ラジオ番組、とりあえず終了。そして我々は何を歌おう?

2019-03-28 21:08:45 | Weblog

怒髪天の増子くんが半年前から東海ラジオでやっていたラジオ番組

「TUTAYA LIFE TIME MUSIC」が昨日で最終回だった。

残念・・・・・・・・・でも、もしかしてこれって、

初めから、野球中継のない時期の期間限定番組だったのかな?

時期とか時間帯とか考えたら、恐らく、そうなのだろうという結論に達した。

しかし、半年間、たっぷり楽しませてもらった。

増子兄ィ、お疲れ様。

何だかんだ言って・・・ラジコで俺、ほとんど全部の回、聞いたな。

シミーがゲストの回、悪くなっかたぜ。

そういえば・・一回だけ忘れてて聞き逃した回があって、その日は「アニソン」をかけてたらしくて、

俺は実はアニソンが苦手で、だからまぁ・・・・良かったのかな。

最近の放送では毎回、「青春データ補完計画」ライヴの告知をやっていたので

それはつまり、毎回、増子くんが「ロカ・シックスティ・シックス」と言ってくれる、ということなので

毎回、ちょっと嬉しかった。

さて昨日の最終回分の放送ではゲストがフラワーカンパニーズの二人で、

俺はフラカン、全然興味なくて、

以前に、怒髪天のライヴの打ち上げに参加した際に

妙にオーラのない人たちがいて、それがフラカンだったのだが、

今日の放送でかかったフラカンの3曲は、全部良かった。見直した。

オーラもない、ルックスも普通、喋りが面白いわけでもない、というようなバンド。

彼らはつまり、「楽曲」で勝負していて、それで生き延びているんだ・・ということが

よくわかった。

「深夜高速」という曲は色々と疎い俺でも知っていたのだが、

今日かかった「ハイエース」も良かった。しかし、どう聞いてもテーマは同じだ。だが「深化」している。

彼らは、以前より更に「疲れて」いる。

昨日も日記に書いた、「ツアーがキツい」ということがテーマなのだろう。

そしてその中で、どう前向きに生きるか。

面白いし、共感できるけど、確かに「限定的」な内容だな、とも思う。

それでも、良かった。俺はフラカン、好きになったよ。


怒髪天の現在のところの最新シングル曲「HONKAI」もかかった。

この曲について、言いたいことがある。

昨日の放送で増子くんは、この歌の中には「怒り」がある・・・って言ってた。

あまりにも「伝わらない」ことに関する怒りが。

でもこの曲のサビで歌われてる言葉は

「ロックバンドが本気で信じてないでどうする?こんな腐った世界をいつかきっと変えられると」

であって、これは「自問」だ。他人に怒ってるワケではない。

彼は「信じたい」のだ、ロックを。だから自問を繰り返す。

そういう在りかたって、すごく素敵だ、ストイックとも言える。

そんな風に読み解いたとき、この歌はとても感動的に響く。

これはつまり、一種の「祈り」でもあるのだ。







俺は何を歌おう?と、今更ながら思う。

そして、7月に怒髪天と同じステージに立てることを嬉しく思う。




  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする