能登半島で地震。
被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。
今回の地震、その規模は決して小さなものではなく、捉えようによっては新潟県中越地震よりも大きく、阪神淡路大震災にも匹敵するものという。それが、確かに新聞の一面を飾る記事にはなったというものの、地震発生時にマスコミ各局が特番に変更するほどでもなく、私地震も26日になってからその発生を知ったというくらい。単純に私がのんびりしているからかもしれないが、地震の規模の割りにそれほど騒ぎにならなかったのは、人的被害が少なかったからということもあるが、要は首都圏や阪神に比べれば「地方の出来事」だったということだろう。うーん、能登「半島」だからなあ・・・。中越地震の時のように、日本海側の物流網を寸断するようなことはないし。
ちょうどGWの計画を立てていたところで、5月の1・2日を境目とした後半戦に、能登半島を訪れようと、旅行会社の往復JR・宿泊機関のセットプランの申し込みをしていた。JRの予約可否が、出発日の1ヶ月前にならないと出ないのでなんとも言えないのだが、OKであれば、今回崩落した能登有料道路を使用したレンタカー利用を考えていたのだ。
この記事を書いている時にも、テレビの速報では更なる余震の情報。しばらくは能登半島も地震で悩まされる時間が続く。
とはいうものの、だからといって「大したことない」と片付けようとしている自分も反省しないとね。地方のことといわず、もっと情報を伝えてほしいのだが。
これまで能登半島と地震というのが結びつかなかったのだが、こうして見ると、この国で地震の発生被害が未来永劫起こらない場所なんてないのだろうなという気がする。地震の発生時期や規模が予測できない以上は、地震が起こらないようにするというよりは、仮に地震が発生したとして、その被害をいかに最小限に食い止めるか、万が一被害が発生した時の救済措置をきちんとしておくというくらいしか対策がないだろう。
一日も早い復興を、祈念します。