にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

西条バンドライブ

2008年05月12日 | ジャズ、音楽
5月11日 札幌「ジェリコ」
西條史宣(tb)佐々木伸彦(g)高柳真衣子(p)ゲスト 井浦しのぶ(vo)

同日の向井滋春のライブとバッティングしたが、ブラジルものやるので西條バンドを選択。
とは言うものの、ブラジル音楽ではジョビンとジルベルト位しか知らない門外漢のおらですが(ジャズだって長いこと聴き続けてるだけで、耳に馴染んでるだけで、呆然とライブ会場にいることが多いですが・・)、読書のBGMにボサノバ系がかかる確率は高く、リラックスしていてシンプルで耳当たりの良い、そのくせとても深遠な感じが好きである。

ボサノバのその場の空気そのものが「ほわ~ん」とした感じを出すのは難しいみたいですね。ジャズのリラクゼーションとは異質の脱力感は独特のものなのかな。スタン・ゲッツでさえ出せなかったし・・・
インストだと3人ともブラジルテイスト出す為に抑え気味に聴こえたが、ボーカルが入ると3人の本来の顔がちょいと出たりするのにニヤリとさせられた。

ボサノバってボーカルの「うまへた感」(むしろ「へたうま感」?)に秘訣があるような気がします。そういった意味では(?)リーダー自身のボーカルにボサノバの可能性があるのでは・・・?
面白かったので、またやって欲しいです。


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2 コメント

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Unknown (西條tb)
2008-05-12 18:12:42
向井滋春さんのライブを押しのけてのご来場ありがとうございました。

ボサノバは、やっぱり手強いですね。楽器の編成とかもあるけど、基本が歌だから、それを素材にっていっても、ほんとうに力量が試される。
ほんとうは、アドリブとかも無くていいんじゃないの?とかも思ってしまったり。


とはいえ、面白かったと言っていただけても、今回やった甲斐がありました。この方向は自分でももっと追求して行きたいのでまた機会にはよろしくお願いします。「リーダー自身のボーカル」は当分先ですが。

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基本が歌ですか (くたくたにゃん)
2008-05-13 09:20:32
ならばリーダーが思わず歌ってしまったあの瞬間が一番ボサノバ的だったのでしょうか?

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