば、ロックでカネなんか稼ぎたくは、ない。

 

アートなのだロックは。

 

いやそうか、アートだって所詮、金勘定か。

 

かのヴィンセント・ヴァン・ゴッホだって

生前に売れた絵は一枚だけだった、と聞く。

 

かの宮沢賢治だって、

生前に刊行された本は一冊だけだったのだ。

 

ゴッホにも、賢治にも、ほとんどカネなんて入ってないはずだ。

 

 

僕は毎日朝から晩まで、ヒィヒィ言いながらカネを稼ぐために働いている。

肉体労働だ。へとへとになる。

だから休日は、至福である。

 

ライヴは休日に設定している。

僕としては、

ライヴ演れるだけで、それだけでただただ、幸せである。

 

だから、それでいいのかもしれない。

 

 

カネ。

 

 

僕はまだ若かった20歳代前半に、

お世話になってたファンダンゴの、紙マッチをかなり無駄遣いしていたことを思い出す。

煙草一本火をつけるのにわざと、、紙マッチひと箱を使ったりしたのだ、虚勢で。

 

あんなしょうもないことをするくらいなら

千円札とか一万円札に火をつけて煙草に発火させるべきだったのだ、

全盛期のスコット・フィツジェラルドみたいに。

 

でも当時の自分としてはゴージャスな気分だった。

 

いまでは、反省している。

 

 

エコでない。

 

 

 

 

 

煙草も、十年前に・・・・止めた。

 

 

 

 

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