コロナ禍は我々にとって、
延々と続く、冷たい 冬の嵐のようなものだった。
ずいぶんずいぶん長かった気がするが、
それも終わりかけの今日この頃、
気が付けば何とかツブされずに我々は、生き延ることが出来た。
幸いなことにバンドは健在である。
我々のごごときバンドというものの存在はとても朧気(おぼろげ)で、
すごく危ういものでもある。
風に飛ばされる種子のごとく。
厳然と「ある」と言えばあるのだが、いつ消えてもおかしくない。
「バンドの存在」というものはいつもいつも、とても不確かなものである。
どんな「バンド」でもそうだが、「実体」を持たない、幻影のようなものなのだ。
ただの「不確かなエネルギー体」とでも言うか。
そんな我々が
どのようにして存在証明をするか???というと、
当たり前のようだが「ライヴ」を実現させることである。
それが一番早い。
ライヴをやっている瞬間は確実に「バンド」は存在する。
しかしそれも昨今、そんなに簡単なことではない。
あれや、これやを超えて、スケジュールを二転三転させて、
不義理をして、いろんなことを捻じ曲げて、
とにかく「やる」という意志のもとに「ライヴ」にたどり着く。
逆に言えばもう、そのようにしてしか
「ライヴ」にたどり着くことは出来ないのだ。
そんな風な、気の遠くなるような道程を経て、
来年1月のライヴが決まった。
今から言うから聞いてくれ。
2023年1月8日(日曜日)
場所は 大阪・中津・VI-Code
ジミープロジェクト「BACK TO EGG」
OPEN18:30 START 19:00
前売り3000円 当日3500円(共に1ドリンク代別途)
ツイキャス配信2500円
出演
gangstars
ROCA’66
ひとつひとつのライヴを大事にしよう、と
近年は切に思っている。
昔みたいに滅茶苦・・・・・・いや、昔話は止めよう。
我々は現在に生きているのだ。
それは、そのことだけでスゴイことだ。
そしてありがたいことに、音を出せるのだ。
見渡せば、戦争とか戦争とか侵略とか汚職とかヘイト議員とか戦争とか
金持ち優遇とか消費税増税案とか戦争とか戦争とか・・・・・
ひどすぎる、クソみたいなことが多いが、
それでも僕は「世界は素晴らしい」と思いたい。
まだちょっと先だけど来年一月、ライヴで、ライヴハウスで会おう。