にゃおん・ざ・こーなー

北国に住む、猫とジャズが好きな親爺の日々。

音場空間

2010年09月12日 | オーディオ
メインのオーディオシステムを
DVDプレーヤー→手作りDAC(オペアンプ、に交換)、自作ボリュームボックス(東京光音)→パワーアンプ(クラウンD45)→スピーカー(ALTEC604-8H)というプリアンプ無しのCD専用にしたわけですが、大分音が変りました。
プリアンプとして使っていたAC電源の安物ミキサー(充分値段以上の働きはするのですよ)を外したことが音の鮮度を大きく向上させたようである。(プリアンプで音が良くなるという説もあるが、中途半端なものは無い方がまし・・・)
それからけっこうDACのオペアンプ交換が効いている様な気がします。

今まではカチッとまとまって聞こえていたものが、個々の楽器が場に拡がって聞こえます。
例えば「パラレル・リアリティーズ 」(ジャックディジョネット、ハービーハンコック、パットメセニー)。
三位一体というか三人の音が塊りとなったスタジオ録音作品として聞こえてたのが、今はライブ的な空間に三人が存在して演奏しているように聞こえる。

大げさかもしれないが作品のニュアンスが微妙に変わったような気がします。
オーディオ的には改善されたのかもしれないし後戻りできないけど、従来の聞こえ方のバンドの一体感というのも捨てがたいものがありましたね。

明瞭になりいままで聞き取れなかった音が聴こえてくるなんてのはオーディオの醍醐味であり、素直に悦び楽しめばいいのでしょうが、あまり重箱の隅つつき過ぎる様な聴き方をしていると本質を逃してしまうような気がします。

もう少し大らかな鳴り方を目指すべきなのかな?

コメント
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