まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

近鉄、来春に持ち株会社に移行

2014年02月27日 | ブログ

経済のことには疎いのでよくわからない話なんだが・・・。

近鉄が来年春から持ち株会社に移行し、現業の鉄道部門や流通、ホテル、レジャー、不動産など各部門の関連会社がそれぞれ持ち株会社の傘下に入る計画があるという。

阪急・阪神もそうだが、これからの時代は鉄道会社そのものがいろんな部門に業務を広げるのではなく、それぞれ独立させて専門業務に特化させ、その統括機能を持つ会社が頭にくるというのが、鉄道会社が生き残る術ということになるのだろうか。

あべのハルカスのような、今後グループの中核となるような部門があるかと思えば、クラブツーリズム辺りはまだいいかな、特急しまかぜはお伊勢参りが追い風で好調としても、志摩スペイン村はどうだろうか。一方ではホテルでの食品偽装がマイナス要因になったり、不採算路線からの撤退、球団の売却、ラグビー場も譲渡・・・。元が大きなグループだったたけに、実に明暗分かれるところで、本当にこれからの生き残りをかけての過渡期なのだなと思う。

まあ、一般の人たちにとっては、それぞれの部門というかツールでよりよいサービスや魅力ある商品を提供してくれれば、いい会社である。それで商売がしやすくなるのなら、会社の形態など大きな問題ではないだろう。日本一の私鉄のメンツにかけても、企業改革が上手くいくことを願いたい。

ちなみに本業の鉄道で言えば、阪神なんば線の開通5周年を機に、阪神三宮から伊勢志摩への直通特急がいよいよ現実味とか。まずは団体扱いの特急を走らせるという。それが好調であれば定期運転へのはずみがつき、新たな展開になる。いずれ、姫路発伊勢志摩または名古屋行き特急というものも実現してほしいものである・・・・(大阪府民にとってはその特急に通常「通し」で乗ることはないから別にどちらでもいいと言えばどちらでもいいのだが)。

コメント