まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

第10回四国八十八所めぐり~夏の西土佐へ

2017年07月15日 | 四国八十八ヶ所
四国八十八所めぐりを始めて最初の札所めぐりとして徳島の鳴門から板野町を回ったのが、ちょうど1年前の7月である。あれから合計9回の札所めぐりを重ねて、土佐市にある36番の青龍寺まで進んでいる。高知も東から進んで中部の土佐市まで回ってきたことになる。

さて、その次である37番は土讃線の窪川駅近くの岩本寺、そして38番は足摺岬の金剛福寺、次いで39番の宿毛の延光寺と回ると、土佐、高知の札所をクリアとなる。夏本番となり、8月の夏休みも今年は四国に向かうとして、関西からもっとも遠い土佐、伊予の南西部分を回ることにする。

そこでまずは高知に残る3ヶ所であるが、関西からのアプローチや、なかなか行けないエリアなので観光も組み入れたいなとか、あれこれ時刻表を出しては検討する。まず7月15日からの連休の中でどうするか。宿泊については中村、足摺岬、宿毛、果ては手前の須崎などという案も出た。須崎が出たのは、高知から窪川の間が列車で過ぎるだけで終わるのが惜しく、漁港としても知られる須崎に1泊もありかなという程度のことだが・・・。

また一方で、愛媛西部の回り方もある。宿毛から宇和島の間の愛南町に40番の観自在寺があるが、ここなどは「四国を一周する形を取る」ということでいえば、宿毛側から行きたい。大阪から瀬戸内回りでアクセスするコースと出くわすまでそのやり方である。

あれこれ考えた結果、この第10回は、岩本寺と金剛福寺を目指すことにした。15日は中村に宿泊ということでホテルを確保した(この記事を書いているのも、中村のホテルの一室からである・・・)。宿毛の延光寺については、次に宿毛から愛南町、宇和島と回る中で訪ねることにする。クリアしようと思えば可能な高知に寸止めのように一つ残すのはもったいないと思う方もいらっしゃるだろうが、これは人それぞれの回り方である。

実際どう動いたのかは次からの記事での話だが、まず今回大阪からの出発に選んだのは、湊町バスターミナルから高知行きのJR高速バスである。新幹線~特急乗り継ぎと比べると時間はかかるがそう遜色もないし、価格だと断然安い。まあ、こういうのもいいだろう・・・。
コメント