まつなる的雑文~光輝く明日に向かえ

まつなる兄さんのよしなしごと、旅歩き、野球、寺社巡りを書きます。頼りなく豊かなこの国に、何を賭け、何を夢見よう?

朝青龍、千秋楽待たずに20回目の優勝

2007年01月21日 | ブログ

2007012100000006maipspoview000_1 大相撲初場所は今日の千秋楽を待たずに、予想通り朝青龍が優勝。これで大鵬、千代の富士、北の湖、貴乃花に続く20回目の優勝。今場所は豊ノ島、豊真将、安馬といった若手力士が場所を盛り上げたものの、優勝争いとなるとまたも大関はどっか行ってしまい、またも横綱の独走を許した。カド番の記録を数えたり、「ツッパリ」の意味を間違えて相撲に全然強さがみられなかったり、まあいろいろ。

そんな中、今日のスポーツ紙によれば某週刊誌による「朝青龍の八百長疑惑」というのが掲載されるそうな。どうせ買って読むほどの大したことは書かれていないんだろうけど。

何だかんだいって、マスコミのほうがいい加減なところありますからね。

まあ、大相撲と八百長というのは、相撲協会の歴史とともにずっとささやかれていたことで、そういう話題が出たしばらくは週刊誌をにぎわせて、その後いつの間にか消えてしまうというもの。大相撲興行にはどこか不透明な部分があり、そのことについて腹に一物ある人間がリークするんでしょう。そういう騒ぎ自体が消えたのかもみ消されたのはわからないが。そういえば一昔前に、元・大鳴戸親方(元・高鉄山)というのが協会挙げての八百長について延々と語っていたことがあったと思うが、いつの間にかどこか行ったんでしょうね。(親方自体がまさかこの世からもみ消されてしまったりして?)

八百長ががあるのかないのかは別として、今の朝青龍とその他の力士の実力に差があるのはそれ以前に明らかなこと。「あれだけ横綱が勝つのは八百長をしているからだ」と言われること自体、他の力士がライバルと言われるだけの結果を出していないことの裏返しである。

週刊誌もそういう八百長ネタを書くくらいなら、大関・三役陣のふがいなさを「相撲」という面からみて取り上げたらどうですかな・・・・。

(写真=毎日新聞社)

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