まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

ようやく見つけた415系車両

2007年03月04日 | まち歩き

昨日の記事で、常磐線~偕楽園~水戸線~宇都宮線のことを書いた。その中で、今月17日で引退する415系車両に乗ることがなかったことに触れたが、ようやくにして目にすること、乗ることができた。まあ、鉄道ダ○ヤ情報を毎月精読している「その筋」の人ならば、車両運用は全て事前に把握して、その列車をピンポイントで押さえることなだ朝飯前のことだろうが・・・。

P3031252_1こういうごちゃまぜな連結の仕方とかも、嫌いではない。何か変化の過程を見ているようだ。

P3031253そして、いわゆるこの手の「セミクロス車」が埋まるという光景も、この先ほとんど見られなくなるのかな。東京近郊区間の列車はほとんどロングシートになるし。

さて、昨日宇都宮線の帰りに途中下車したのが、赤羽。宇都宮線・高崎線・京浜東北線・埼京線の列車が接続する北の玄関駅。その一方で、下町の風情も残しているところである。赤羽駅の北口改札から東口へ出て、その名も「OK横丁」(何がOKなんだろうか?)へ入り込み、足をとめたのが「八起」。「やきとん」の大きな提灯が出ており、いかにも昔ながらの居酒屋という佇まい。

P3031250_1比較的早い時間に訪れたのだがカウンター、テーブルにはすでにお父さん連中が陣取っており、怪気炎を挙げている。店の中央に調理場があり、焼き担当、鉄板担当、一品モノ担当など6人くらいの男たちがずらりと並ぶ。そして注文聞きや配膳係がいるが、こちらも男。いかにも「酒場」の風情だ。最近ある「つくりもの」で演出された昭和風情ではなく、長年の商売の積み重ねが醸し出す雰囲気。

ホッピーこそなかったものの、焼酎を単純に炭酸で割った酎ハイを軸に、やきとん(一人前5本370円。一種で5本でも、2種を3本と2本でも、5種を1本ずつの盛り合わせでもよい)とか、古くからの味という「チャーメン」(もやしと肉と玉子の炒めもの)などを味わう。一品ごとの値段も安いし、酒場の雰囲気もよい。通勤経路から外れるのでそう毎日寄ることはできないが、また通ってみたい店の一つになった。この店に限らず、赤羽の街の雰囲気も面白そう・・・。

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